“無能”から始まる世界最強

つかっちゃ

No.9 二人の実力

サラに連れられてギルドの裏手にある修練場に来た。そこには何人もの冒険者達が居て1 vs 1で実践練習をしていた。

雅久達が入ると皆ざわざわしだした。冒険者達の情報伝達速度は早いらしく雅久がダンジョンを攻略したのがもう伝わっているらしい。しかも雅久本人がイケメンで連れであるリオも超絶美女なので皆すぐ覚えたようだ。
そして今、ギルドマスターに連れられてここ修練場に来たということはテストを受けに来たという事だ。皆、ダンジョンを攻略した人の力を知りたいのかぞろぞろと集まってきた。
そんな周りの冒険者達を無視してサラはテストを始めた。

「じゃあ、まず魔力量を測ります。この魔力計測石に手を当てて魔力を全力で込めてみてください。では雅久さんから」

そういってサラは魔力計測石を目の前に置いた。“全力で”込めろといってくるので魔力計測石は膨大な魔力を受け止めてくれるのだろうと信じて魔力を放出する。
しかし魔力を込めた瞬間、砕けてしまった。

「そんな!?この魔力計測石が割れるなんて…」

サラは魔力計測石が割れてしまったのが相当びっくりしているのだろう。呆然としている。しかしすぐはっとなって

「えーおほん!ならこっちに魔力を込めてください」

そう言って渡してきたのはさっきの計測石の2倍のサイズのものだった。
雅久は、まぁこのくらいのサイズがあれば耐えられるだろうと思いまた魔力を込めた。
そしてやっぱり割れてしまった。

「なんて魔力量なの…これが割れたのは初めてよ…」

そしてまた呆然としてしまった。

「ええっと、まあ雅久さんの魔力が凄まじいのは分かりました。次にリオさんどうぞ」

といって計測石を渡してきた。そしてリオも2つ割ってしまった。

「ほんとに、あなた達何ものなんですか?中級魔力計測石が割れるほど魔力を保持している人ですら珍しいのに上級魔力計測石まで割れるなんて…」
「いや〜ははは」

詮索されるのはちょっと面倒なので曖昧にごまかす。

「はぁ、もういいです。次に行きましょうか」

そういってサラは一気に疲れた様な顔をして移動を始めた。


「さて、次は魔法の威力のテストです。お二人の魔力量からして絶対にヤバそうなので最低火力でお願いします」
「「了解した(なのじゃ)」」

まずは雅久が基本の基本である火球ファイヤーボールを使った。
この魔法は普通なら・・・・5cmほどの火の球ができる。そう、普通なら。

「「火球」」

そう言うと二人とも1mほどの大きさの火球が出来上がって打ち出された。
ドゴン!と音を立てて壁にぶつかり大穴を開けて突き抜けてしまった。

その様子を見ていた周りの冒険者達、そしてサラは口をぽかんと開けて静かになった。そんな中サラは魔力計測の時にある程度慣れてしまったのか

「………最小火力でそれって…二人ともどうなってるんですか……しかも無詠唱って………」

なぜか呆れられてしまった。

「これでも結構抑えたほうだぞ?」
「そうじゃ。これより弱くしろって言う方が無理な話じゃ。」

冒険者達の方で

「やべぇ…あいつらまじやべえよ…」
「バケモンかよ…」
「イケメンと美女であの強さか……本当に爆ぜてください」

様々な感想があった。なぜそこでイケメンと美女が出てくるのは謎だったが。
そして呆れ顔をしているサラは

「お二人の強さなら恐らくですが白金プラチナでも良いと思いますが白金となると実績も必要なので今回は金ランクから初めてもらいます」
「わかった。これから実績を増やしていくことにするよ」

そういって雅久とリオは金ランクの冒険者カードを手にしてギルドを出ていった。
出ていった後のギルドはとても静かだった。そして、

「はぁ…壁、修理しなきゃなぁ…」

とサラの悲しい呟きが響いた。






「そういやダンジョン出てからステータス見てないな。それとリオのステータスも。」
「妾もご主人様のステータス知りたいのじゃ。見せてたもう」
「ああ、構わないぞ。といってもリオはステータスプレートもってないよな…それなら作るか。」

すると脳内で〈叡智之王よりスキル“創造”を制作しました〉というアナウンスが響いた。

「よし、これでいいな」

そういって今作ったステータスプレートをリオに渡した。


リオ・カレーシャ     Lv.1439

称号            神竜の加護

種族            原始竜

                             竜化時
体力       27600       200000
魔力       42000       250000
攻撃力    20000       200000
防御力    18000       150000
敏捷力    28000       180000

使用可能魔法
基本五属性魔法(火,水,土,風,雷),慣性魔法,竜魔法

スキル
言語理解,魔力操作,詠唱省略,身体強化Max,魔法耐性,物理耐性Lv.9,気配感知,気配,隠蔽

固有スキル
竜化,森羅万象




谷渕 雅久     Lv.1594

称号            限界を超える者,原始竜の主

種族            異世界神竜

                             神竜化時
体力       37800       234000
魔力       46000       320000
攻撃力    26500       280000
防御力    30000       200000
敏捷力    40000       230000

使用可能魔法
基本五属性魔法(火,水,土,風,雷),時空魔法(空間魔法,時間魔法),陽陰魔法(光魔法,闇魔法),重力魔法,竜魔法

スキル
言語理解,魔力操作,魔法耐性Max,物理耐性Max,限界突破,鑑定,気配感知,分身Max,身体強化Max,剣術Max,体術Max,魔力吸収,魔力譲渡,隠蔽,無拍子,創造

固有スキル
叡智之王メーティス,神竜化,竜の絆


俺のステータスめっちゃバグってると思ってたけどリオのステータスもなかなかにバグってるな…
それに見たことないスキルとかもあるし久々にメーティスに聞くかな。

『お呼びでしょうか、マスター』
(久しぶりだね、所でリオと俺のステータスに見たことないのが増えてるんだけど教えてくれる?)
『了解しました。』

そういって教えてもらったのは
〚神竜の加護〛
受けるどんなダメージも半減できる。竜神の近くにいる事でステータスが約1.5倍に倍増し、受けたダメージも徐々に回復される。
〚慣性魔法〛
慣性を操ることができる。
〚隠蔽〛
気配や匂い、ステータスを隠蔽、改竄できる。
〚原始竜の主〛
原始竜の承諾があれば3分間だけ融合でき、ステータスが足されさらに倍増する。しかし両方の体力が1割を切らないと発動されない。
〚時空魔法〛
時間魔法と空間魔法を合成したもの。同時発動が可能となる。
〚陽陰魔法〛
光魔法と闇魔法を合成したもの。
〚重力魔法〛
重力を操ることができる。
〚竜魔法〛
竜人族のみが使える魔法
〚魔力吸収〛
あらゆるものから魔力を吸収できる。
〚魔力譲渡〛
魔力を譲渡できる。
〚無拍子〛
予備動作を見せることなく行動できる。
〚竜の絆〛
絆が強まれば強まるほど強くなれる。そしてその相方も強くなれる。


うん。全部チートだね。

「やはりご主人様は強いのぉ。妾もなかなかに強いという自負があったのじゃがご主人様に比べれば弱いのぉ」
「いやいや、純粋なステータスではほぼ変わんないじゃん」
「そうじゃがスキルとかの数が桁違いなのじゃ」
「そうはいってもなぁ…」

そう、どっちもチートな強さなのは変わらないのだ。



よくわからない争い(?)をしたあとは

「よし、折角冒険者になったんだし何か依頼受けるか」
「そうじゃな、そうするとしよう」

そして依頼を受けにまたギルドに戻ったのだった。




どうもup主です。だらだらと長ったらしくなりました()
和服+のじゃ っていうキャラ個人的にめっちゃすこです(*˙˘˙)
あ、ありふ○た職○で世界○強のせいですはい(誰も聞いてない)

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コメント

  • 鬼崎

    いつも楽しみに読ませていただいています。
    私もあの作品のドMドラゴンさん好きなので、リオのキャラもかなり好きです!これからも頑張って下さい!

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  • Mountain

    「神竜の加護」がメーティスさんの説明で「竜神の加護」になってる気がします( ̄∀ ̄)

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