やはり、創造神の加護はチートでした
45話 団体戦①
  すみません。冒険→冒険科にこの話から変えます。把握お願いします。
  あれから休日を挟んで3日後。冒険科では魔法組による団体戦が行われようとしていた。
「それではルールを説明します。今回の団体戦はトーナメントです。最初の対戦相手はくじで決めます。
  そして団体戦ではいかなる魔法でも使用を許可します。ただし相手を殺したり、後遺症を残すような重症を負わせるような魔法は禁止とします。
  勝敗は相手チームを全員戦闘不能にするか、相手チームのチームリーダーが降参を宣言するかです。」
  レオンはこの3日間で魔法威力の調整を練習した。もともと出来ていたのだが、万が一のためだ。
  そしてフィリアはレオンに魔法を教わっていた。その中には中級魔法から上級魔法、そして超級魔法も1つあった。もちろんレオンが教えただけあって、すぐにとはいかないがある程度まで使えるようになっていた。
「フィリア、前も言ったけど目標は戦闘の中で満足のいく魔法を何発も打つようになること。優勝は大前提だよ?」
  周りの生徒に聞こえないように配慮しながら改めて再確認した。
「分かっていますよ。教えてもらったことを存分に生かします!」
  フィリアは楽しみにしていたせいか、やる気に満ち溢れている。
「なら良いよ。でもあんまり無理しないでね。怪我されちゃうと困るから。しっかり頼ることも大切だからね?」
「分かりました!」
  そう言ってレオンはくじ引きを引くために前に向かった。
「全員集まりましたね。それでは今からくじ引きを行います。棒の先には番号が書かれています。最初の試合は1と2、3と4、5と6、7と8の組み合わせで対戦します。」
  そうしてみんな一斉にくじを引く。
  レオンが引いた数字は5だった。
「それでは順当にチームをコールしていくのでそれまで闘技場の客席で観戦して待っていてください。」
  その指示に従いフィリアと一緒に客席に向かった。客席に着くと1番最初に来たはずなのに何故か人影があった。
「……学園長?なぜここに?」
「やぁレオン君。久しぶりじゃの。儂がここにいる理由は暇だからじゃ。それとレオン君。」
  暇だからって……。副学園長の苦労が目に浮かぶ。それよりも
(何かあったっけ?)
「はい?なんでしょう?」
「その様子だと忘れているな。決闘の賭けの報酬を貰いに来ることじゃ。」
「あっ……。」
「本当に忘れてたのか。まぁいいじゃろ。受け取ってくれ。」
  そう言ってレオンに白金貨300枚を渡した。なかなかの金額だな。
  そう言えば貨幣について話してなかったので話しておく。
銅貨→10円
大銅貨→100円
銀貨→1,000円
大銀貨→10,000円
金貨→100,000円
白金貨→1,000,000円
  となっている。だから今回レオンがもらった金額は3億円だ。
「結構な金額ですね。」
「まぁ相手は貴族だからの。それもそうじゃろ。」
  確かに平民と貴族では財力に100倍以上の差がある。レオンは前世でも3億という金額はなかったので内心焦っている。
「まぁ不安だったらしっかり管理しておくことじゃ。」
「分かりました。気をつけます。」
  そう言って学園長はやることを済ませ終わり2人から離れていった。
「さぁ僕達も移動しようか。」
  とりあえずもらったお金はアイテムボックスにしまっておいた。
  そしてある闘技場全体がよく見える位置に腰をかけた。
「あ、そう言えば作戦とか決めてなかったけど一応決めとく?」
「大丈夫です。2人しかいませんし、それに作戦と言っても私が相手を倒していくところをレオンは見ているだけでしょう?」
  確かにそれもそうかもしれないが見ているだけというのはなぜだか癪に触った。
「いや僕も戦うよ。と言っても最後の方だけどね。その時は少し引いて欲しいかな。」
「分かりました。また面白い魔法を見せてもらえそうですし。」
「期待しすぎだよ。でもまぁ退屈はしないと思うよ。あ、そろそろ始まるみたいだね。」
  そうして闘技場には9人チーム同士が対峙している。
「これより1番対2番の模擬戦を行います。ルールはさっき述べた通りです。それでは……始め!」
  すると片側のチームは威力の弱い魔法を連射して相手のチームに放っている。ただし1人は未だに詠唱しているらしい。
  もう一方のチームはいきなりこの数の魔法が来るとは思わなかったのだろう。回避行動を取ったり魔法を当てて相殺したりと後手に回ってしまった。
  そして長い詠唱が終わった。恐らく水の上級魔法だろう。大量の水が津波のように相手チームに押し寄せ、根元からさらって行った。
  それでチームは壊滅。確かに津波の威力は大きかった。それでも何人かは立つことが出来たが次は弱い魔法を防げず地に伏した。
「そこまで1番の勝利です。」
  勝者コールが宣言された後は相手チームを医務室に運んでいく複数の先生の姿が見えた。
(あの先生なかなかスパルタだなぁ。)
  今更ながらそう思った。普通の授業で負傷者をだし、それのためにほかの先生を集めるなんて普通ありえないだろう。
(まぁ、その方が楽しくていいんだけどね。)
「では次、3番と4番のチームは降りてきてください。」
  そして次の対戦。6対14が始まる。
  
  あれから休日を挟んで3日後。冒険科では魔法組による団体戦が行われようとしていた。
「それではルールを説明します。今回の団体戦はトーナメントです。最初の対戦相手はくじで決めます。
  そして団体戦ではいかなる魔法でも使用を許可します。ただし相手を殺したり、後遺症を残すような重症を負わせるような魔法は禁止とします。
  勝敗は相手チームを全員戦闘不能にするか、相手チームのチームリーダーが降参を宣言するかです。」
  レオンはこの3日間で魔法威力の調整を練習した。もともと出来ていたのだが、万が一のためだ。
  そしてフィリアはレオンに魔法を教わっていた。その中には中級魔法から上級魔法、そして超級魔法も1つあった。もちろんレオンが教えただけあって、すぐにとはいかないがある程度まで使えるようになっていた。
「フィリア、前も言ったけど目標は戦闘の中で満足のいく魔法を何発も打つようになること。優勝は大前提だよ?」
  周りの生徒に聞こえないように配慮しながら改めて再確認した。
「分かっていますよ。教えてもらったことを存分に生かします!」
  フィリアは楽しみにしていたせいか、やる気に満ち溢れている。
「なら良いよ。でもあんまり無理しないでね。怪我されちゃうと困るから。しっかり頼ることも大切だからね?」
「分かりました!」
  そう言ってレオンはくじ引きを引くために前に向かった。
「全員集まりましたね。それでは今からくじ引きを行います。棒の先には番号が書かれています。最初の試合は1と2、3と4、5と6、7と8の組み合わせで対戦します。」
  そうしてみんな一斉にくじを引く。
  レオンが引いた数字は5だった。
「それでは順当にチームをコールしていくのでそれまで闘技場の客席で観戦して待っていてください。」
  その指示に従いフィリアと一緒に客席に向かった。客席に着くと1番最初に来たはずなのに何故か人影があった。
「……学園長?なぜここに?」
「やぁレオン君。久しぶりじゃの。儂がここにいる理由は暇だからじゃ。それとレオン君。」
  暇だからって……。副学園長の苦労が目に浮かぶ。それよりも
(何かあったっけ?)
「はい?なんでしょう?」
「その様子だと忘れているな。決闘の賭けの報酬を貰いに来ることじゃ。」
「あっ……。」
「本当に忘れてたのか。まぁいいじゃろ。受け取ってくれ。」
  そう言ってレオンに白金貨300枚を渡した。なかなかの金額だな。
  そう言えば貨幣について話してなかったので話しておく。
銅貨→10円
大銅貨→100円
銀貨→1,000円
大銀貨→10,000円
金貨→100,000円
白金貨→1,000,000円
  となっている。だから今回レオンがもらった金額は3億円だ。
「結構な金額ですね。」
「まぁ相手は貴族だからの。それもそうじゃろ。」
  確かに平民と貴族では財力に100倍以上の差がある。レオンは前世でも3億という金額はなかったので内心焦っている。
「まぁ不安だったらしっかり管理しておくことじゃ。」
「分かりました。気をつけます。」
  そう言って学園長はやることを済ませ終わり2人から離れていった。
「さぁ僕達も移動しようか。」
  とりあえずもらったお金はアイテムボックスにしまっておいた。
  そしてある闘技場全体がよく見える位置に腰をかけた。
「あ、そう言えば作戦とか決めてなかったけど一応決めとく?」
「大丈夫です。2人しかいませんし、それに作戦と言っても私が相手を倒していくところをレオンは見ているだけでしょう?」
  確かにそれもそうかもしれないが見ているだけというのはなぜだか癪に触った。
「いや僕も戦うよ。と言っても最後の方だけどね。その時は少し引いて欲しいかな。」
「分かりました。また面白い魔法を見せてもらえそうですし。」
「期待しすぎだよ。でもまぁ退屈はしないと思うよ。あ、そろそろ始まるみたいだね。」
  そうして闘技場には9人チーム同士が対峙している。
「これより1番対2番の模擬戦を行います。ルールはさっき述べた通りです。それでは……始め!」
  すると片側のチームは威力の弱い魔法を連射して相手のチームに放っている。ただし1人は未だに詠唱しているらしい。
  もう一方のチームはいきなりこの数の魔法が来るとは思わなかったのだろう。回避行動を取ったり魔法を当てて相殺したりと後手に回ってしまった。
  そして長い詠唱が終わった。恐らく水の上級魔法だろう。大量の水が津波のように相手チームに押し寄せ、根元からさらって行った。
  それでチームは壊滅。確かに津波の威力は大きかった。それでも何人かは立つことが出来たが次は弱い魔法を防げず地に伏した。
「そこまで1番の勝利です。」
  勝者コールが宣言された後は相手チームを医務室に運んでいく複数の先生の姿が見えた。
(あの先生なかなかスパルタだなぁ。)
  今更ながらそう思った。普通の授業で負傷者をだし、それのためにほかの先生を集めるなんて普通ありえないだろう。
(まぁ、その方が楽しくていいんだけどね。)
「では次、3番と4番のチームは降りてきてください。」
  そして次の対戦。6対14が始まる。
  
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キャベツ太郎
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