魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!種族チートで世界最強~
第3話 旅の決意
  ということは俺TUEEEEじゃねえか!
 「賢人さん。他の人には自分の種族を明かさないでください。絶対とは言いません。ですが、あなたのために死ねる様な人にしか話してはいけません」
 「・・・俺が吸血鬼だからか?」
 「はい。本来、吸血鬼とはすでに滅亡した種族です。転移して吸血鬼になるのは貴方が初めてですが、吸血鬼はハッキリいって、常軌を逸脱しています、再生能力に種族特有の魔法、寿命に関しては3000年をこえます」
 「3000年!?・・・じゃあ何故滅んだんだ?」
 「それは・・・その・・・」
 「・・・・・・神の仕業か?」
 「ッッ!!・・・そうです。吸血鬼は普通の状態でも下界に敵う生物はいません。それに加え、真祖ともなれば神をも超えます。真祖は元々相反するはずの神と神の子共、つまり邪神と女神です。しかし、そんなことを神々が認めるはずがありません。女神と邪神を無理やり引き剥がし、子供を下界に落としました。ですが、それが神々の過ちでした。下界の生物のほとんどを吸収した吸血鬼はある上級神との子を作りました。その結果、吸血鬼はひっそりと繁殖を進め、上級神を殺しに来た神を殺してしまいます。神をも殺せると神々は分かり、排除しようと考え、神々全員で殺しに行きました。さすがに神々を全部倒すことは出来ず、吸血鬼は滅んでしまいました。これが滅んだ理由です」
 「なるほど・・・それでシルアは俺を殺すのか?」
 「あまり私を見くびらないでください!!たとえ、神々と敵対することになっても私はあなたを護ります!!」
 「そうか・・・ならいい。お前がいてくれればな」
 「〜〜〜〜〜っ!それ無自覚ですか!?」
 「ん??何が?」
 「はぁ・・・もういいです。それじゃ意識を戻しますよ」
 「分かった」
  そして俺は意識を失った。
 「何故夜風さんの心の声には少しノイズがかかるのでしょうか・・・」
  何も無い白い空間にポツリと1人の少女?の声が響く。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
  俺が意識を取り戻すと目の前には血を撒き散らしているオーガがいる。
 
  ドクン。ドクン。
 「うっ!くっ!何だ?血を見た瞬間身体が疼いて・・・。飲みたい?あの血を?」
  自分が自分じゃ無くなる感じがする。そして、意識が虚ろになる。
 「・・・・・・まぁ吸血鬼だから仕方ないか・・・」
  ガブッ!!
  何だ?力が湧いてくる。美味い。俺は直ぐに2体のオーガの血を飲み干した。
  そうか・・・やっぱり俺は吸血鬼なのか・・・。
  どこか悲しいような気がする。しかし、もう俺はその事を認めなければいけない。吸血鬼としてこの世界で生きていくには・・・力だ!力が必要だ!魔王の軍団?全て吸い尽くしてやる!
  とも思ったが、それじゃさっきの話の奴と変わらないじゃないか。まぁ、強くはなりたいし?ここの魔物は頂くけどさ、やっぱり異世界なんだよ!楽しまなきゃな!
 
 「となると・・・やっぱ、鑑定でスキルとかを片っ端から調べるか。ステータスはなんか開かなくても分かるし・・・ってなんか増えてるぞ?これは俺の吸血による能力か?まぁ、鑑定すれば分かるか」
  俺のステータスには剛力というスキルが増えていた。
  「よし!鑑定!」
  俺は自分のわかるやつ以外を鑑定した。ライトノベル読んでたら大体分かるけどな。
  ユニークスキル
 ・魔眼
全ての気配、体温、動きの軌道、相手の心情を見透かすことが出来る眼。
 ・魔法図鑑
種族スキルを含め、ありとあらゆる魔法の詳細が載っている。魔法がかなり覚えやすくなる。
  スキル
 ・鬼神化
鬼人化の上位互換。鬼神のように強くなるのではなく、鬼神の力が上乗せされる。
  アビリティ
 ・日光の下を好む者
真祖が持つアビリティ日光の下を歩く者の上位互換。日光が当たるとステータスが3倍になる。
 ・夜に生きる者
吸血鬼が持つアビリティ。夜になるとステータスが5倍になる。
 ・聖なる者
光魔法の中の聖属性の効果を倍増させるアビリティ(プラスの効果だけ)。聖属性とは回復魔法など。
 ・血液タンク
自分の血、又は吸った血を一時的に溜めておくことが出来るアビリティ。いつでも取り出し可能。
 ・血液自動回復
血液が毎日増えるアビリティ。自分の血液量を超えると自動的に血液タンクへ送られる。血液が身体に入ると体力も回復する。
  ほほぅ。よく分からんが全部凄そう。そもそもアビリティって何だ?
 
 「鑑定!」
 ・アビリティ
スキル又はユニークスキルの継続するもの。魔力、体力などは使わない。
  おお!なんか凄そう!!まぁとりあえず魔法図鑑で魔法をひたすら覚えよう!
  それから俺はさっきのオーガ達のすみかの洞窟を見つけ約半年の間魔法に没頭した。
 
 「ふぁーあ!今日も清々しい朝だ!さて、そろそろここから出るか」
  俺は今日、この洞窟を出る。何故かって?昨日のうちにここにいた大体の魔物を美味しく頂いたからだ。それと、ずっと何も食べてないからだ。血しか飲んでない。分かるか!?この辛さ!半年の間水しか飲んでないみたいなもんだぞ?俺もちゃんとしたご飯が食べたーい!!
 「さて、スキル!魔眼!・・・1、2、3、4、・・・30か」
  スキル魔眼のおかげでここにいる魔物は残り30体と分かった。まぁ1000体くらいは頂いたからな。あ、そういえばルファスとかいう奴は1年に一回様子を見に来るらしい。あ、魔物を脅してなんてないぞ!決してな!そんなことか弱い俺に出来るわけないじゃないか!
 「さて、やりますか!」
 「賢人さん。他の人には自分の種族を明かさないでください。絶対とは言いません。ですが、あなたのために死ねる様な人にしか話してはいけません」
 「・・・俺が吸血鬼だからか?」
 「はい。本来、吸血鬼とはすでに滅亡した種族です。転移して吸血鬼になるのは貴方が初めてですが、吸血鬼はハッキリいって、常軌を逸脱しています、再生能力に種族特有の魔法、寿命に関しては3000年をこえます」
 「3000年!?・・・じゃあ何故滅んだんだ?」
 「それは・・・その・・・」
 「・・・・・・神の仕業か?」
 「ッッ!!・・・そうです。吸血鬼は普通の状態でも下界に敵う生物はいません。それに加え、真祖ともなれば神をも超えます。真祖は元々相反するはずの神と神の子共、つまり邪神と女神です。しかし、そんなことを神々が認めるはずがありません。女神と邪神を無理やり引き剥がし、子供を下界に落としました。ですが、それが神々の過ちでした。下界の生物のほとんどを吸収した吸血鬼はある上級神との子を作りました。その結果、吸血鬼はひっそりと繁殖を進め、上級神を殺しに来た神を殺してしまいます。神をも殺せると神々は分かり、排除しようと考え、神々全員で殺しに行きました。さすがに神々を全部倒すことは出来ず、吸血鬼は滅んでしまいました。これが滅んだ理由です」
 「なるほど・・・それでシルアは俺を殺すのか?」
 「あまり私を見くびらないでください!!たとえ、神々と敵対することになっても私はあなたを護ります!!」
 「そうか・・・ならいい。お前がいてくれればな」
 「〜〜〜〜〜っ!それ無自覚ですか!?」
 「ん??何が?」
 「はぁ・・・もういいです。それじゃ意識を戻しますよ」
 「分かった」
  そして俺は意識を失った。
 「何故夜風さんの心の声には少しノイズがかかるのでしょうか・・・」
  何も無い白い空間にポツリと1人の少女?の声が響く。
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  俺が意識を取り戻すと目の前には血を撒き散らしているオーガがいる。
 
  ドクン。ドクン。
 「うっ!くっ!何だ?血を見た瞬間身体が疼いて・・・。飲みたい?あの血を?」
  自分が自分じゃ無くなる感じがする。そして、意識が虚ろになる。
 「・・・・・・まぁ吸血鬼だから仕方ないか・・・」
  ガブッ!!
  何だ?力が湧いてくる。美味い。俺は直ぐに2体のオーガの血を飲み干した。
  そうか・・・やっぱり俺は吸血鬼なのか・・・。
  どこか悲しいような気がする。しかし、もう俺はその事を認めなければいけない。吸血鬼としてこの世界で生きていくには・・・力だ!力が必要だ!魔王の軍団?全て吸い尽くしてやる!
  とも思ったが、それじゃさっきの話の奴と変わらないじゃないか。まぁ、強くはなりたいし?ここの魔物は頂くけどさ、やっぱり異世界なんだよ!楽しまなきゃな!
 
 「となると・・・やっぱ、鑑定でスキルとかを片っ端から調べるか。ステータスはなんか開かなくても分かるし・・・ってなんか増えてるぞ?これは俺の吸血による能力か?まぁ、鑑定すれば分かるか」
  俺のステータスには剛力というスキルが増えていた。
  「よし!鑑定!」
  俺は自分のわかるやつ以外を鑑定した。ライトノベル読んでたら大体分かるけどな。
  ユニークスキル
 ・魔眼
全ての気配、体温、動きの軌道、相手の心情を見透かすことが出来る眼。
 ・魔法図鑑
種族スキルを含め、ありとあらゆる魔法の詳細が載っている。魔法がかなり覚えやすくなる。
  スキル
 ・鬼神化
鬼人化の上位互換。鬼神のように強くなるのではなく、鬼神の力が上乗せされる。
  アビリティ
 ・日光の下を好む者
真祖が持つアビリティ日光の下を歩く者の上位互換。日光が当たるとステータスが3倍になる。
 ・夜に生きる者
吸血鬼が持つアビリティ。夜になるとステータスが5倍になる。
 ・聖なる者
光魔法の中の聖属性の効果を倍増させるアビリティ(プラスの効果だけ)。聖属性とは回復魔法など。
 ・血液タンク
自分の血、又は吸った血を一時的に溜めておくことが出来るアビリティ。いつでも取り出し可能。
 ・血液自動回復
血液が毎日増えるアビリティ。自分の血液量を超えると自動的に血液タンクへ送られる。血液が身体に入ると体力も回復する。
  ほほぅ。よく分からんが全部凄そう。そもそもアビリティって何だ?
 
 「鑑定!」
 ・アビリティ
スキル又はユニークスキルの継続するもの。魔力、体力などは使わない。
  おお!なんか凄そう!!まぁとりあえず魔法図鑑で魔法をひたすら覚えよう!
  それから俺はさっきのオーガ達のすみかの洞窟を見つけ約半年の間魔法に没頭した。
 
 「ふぁーあ!今日も清々しい朝だ!さて、そろそろここから出るか」
  俺は今日、この洞窟を出る。何故かって?昨日のうちにここにいた大体の魔物を美味しく頂いたからだ。それと、ずっと何も食べてないからだ。血しか飲んでない。分かるか!?この辛さ!半年の間水しか飲んでないみたいなもんだぞ?俺もちゃんとしたご飯が食べたーい!!
 「さて、スキル!魔眼!・・・1、2、3、4、・・・30か」
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