rainytale

いろしゅけ

rainytale☻✄✐✆☜➷☝︎

この話を開いている君に質問しよう。
…そうだなぁ、君はこれなんて答える?
『棄てられたモノはどこへ行くと思う?』
大抵の人は天国やらなんだろう。
でも私は違う。
ずっとこの世ここをさ迷い続けるんだ。そう思う。
きっと…犯罪者は地獄行きだからね。
…ん?よく見たら君……いやぁ。私の息子がお世話になっているね。
これからも、 ︎☜☻ ︎☟の事を頼んだよ…
さあ、いったいった。














よう、どうした?そんな驚いた顔して。
話はいきなり変わるが..俺は前にとても最悪な夢を見たって言ったろ?
たまにはいいこともあるもんだ。
とてもハッピーな夢を見たんだ。
お?聞きたいか?..そうだなぁ。いいぜ。あんたはいつも世話になってるからな。










生き甲斐が死んだ。
まだ数年は生きれた筈なのに。
死んでしまったのは病気のせいじゃない。
麻薬をキメてる頭の狂ったやつの暴走運転に轢かれて死んでしまった
俺はその時いろんな言葉が身体の底から湧き出てきた。
「俺がいたらこんな事には」
「そいつを地獄にたたき落として俺の生き甲斐レインの何兆倍もの痛みを教えてやる」
「どうして」

俺はどうしてもそのヒトゴロシに手を出すことは出来なかった。
手を出せば、俺も捕まってしまうからだ。
悔しかった。
でも懲役は長いことになるだろう。
1番残酷な方法で処刑されればいいのに

…手も足も出せない。
そうと分かっていると、段々やる気が失せていき外に出る機会も減っていった。
つまりクソ人間(骨)の完成


俺はいつも通り、ベッドと毛布の間に身体を挟んでは窓から見える人やモンスターを見ていた。
そんなある日…
弟が
{にいちゃん!!その子捕まえて!!}
と、小さな見知らぬモンスターの子供と共にドアを勢いよく開けて俺の部屋で走りまわる。
状況がカオスすぎて呑み飲めない

しばらくしたら、2人は疲れたのか床に寝転がりこんでしまった。
すると、見知らぬモンスターの子供は俺の方をしばらく見つめ、明るい顔をして俺に飛び込んできた。
「シアン!」
「なっ、なんで嬢ちゃん俺の名前を…?」
{兄ちゃん!その子変なんだ!僕の名前を知っていたり、得意料理を知っていたり、まるで兄弟みたいなんだ!}
!?ど、どういう事だ?
「わからない?シアン…僕の事。」
そのモンスターの子供をよく見返すと、懐かしい姿が浮かんできた。
「れ、レイン…?」
「そうだよ!気付いてくれた?」
懐かしい心地がした。
銀色の髪、ルビー色の瞳、そして記憶。
「前世の母さん譲りの特徴は..ついでにもってきたんだな?」
「そういえばそうだね」
{はぁ…一件落着か..もうすぐご飯だから1階に降りといてね}
「「はーい」」




そして俺達は今度こそ幸せに、そして結ばれましたとさ。




ハッピーエンド..てか?

コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品