黒竜転生〜ドラゴンに転生した男の物語〜

GдЙ

13話 紹介

町に戻ると王国騎士団の兵士達とエルが待っていた。エルはこちらに気づくと駆け寄ってきた。

「ルーク!大丈夫だった?」

「ああ、何ともなかったぜ、結構いいやつだったしな」

「そう、よかった、」

王国騎士団の兵士たちはガルムによっていった。

「隊長、どうですか?」

「ああ、少なくともこちらに敵対しているものではないな、だが、あの強さは只者じゃないな、どうにかして監視下には置いておきたいな、」

王国騎士団はこちらに近づいてくると話しを持ちかけてきた。

「ルークとやら、先ほどのワイバーンとの戦い見事だった。もしよければ王国まで来て国王に紹介したい。一緒に来ないか?」

国王へ紹介?一体何の意図があるのだろう?まだこいつらには信頼されているとは思わない、もしかしたら罠の可能性もあるな、ここは一応断っておくか。

「いや、それは有難いんだが、俺たちは用事があるのでお断りしとくわ!」

さあ、どう出る?力づくでくるのか?

ガルムは俺とエルの香りを交互に見るとニヤリと笑うと頷いた。

「ははは、そうかそうか、わかった!ならまたあった時にでも一緒に来てくれればいい。また会おう!」

そう言って笑いながらガルム達は帰っていった。

スゥーーー、ハァーー!

「緊張した〜!力づくできたらどうしようかと思った。」

「私も!変に緊張した。」

エルも緊張していたらしく安堵の表情を浮かべていた。

「とにかくご飯を食べ終わってからギルド探しにでもいこー!」

「そ、そーだなご飯の続きだな、」

そーして俺たちは宿の中に戻った。

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