加護とスキルでチートな異世界生活

どど

15 ギルドカード


「たしかギルドは10歳以上なら登録ができるはずですけど?あ、もしかして知りませんでした?」

ちょっと挑発気味に言ってみる。そしたら見る見るうちに顔を真っ赤にして怒鳴ってきた。

「なんだと?10歳から登録出来るのは知ってるに決まってんだろ!?ガキがここに来るだけで邪魔だって言ってんだよ!!そんな事もわかんねーのか?あん?ほらガキは早く帰れよ!ガキ帰れ!ガキ帰れ!」

「「「ガキ帰れ!ガキ帰れ!」」」

他の3人も加わり「ガキ帰れ!」コールがギルド内に鳴り響く。

「皆さん静かにしてください!この子はまだ登録してないんですからギルド内で一般市民に問題を起こすとギルドへの永久追放となりますよ?そんな事になってもいいんですか?」

そういうこともあるのか?気をつけなきゃ。

「ちっ!ったくイラつかせてくれるぜ。
ならこうしようぜ!お前がギルドカードを作ってから俺達と訓練所で戦えや?な?」

あんまり目立ちたくないけどこっちから挑発したし仕方ないか。

「僕もそれで構いませんよ?舐められっぱなしは嫌なので。っと言うわけなので登録してもらえますか?」

「言ってくれるじゃねーかガキんちょ!早くこいつを登録してくれよ!」

「ほ、本当に戦うんですか?あの方あれでもCランク上位の実力者ですよ?」

「Cランクがどれ位か知りませんが何とかなるでしょう」

実際〈世界最強〉の称号も手に入れてるし神様達に訓練付けてもらったしな。

「そんな適当だと本当に死にますよ!!」

!急に大きな声を出すからビックリした

「それよりランクの事を教えて貰えますか?」

「そ、そうでしたね。ええとランクの説明がまだでしたね。ランクは基本的に上からEX、SS、S、A、B、C、D、E、Fの9段階ありまして、Cランクは下から4番目ですが上位の実力となるとBランク相当ですよ?それでも本当にやるんですか?」

「ええ、もちろんやりますよ」

「そうですかならこのカードに血を垂らしてください。血を垂らしてからしばらくするとギルドカードが完成します。ギルドなどの説明は必要ですか?」

後でナビーに聞けばいいか

「いえ説明は結構です。血を垂らしますね」

俺はそう言ってから渡されたナイフで指を少し切り血を垂らした。
血を垂らした瞬間ギルドカードが少しだけ光り光終わったら受付嬢さんからギルドカードを渡された。

「こちらがギルドカードになります。無くしますと大銀貨2枚払ってもらう必要がありますから気をつけてください。ランクはどんな方でもFランクからになりますのでご了承ください。」

「わかりました。失礼しますね」

受付嬢さんにそう言ってから酒場で騒いでる4人組の所へ向かった





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