竜はこの世で最強の龍を目指す(旧最弱の竜は最強の龍を目指す)

ノベルバユーザー263389

魔王

「ふむ・・・バリウスが殺られたか・・・まぁ貴様ら人間はもう用は無い」


「何だとてめぇ!女だから調子に・・」


ザシュ


「うるさいな虫けらが!召喚魔法ディアボロス!」


ガラガラ


洞窟が大きな音をだしながら崩れていく。


「ギァァァ!」


「アジトが!」






「ふぅ派手にやってしまったな?そう思うだろ?ディアボロス」


「グォォォ!」


巨大な体に翼があり鼻の部分には大人3人分の角がある。
口からは獰猛な牙をちらつかせてる。


ディアボロスは主の意見に賛成をするように雄叫びをあげる。


「魔王様どうしますか?バリウスを殺った奴を見に行きますか?」


使用人のデーモンがそう魔王に言うと魔王は興味を示したのだ。


「ふむ・・・それも良いな!行こう!」


そう彼女は7大魔王の一人。
ジュノ・アスカリカだ。
竜や龍を司る魔王。


彼女は竜属性・龍属性・ドラゴン属性・ドレイク属性・ワイバーン属性を支配する魔王だ。


龍王とはジュノの力の一部を譲り受けた龍達のことを言う。
ディアボロスもその一体である。


全ての龍や竜達は彼女が生み出したのである。
テンマも例外ではない。


「さぁバリウスを殺った奴の所に行くか!」


魔王はディアボロスの背中に乗ってテンマ達が居る町に向かった。








「ハクション!」


「テンマ風邪?」


「わからない」

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