竜はこの世で最強の龍を目指す(旧最弱の竜は最強の龍を目指す)

ノベルバユーザー263389

模擬戦

「みなさんよろしくお願いします。ヴァルキリーのアナベスと申します」


「よろしくだぞ!」


「へへよろしく」


「よろしくお願いします!」


「これで我がダンジョンにも女性が二人だな」


「そうですね」 


「主!ネルが進化したぞ!見てやってくれ!」


「ガァァ!」
種族死竜ネル (特殊個体・希少種)レベル21/50 C+
属性死・竜・破壊
体力540
攻撃力326
防御力299
魔力657
魔法攻撃力355
魔法防御力245
素早さ50
スタミナ1000
貯蔵2000
スキル
噛みつく6 デス7 アンデットメイキング8 
アンデットコマンド4 竜魔法2 竜族4 
破壊魔法4 爪強攻撃6 咆哮2 威圧感4
称号
特殊個体 希少種 スケルトンに育てられた竜


特殊個体・・・希少種・・・そりゃあ強い訳だ。


「ネルはアンデットを従える指揮官にもなったぞ!今は40体位だ!これからはネルがスケルトン軍隊を作るぞ!」


「ガァァ!」


確かに俺よりアンデットメイキングのレベルが上だしネルに頼むか。


「頼んだぞネル」


「ガァァ!」


「すいませんネル様少し私と模擬戦をして欲しいのですが」


「模擬戦かならこの部屋ではじめるぞ?両者準備は良いか?」
そう我がダンジョンでは模擬戦が日常的におこなわれている。
模擬戦はダンジョンメニューでできる。
そして模擬戦中は死なないのだ。


「ガァァ!」


「来なさい死竜!」
アナベスがヴァルキリースピアを構える。


「ガラァァァ!」
ネルは突進と同時に翼から破壊魔法のブレイクファンネルを出した。


「ガラァァァ!」
そしてファンネルをアナベス目掛けて発射する。


「遅いです!」
だがファンネルを全て聖魔法のホーリーソードで撃ち落とす。


「ガァ!?」
ネルは驚いたのかそのまま棒立ちになってしまった。


「はぁ!」
ザシュ!


「ガラァァァ!」


時が戻される


「今回はアナベスの勝ちだなネルも頑張った」


「ありがとうございます」


「ガラァ!」


「頑張ったぞネル!」


「お疲れ様!はいお肉!」


「へへお疲れ様」


ドッ


殺意
それも濃厚な殺意だ。


竜化!


グオン


「グオ!?」
何かがすごい勢いで通り抜けた?


(相棒!大丈夫か!?)


(相棒か・・・何が起きた?)


(影から何か出てきたぞ!)


「「ガァァ!」」
総員警戒体制!


全員で辺りを警戒する。


「テンマくん!大丈夫か!」


「「グオ!」」
委員長!


「今すぐ戦闘体勢に!今は僕のダンジョンの幹部が足止めしてるけどもうすぐ突破される!」


「「ガァァ!」」
わかった!
人化!


「ダンジョン全体に告ぐ!非戦闘員避難所へ!戦闘員は直ちにダンジョン入り口に迎え!」


これが全てのきっかけだったとはまだ俺たちは知らない。

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