“無能”から始まる世界最強

つかっちゃ

No.38 楽なダンジョン攻略4

あれからは順調にダンジョンを進んで行くことができた。
なぜ20階にのみあれだけ手強い敵が居たのかさっぱり分からないが。

「えっと…今ここは…」
「次で70階だな」
「もうそんなに来たんですか。20階層以外はほぼワンパンで倒せましたよ?」
「……ちょっとステ見るぞ」



エマ・シャミール     Lv.1200

称号            選ばれし者

種族            狐人族

                           本能解放
体力       15000    100000
魔力       30000    150000
攻撃力    9000      120000
防御力    8000      90000
敏捷力    10000    95000

使用可能魔法
基本五属性魔法(火,水,土,風,雷),精神魔法

スキル
詠唱省略,魔法耐性Lv.MAX,魔力操作,高速魔力回復,高速自動回復

固有スキル
本能解放クルサイオン


〚精神魔法〛
その名の通り精神に干渉することができる。



「………なんでもうレベル1000超えてんだよ…」
(はい。それは称号“選ばれし者”の影響でしょう。これは私の亜種能力であり、経験値の増加量を数百倍、数千倍にまで伸ばします)
「なるほどな…絶対あのドラゴンのせいじゃねぇか」
「どうでした?」
「ああ。正直もうほとんど俺らと遜色無いほど強くなってるぞ」
「なんじゃと!?それは真か!??」
「ああ。と言っても生身の方はまだ俺らの方が上だがな。本能解放時の強さがほとんどリオと変わらんぞ」
「なんと……これは妾もうかうかしていられないのじゃ」

そういってふんす!と鼻から息を出し気合を入れるリオ。そんなことしても今回はエマに任せるんだけどな。
そう思いながら70階に降りていくとそこには

──────既に息絶えたボスモンスターらしい物の上に座ってこっちを見ている一人の魔人が居た。

「あれ?あれれ?君って確かあの時の泣き虫の雑魚クンじゃないか〜」

そういって微小を浮かべ手を振ってきた。












その瞬間、雅久は今までエマについて話していて少し笑っていたが一瞬で無表情になり、瞬間移動のような速さでその魔人に切りかかった。しかし

コォン…………

そんな音をたてて透明な障壁に阻まれた。

「そんな好戦的な性格だったっけ?まぁいいや。また、楽しませてくれるんだよね?」

そういって口を三日月に裂き、笑みを貼り付けた。

「うるせぇ。今すぐ死にやがれ」

そういって雅久は空間魔法でその周辺全てを斬った。今度ばかりは防げなかったのか腕を切り落とされてしまった。

「へぇ、やるじゃん」

そう言って魔神族は切り落とされた腕をもう片方の手で持ち徐に切断面にくっつけた。すると既に接合されていた。


遠くでリオとエマは突然雅久が飛び出していった事に唖然としていた。しかし前に話してもらった事を思い出し納得した。
─あぁ、コイツが雅久を殺しかけたクズか。
そして同時に驚いてもいた。あの雅久がキレた事にもだが、あの魔人族も凄まじい強さだった事に。正直、エマとリオの二人がかりでもギリギリ倒せるか、位の強さだというのが直ぐに直感で分かってしまった。
リオは森羅万象を使い、その魔人族を見てみた。


ミゲル・ヘルミッド     Lv.1795

称号            魔王の加護

種族            魔人族

                           
体力       50000
魔力       62000
攻撃力    43000
防御力    35000
敏捷力    40000

使用可能魔法
基本五属性魔法(火,水,土,風,雷),闇魔法

スキル
詠唱省略,魔法耐性Lv.MAX,物理耐性Lv.MAX,魔力操作,高速魔力回復,高速自動回復

固有スキル
道化師ピエロ


道化師ピエロ
痛さや辛さなどの感情を笑いに変換する。それに伴い強さも上がる。しかし面白くないと弱くなる。



生身の強さだけなら雅久よりも上だ。しかし雅久には竜化がある。それを使えば直ぐに終わるだろうが雅久はあえて使わずに戦っている。なぜなら

「あんなにボコボコにされといて竜化なんて甘えるか!」

という誇示なのだが。

「いいねぇ…最高だ!!!そうこなくちゃなぁ?」

そういってミゲルは魔法を放った。

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コメント

  • Mountain

    え!こんなに強いってやばくない!?
    勇者たちにドラゴンけしかけたりする必要すらなく圧倒できただろうに・・・

    6
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