神王のスローライフまで
第二章第21話 奪還作戦2
作品の題名変えます
「私は、アッシュルド帝国第一皇女、カレン-フォン-アッシュルドですわ。」
「単刀直入に言います。我が、アッシュルド帝国はラリティア王国との同盟を望んでいますわ。」
「ど、同盟?」
「そうですわ。無論、批判などがあるでしょうが、我が国との対立は国家の理念の違い、魔王軍に対抗するための軍事同盟ですわ。」
ここで、アッシュルド帝国が同盟を結びに来たと言ってもなんで俺達が呼ばれるんだ?
「あなた達に来てもらった理由は勇者の中で一番強いパーティーを連れて来てほしいと私が願ったからですわ。」
あっ、そうか。
でも
「俺達は、勇者の称号を持っていないぞ、持っているのは、蓮斗って言う奴だけど。」
「では、私から質問いたしますわ。
何故あなた達は勇者の称号を持っていないのに、現状境の中で一番強いのですか?」
「!それは、俺達が効率の良いレベル上げなどしてるからでは?
元々俺達の世界ではゲームで、レベル制度があるからな。」
「?その、レベルせいど?というのは知りませんけどあなた達は勇者のレベルより物凄く高い人がいますわよね。小鳥遊 龍一様?」
「!!何故、俺の名前が解る」
「ご想像にお任せいたしますわ。(ニコッ)」
何故、あいつは俺の名前が解るんだ。
まさか、鑑定が神眼まではいかないが、相当なレベルなのか?
「我を塵のように扱うのはやめてくれないか?リルフィアと華楓殿もだが」
「す、すいません。」
「まあ、ラリティア王国とアッシュルド帝国との同盟は1度持って帰る。
それと、華楓殿とリルフィアにはちょっと余の部屋に来てくれないか?
何、リアスシアもいるから。
ゆっくりと話すが良い。」
「あっ、その前にラルを呼んでくれませんか?」
「後で従者に話しておこう。」
「失礼します。龍一様、何か、ご用ですか?」
「いや、取り敢えずここにいてくれ。」
「かしこまりました。」
取り敢えずラルも呼んだし大丈夫だろう。
リルと華楓は国王様のところにいるし
「さて、これで邪魔者がいなくなりましたわね。」
「何を話すつもりだ?」
「その前に、私は皇女なのですわよ。あなたは良くそんな口を開けますわね?」
「あっ!」
しまった、相手は皇女だぞ!
「ふふふ、失礼しました。面白いですわね、龍一様は。あなた様はこの世界の勇者なんですから私達はあなた達に膝まずかないといけないんですわよ?」
「それで、なんのようだ」
「あら、立ち直りが早いこと。
そうですね。まずは私のことを話さないといけないですわね。
私は........................何度も何度も夢の中でアッシュルド帝国と共に滅んでいます。
もちろん、帝国の皇族全てがです。
私も含めてですが...... 」
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