漆黒王の英雄譚
第3話 自己紹介と転生するにあたって
創造神「さてとまずはお主の自己紹介でもせい」
悠斗「あ、はい。えっと、魔壁悠斗です。なんか神獣とか言うのに殺されてしまってここにいます。よろしくお願いします・・・・・・これでいいんですか?」
創造神「ふむ。構わんじゃろ。それではワシから自己紹介でもするかの。では改めて。ワシは創造神タクロスじゃ。創造を司る神じゃ」
創造神タクロス様は何だかザ・神という感じで白い髭を蓄えた顔に皺のあるお爺さんだった。
???「私の名前は破壊神シャルル。破壊を司る神よ。地球ではあんまり良くない風に言われてるけどそんなことないから安心してね。」
破壊神シャルル様は女性の神様で黒く美しい髪を腰まで伸ばした人だった。
???「我は日輪神サウナス。日輪、太陽を司る神だ。」
日輪神サウナス様はオレンジ色の髪を短く刈り上げた我系男性だった。
???「妾は月輪神ルミナスじゃ。月輪、月を司る神じゃ。」
月輪神ルミナス様は深いコクを持つ黄色の髪を持ち黒いドレスを来た妾系女性だった。
???「俺は武闘神グレン。武闘を司る神だぜ」
???「私は魔法神カルミナです。魔法を司る神をしています。」
???「あっしは商業神タナトスと言います。まあ、商いを司る紙をやっとります」
???「僕は遊技神キリア!遊びと技術を司る神をしているよ!」
???「私は時間神クロシス。時間を司る神である。」
???「あたしは空間神カロナ。空間を司る神よ。」
???「私は生命神フィアナと申します。生命を司る神をしています。よろしくお願いします」
???「私は叡智神ガリウス。知識を司る神だ。」
創造神「ふむ。全員終わったかのぉ。悠斗よわかったか?」
悠斗「はい。名前と司ってるものしかわかりませんでした。」
武闘神「がはははっ!そりゃそれしか話してないからな!」
創造神「まあ、今はそれだけで良い。では本題に入ろうかのぉ。まず、転生するにあたって話すことが2つ。1つは先程出た使命について。2つ目はスキルについてじゃ」
悠斗は使命と聞いてゴクリと唾を飲む。
創造神「お主に与える使命は・・・・・・・・・・・・」
悠斗「使命は・・・・・・・・・」
緊張した空気が流れる。
創造神「特にない」
悠斗「へ?」
創造神「うむ。特にないのじゃ。まあ、あることにはあるがそんなに重要じゃないし、使命という程でもあるまい。」
武闘神「まあ、どうせ会うことになるだろうしな!」
叡智神「そうですね。」
創造神「うむ。注意することはあるスキルの事じゃ。これを説明するには長い時間がかかる。お主も早く転生したいじゃろ?」
悠斗「そうですね。ウキウキしてます」
創造神「うむ。端的に言おう。大罪スキルを持つ者に気をつけよ。奴らは神の力の1部じゃ。簡単には倒せない。」
悠斗「大罪スキルですか・・・・・・いわゆる七つの大罪てきなものですか?」
破壊神「まさにそれの事よ。傲慢、憤怒
強欲、嫉妬、怠惰、色欲、暴食。この7つの罪のスキルを大罪スキルと言うわ。」
創造神「奴らは一つ一つが強力でな。使いようによっては世界が滅びる。まあ、お主は将来的には会うかもしれんが大丈夫じゃろ。気にせんでいい。異世界を楽しんで来るといいじゃろ」
悠斗「は、はぁ」
創造神「ふむ。では次にスキルの事じゃ。まずはお主にわしらの加護を与える。それはワシらからのお詫びの1部じゃからの。」
そう言うと全員が悠斗に手をかざした。
すると、悠斗の体がぼんやりと光り始め、やがて光は収まった。
創造神「よし、これで加護は与えられたの。では次に転生特典じゃ。」
悠斗「転生特典?」
遊戯神「そう!転生する人間は絶対にひとつ神からスキルを受け取るんだ!」
日輪神「今回は特別にあなたにお前に選ばせてやることにした。もちろん自分が使ってみたい魔法でもいいし、オリジナルのスキルでも構わない。」
悠斗「なるほど。オリジナルでもいいんですね?」
創造神「そうじゃの。ただし大罪スキルは出来ないから勘弁してくれの」
悠斗「いえ、構いません。それじゃあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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コメント
華羅朱
商いを司る紙ではなく
神ですよね
アケディア
真壁から魔壁に名前変わってますよ。
1話では真壁でした
ノベルバユーザー339205
商いを司る紙?