人外と友達になる方法
閑話 3人の修行
この話は認定試験前の修行の様子を書いたものです。
別に読まなくても今後の話に影響はほとんど御座いません。
そして、他の話より長い話となっております。
それらを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。
今日から解放軍の本部での訓練が始まる。
「「「よろしくお願いします!」」」
悠火たち三人は貴人たち解放軍幹部に修行をつけてもらう約束になっているのだ。
「ああ! 今日からよろしくな三人とも」
貴人と天空が出迎えてくれる。他の幹部三人は見当たらない。
「それじゃ早速だが、お前たちにはそれぞれの師匠の元で修行してもらう。悠火殿は天狗と、光秀殿はぬらりひょんとだ」
「あれ? 俺は?」
「あ、奏鳴君は僕とです」
「またかよ!」
奏鳴はまたしても天空と闘うことになりそうだ。まったく……可哀想な奴だ。
「てことで、ぬらりひょんは大図書館に、天狗は裏山にいると思うから、それじゃ頑張れよ!」
「貴人と六合さんは修行つけてくれないのか?」
「あ〜俺は風狸の件で忙しいし、六合はちょっと訳ありなんだ」
「ふ〜ん、まあいいや。風狸の件頼んだぜ」
「おう、任しとけ」
貴人はそう言って資料の整理のために自室に戻って行った。
悠火たちは言われた通り、三人別々に別れて修行を開始した。
悠火は天狗に会うため裏山に行へ、光秀は館の二階にある大図書館へ、奏鳴は天空に半ば連行される形で訓練場へと連れて行かれた。
《悠火の修行》
「すみませーん! 貴人のおっさんに言われて来たんですけどー! 天狗さーん!」
呼んでみるが一向に返事がない。いないのだろうか。
そう思った悠火は自分の服の裾が引っ張られていることに気付いた。
[ここにいる]
いつの間にか悠火の隣には天狗が立っていた。
前回と同様スケッチブックに文字を書きコミニケーションを取っている。
天狗の面と相まって感情が読み辛い。
「えっと……修行つけてくれるんだよな?」
[うん]
「じゃあ、まず何をすればいい?」
[君は式神を使うんだよね? 取り敢えず呼び出して]
悠火は言われるがまま狐々愛を呼び出す。
「狐々愛!」
呼ばれた狐々愛が和装姿で現れる。
[天狐、久しぶり]
「おお! 天狗ではないか! 久しぶりじゃの!」
狐々愛は出会う妖怪全てと面識を持っている様だ。(河童は初めは気付いてなかったが)
妖怪の中でもかなりの高位妖怪みたいだし、当然といえば当然となのかも知れないが。
「お主が修行をつけてくれるということは、あれをするのか?」
[あれをする]
あれ、とは一体何だろうか。少し嫌な予感はする。
悠火は恐る恐る聞いてみた。
「あれって何?」
[君に教えることは一つだけ。それは憑依だよ]
「憑依? それって幽霊とかを体に宿すやつだよな? 前に黒鬼が奏にやったやつみたいな」
[大体そんな感じ。式神も憑依することが出来るの。というか、式神はもともと憑依して戦うことが真髄。今は廃れたようだけど]
天狗の説明によれば、狐々愛を憑依できるようになれば悠火も戦えるようになるらしい。
[まず一週間で憑依を習得してもらいます。それからは一日中憑依の維持。これが君の修行だよ]
「そんなことでいいのか? 任しとけ! やってやるよ!」
その時の悠火はあまり深く考えていなかったため、その様な返事をしてしまった。
そもそも憑依というのはある程度修行を積んだ妖術師でも体得するのに半年はかかるらしい。それを一週間でやれというのだから無茶な話だ。
それに憑依している間は継続的に妖力を消費する。
つまり一日中憑依していたら体はボロボロだ。
それを三ヶ月ぶっ続けでやることになった悠火が、三ヶ月をどのように過ごしたかは語るまでもないだろう。
《光秀の修行》
大図書館は名前の通り数千冊の本が並べられていた。
歴史書から何語かわからないような本、なんと漫画まであった。
「凄い……全部読んでみたい…」
「ふぉっふぉっ、これを見てそう思う者は珍しいの……」
本棚の向こうから老人が歩み寄ってくる。
解放軍幹部のぬらりひょんだ。
「あ、貴人さんに言われて来たんですが、修行をつけてくださるとお聞きして」
「私から教えることなどない」
「え? じゃあ僕はどうしたら」
「私から教えることはないが、ここにある本から学べることならある。先程全ての本を読みたいの言ったな」
「ええ……ですが三ヶ月しかないので全てのというわけには」
妖術師認定試験まではあと三ヶ月。いくら本が好きで速読が得意な光秀といえど数千冊の本を全て読むのは不可能だ。
「お主に一つ教えておいてやろう。式神使いの真髄は憑依だと言われておる。それは間違いない。憑依が出来る者と出来ない者の力の差は火を見るより明らかだ。そして妖術師の真髄は領域だと言われておる」
「領域?」
「左様。領域とは別名“完全支配空間”と言う。この空間内では術者の術式は必ず当たる。自分だけが術を使えて、相手は使えなくすることもできる。そうやって自分に有利な空間を創造すれば戦いにおいて勝ちはほぼ確実じゃ」
「それは……強力ですね」
攻撃必中の自分有利の空間を作ることが出来る術。
それをぬらりひょんが教えてくれるということだろうか。
「しかし、領域は一人一つまで。それも今までの生活や環境で決まっておる。つまり私から君の領域に関して口出しすることは出来ぬ」
「じゃ、じゃあどうすれば!?」
「そう慌てるな。ここの本に必ず答えがある。君はそれを自分の力で見つけ出し、自らの手で領域を切り開くのだ。そのために私の領域の力を貸してやろう」
そう言ってぬらりひょんは部屋の中央に立ち、印を結ぶ。
「領域展開・境分時流! これで良し。さあ思う存分本を読むといい」
光秀にはぬらりひょんが一体何をしたのかわからなかった。
さっきの領域展開はなんの効果があるのだろうか。
「窓から外を見てみるといい」
ぬらりひょんに言われ光秀は窓から外を眺める。すると衝撃の光景が広がっていた。
窓から見える景色が絵画のように止まって見えるのだ。
行き交う車や空を舞う鳥、その他の物の全てが止まっている。
「正確には止まってはおらん。しかし限りなく遅く動いている。私の領域の効果は私が指定した範囲外の空間の流れを約十分の一にする。強力すぎる代償として、領域展開中は他者への物理的干渉が出来んがな」
十分の一にするということは、一日=86,400秒が864,000秒になり、三ヶ月が77,760,000秒つまり約2.4年の月日と同じになるのだ。
「ありがとうございます。全部読んでみせます!」
こうして光秀の長い長い読書との戦いが始まった。
《奏鳴の修行》
「遅い! もっと速く!」
奏鳴は天空にとにかくしごかれていた。
天空の固有術式、霧幻之檻は霧に包まれた空間の中にある全てを把握することの出来る能力だ。
その霧の中で奏鳴はひたすら天空と組手をしていた。
動きが読める天空に一発でも攻撃を当てられるまで組手を続ける修行らしい。
それも黒奈と真白の能力を使わずに。
「くっ! はっ! おりゃ!」
生身では圧倒的な運動神経を誇る奏鳴も特級妖怪の前では無力だ。
一向に攻撃が当たる気配がない。
「動きを目で追おうとするな! 気配で! 音で! 気を感じるんだ!」
「そんな無茶な!」
「僕は無茶は言いますが無理は言いませんよ」
しかしいくらやっても当たらないものは当たらない。
(気ってなんだよ!?)
奏鳴は目を瞑って神経を研ぎ澄ます。
(天空の移動音が聞こえる……右……斜め左後ろ……)
しかしいくら場所がわかったところで肝心の攻撃は当たらない。
(天空の動きの先を読め! 予測しろ!)
そしてー
「そこだ!」
奏鳴の拳が天空の鼻先に触れる。
ようやく攻撃が当たった。
「お見事です。それでは次のステップです」
「は?」
「次は僕の攻撃を避け続けてくださいね。それでは始め!」
「ちょ! ちょっとは休ませて!」
それからしばらく定期的に奏鳴の悲鳴が聞こえたと、後に悠火は語った。
読んでいただきありがとうございます。コングです。
少し長くなりましたがどうだったでしょうか。
この話を読まなくても今後に支障をきたすことはありません。
しかし、あとがきを読んでいただいているということは恐らく皆さんは読んでいただいたのでしよう。
そんな皆さんに少しばかりのプレゼントです!
コメント欄に妖術師の名前を書いて貰えば、必ず作品に登場させます。出来れば読みかたもお願いします。(他人に不快感を与える名前・著作権法に引っかかる様な名前・あまりにも作風に合わない名前 などは採用し兼ねますのでご了承ください)
それではまた次回!
2020/5/12一部改稿
別に読まなくても今後の話に影響はほとんど御座いません。
そして、他の話より長い話となっております。
それらを踏まえた上で読んでいただけると幸いです。
今日から解放軍の本部での訓練が始まる。
「「「よろしくお願いします!」」」
悠火たち三人は貴人たち解放軍幹部に修行をつけてもらう約束になっているのだ。
「ああ! 今日からよろしくな三人とも」
貴人と天空が出迎えてくれる。他の幹部三人は見当たらない。
「それじゃ早速だが、お前たちにはそれぞれの師匠の元で修行してもらう。悠火殿は天狗と、光秀殿はぬらりひょんとだ」
「あれ? 俺は?」
「あ、奏鳴君は僕とです」
「またかよ!」
奏鳴はまたしても天空と闘うことになりそうだ。まったく……可哀想な奴だ。
「てことで、ぬらりひょんは大図書館に、天狗は裏山にいると思うから、それじゃ頑張れよ!」
「貴人と六合さんは修行つけてくれないのか?」
「あ〜俺は風狸の件で忙しいし、六合はちょっと訳ありなんだ」
「ふ〜ん、まあいいや。風狸の件頼んだぜ」
「おう、任しとけ」
貴人はそう言って資料の整理のために自室に戻って行った。
悠火たちは言われた通り、三人別々に別れて修行を開始した。
悠火は天狗に会うため裏山に行へ、光秀は館の二階にある大図書館へ、奏鳴は天空に半ば連行される形で訓練場へと連れて行かれた。
《悠火の修行》
「すみませーん! 貴人のおっさんに言われて来たんですけどー! 天狗さーん!」
呼んでみるが一向に返事がない。いないのだろうか。
そう思った悠火は自分の服の裾が引っ張られていることに気付いた。
[ここにいる]
いつの間にか悠火の隣には天狗が立っていた。
前回と同様スケッチブックに文字を書きコミニケーションを取っている。
天狗の面と相まって感情が読み辛い。
「えっと……修行つけてくれるんだよな?」
[うん]
「じゃあ、まず何をすればいい?」
[君は式神を使うんだよね? 取り敢えず呼び出して]
悠火は言われるがまま狐々愛を呼び出す。
「狐々愛!」
呼ばれた狐々愛が和装姿で現れる。
[天狐、久しぶり]
「おお! 天狗ではないか! 久しぶりじゃの!」
狐々愛は出会う妖怪全てと面識を持っている様だ。(河童は初めは気付いてなかったが)
妖怪の中でもかなりの高位妖怪みたいだし、当然といえば当然となのかも知れないが。
「お主が修行をつけてくれるということは、あれをするのか?」
[あれをする]
あれ、とは一体何だろうか。少し嫌な予感はする。
悠火は恐る恐る聞いてみた。
「あれって何?」
[君に教えることは一つだけ。それは憑依だよ]
「憑依? それって幽霊とかを体に宿すやつだよな? 前に黒鬼が奏にやったやつみたいな」
[大体そんな感じ。式神も憑依することが出来るの。というか、式神はもともと憑依して戦うことが真髄。今は廃れたようだけど]
天狗の説明によれば、狐々愛を憑依できるようになれば悠火も戦えるようになるらしい。
[まず一週間で憑依を習得してもらいます。それからは一日中憑依の維持。これが君の修行だよ]
「そんなことでいいのか? 任しとけ! やってやるよ!」
その時の悠火はあまり深く考えていなかったため、その様な返事をしてしまった。
そもそも憑依というのはある程度修行を積んだ妖術師でも体得するのに半年はかかるらしい。それを一週間でやれというのだから無茶な話だ。
それに憑依している間は継続的に妖力を消費する。
つまり一日中憑依していたら体はボロボロだ。
それを三ヶ月ぶっ続けでやることになった悠火が、三ヶ月をどのように過ごしたかは語るまでもないだろう。
《光秀の修行》
大図書館は名前の通り数千冊の本が並べられていた。
歴史書から何語かわからないような本、なんと漫画まであった。
「凄い……全部読んでみたい…」
「ふぉっふぉっ、これを見てそう思う者は珍しいの……」
本棚の向こうから老人が歩み寄ってくる。
解放軍幹部のぬらりひょんだ。
「あ、貴人さんに言われて来たんですが、修行をつけてくださるとお聞きして」
「私から教えることなどない」
「え? じゃあ僕はどうしたら」
「私から教えることはないが、ここにある本から学べることならある。先程全ての本を読みたいの言ったな」
「ええ……ですが三ヶ月しかないので全てのというわけには」
妖術師認定試験まではあと三ヶ月。いくら本が好きで速読が得意な光秀といえど数千冊の本を全て読むのは不可能だ。
「お主に一つ教えておいてやろう。式神使いの真髄は憑依だと言われておる。それは間違いない。憑依が出来る者と出来ない者の力の差は火を見るより明らかだ。そして妖術師の真髄は領域だと言われておる」
「領域?」
「左様。領域とは別名“完全支配空間”と言う。この空間内では術者の術式は必ず当たる。自分だけが術を使えて、相手は使えなくすることもできる。そうやって自分に有利な空間を創造すれば戦いにおいて勝ちはほぼ確実じゃ」
「それは……強力ですね」
攻撃必中の自分有利の空間を作ることが出来る術。
それをぬらりひょんが教えてくれるということだろうか。
「しかし、領域は一人一つまで。それも今までの生活や環境で決まっておる。つまり私から君の領域に関して口出しすることは出来ぬ」
「じゃ、じゃあどうすれば!?」
「そう慌てるな。ここの本に必ず答えがある。君はそれを自分の力で見つけ出し、自らの手で領域を切り開くのだ。そのために私の領域の力を貸してやろう」
そう言ってぬらりひょんは部屋の中央に立ち、印を結ぶ。
「領域展開・境分時流! これで良し。さあ思う存分本を読むといい」
光秀にはぬらりひょんが一体何をしたのかわからなかった。
さっきの領域展開はなんの効果があるのだろうか。
「窓から外を見てみるといい」
ぬらりひょんに言われ光秀は窓から外を眺める。すると衝撃の光景が広がっていた。
窓から見える景色が絵画のように止まって見えるのだ。
行き交う車や空を舞う鳥、その他の物の全てが止まっている。
「正確には止まってはおらん。しかし限りなく遅く動いている。私の領域の効果は私が指定した範囲外の空間の流れを約十分の一にする。強力すぎる代償として、領域展開中は他者への物理的干渉が出来んがな」
十分の一にするということは、一日=86,400秒が864,000秒になり、三ヶ月が77,760,000秒つまり約2.4年の月日と同じになるのだ。
「ありがとうございます。全部読んでみせます!」
こうして光秀の長い長い読書との戦いが始まった。
《奏鳴の修行》
「遅い! もっと速く!」
奏鳴は天空にとにかくしごかれていた。
天空の固有術式、霧幻之檻は霧に包まれた空間の中にある全てを把握することの出来る能力だ。
その霧の中で奏鳴はひたすら天空と組手をしていた。
動きが読める天空に一発でも攻撃を当てられるまで組手を続ける修行らしい。
それも黒奈と真白の能力を使わずに。
「くっ! はっ! おりゃ!」
生身では圧倒的な運動神経を誇る奏鳴も特級妖怪の前では無力だ。
一向に攻撃が当たる気配がない。
「動きを目で追おうとするな! 気配で! 音で! 気を感じるんだ!」
「そんな無茶な!」
「僕は無茶は言いますが無理は言いませんよ」
しかしいくらやっても当たらないものは当たらない。
(気ってなんだよ!?)
奏鳴は目を瞑って神経を研ぎ澄ます。
(天空の移動音が聞こえる……右……斜め左後ろ……)
しかしいくら場所がわかったところで肝心の攻撃は当たらない。
(天空の動きの先を読め! 予測しろ!)
そしてー
「そこだ!」
奏鳴の拳が天空の鼻先に触れる。
ようやく攻撃が当たった。
「お見事です。それでは次のステップです」
「は?」
「次は僕の攻撃を避け続けてくださいね。それでは始め!」
「ちょ! ちょっとは休ませて!」
それからしばらく定期的に奏鳴の悲鳴が聞こえたと、後に悠火は語った。
読んでいただきありがとうございます。コングです。
少し長くなりましたがどうだったでしょうか。
この話を読まなくても今後に支障をきたすことはありません。
しかし、あとがきを読んでいただいているということは恐らく皆さんは読んでいただいたのでしよう。
そんな皆さんに少しばかりのプレゼントです!
コメント欄に妖術師の名前を書いて貰えば、必ず作品に登場させます。出来れば読みかたもお願いします。(他人に不快感を与える名前・著作権法に引っかかる様な名前・あまりにも作風に合わない名前 などは採用し兼ねますのでご了承ください)
それではまた次回!
2020/5/12一部改稿
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