神王のスローライフまで

グランアース

第3章第9話   魔王討伐戦1



「おらあっ!」

「勇者様を護衛しろ!残りは、勇者に近い魔族を倒せ!」

一応、軍団だな。
俺と華楓とリルの3人と護衛の2600人だ。

現代だったら、二個大隊くらいかな?
軍については知らないけど...... 。

「りゅうくん、どいて!」

『ファイヤーストーム!』

『ファイヤーアロー』

「GAaaaaa!」
「aaaaaaaaaaa!」

「げっ!なんだよ、人みたいな形して怪物みたいなしゃべり方をするな!」

正直、気持ち悪い。
人の形してて、倒れかたがヤバイな

「まぁ、サンキュー。華楓、リル。」

「どういたしまして。」

「これくらい、どうってことないですよ!」

さて、ここら辺はあらかた片付いたかな

「龍一様!」

「どうした?」

「王都にこんなものが...... 」

それは、何かの指輪だった。

「龍一!ごめんそれ、ちょっと見せて!」

「えっ、ああっておい!急に取るなよ。」

「やっぱりそうだ。」

手が震えて、リルが泣きそうだ
大事そうに抱え込むってことは...... 

「リルちゃん。もしかしてそれって...... 」

「国王様の指輪。ラリティア王国の新王即位のときに、使われる指輪。代々、王家に受け継がれてきたの。」

大事な物が見つかったけど、国王の死は本当だな。
まさか、こんなときに国王が変わるだなんて。

「龍一様!魔族がここに集まって来てます!力を貸してください!」

ちっ!、もう集まってきたのかよ。

「俺も先陣に出る!華楓は援護を頼む!」

「わかった!」

ちっ!集まるのが多いな。
クラスメイトは大丈夫か?

ちょっと危ないな、普通の剣で戦ってるけどケラウノスに変えるか

「少し後ろに兵を引かせてくれ!」

「了解しました!」

そして、少しずつ後ろに下げていく。

いまの内に、取り出して。

「ケラウノス!その力をここにしめせ!」

『スキル 剣空刃』

そのまま、魔族を一閃

そして、後ろにいる魔族達にも当たる。
ただ、建物にも亀裂が入った。

ちなみに、スキルは神王だ。
掛け声はかっこ良さそうだからだ。

「よっしゃ!成功だ!」

「おおっ!流石龍一様!」

何人か、声をもらす。

「今のうちだ!魔族を倒せ!」

その掛け声とともにもう一度突撃を始める。

「「「「「「「「うおおおおおおおおおおお!」」」」」」」」


「リルっ!大丈夫か?」

「大丈夫...... 心配ないよ。」

と、リルが話すが俺にはリルが光っているように見えた。



































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