俺だけステータスが、おかしすぎる件

きりり

17話 王女(誤字修正)

俺達は、今道を歩いている。
俺達は、30分道を歩いている。
俺達は、1時間道を歩いている。
俺達は、2時間道を歩いている。
暑い、足が疲れてきた、二人ともちょっとバテてる。

(どうしよう1回休憩とるか。)

と空を飛んでいる鳥を見ながら考えている

(ん?鳥?飛ぶ?そうか!)

スキル創造 飛行

『スキル飛行を取得しました。』

「二人とも、疲れただろ?ちょっと俺の肩にしがみついてくれ。」

「え、と、透琉くんにしがみつく?どうして……」

少し動揺しながら二人とも肩にしがみついた。

「それじゃあ、今から飛んで王国に行こうと思う。」

「透琉って羽もないのに飛べるの?」

「この世界には、魔法があるだろ?」

「確かに透琉くんなら出来るね」

「そうね。」

「ちゃんと捕まってろよ」

俺は、地面を思いっきり蹴りそのまま飛んだ。

「凄い!凄いよ!透琉くん!本当に私たち飛んでるよ!」

「飛ぶのって気持ちいな」

「そうね。このまま行けばすぐに王国に着くわね」

「じゃあ、もっとスピードあげるよ!」

「「いえーーい!」」

今は、時速500キロで空を飛んでいる。

地上から見ている人は、何が何だか分からないだろう。
俺は、飛んでいる時にスキル創造で完全地図(マップ)と魔力感知を取得した。

そして30分後、前方で馬車が魔物達におそわれているのを見つけた。
よく見ると重傷をしている人も居た。

「由美、澄蓮!あの人たちを助けるぞ!」

「「もちろん!」」

すぐに地上へ降りて魔物を殲滅した。

「な、あの魔物達をこうもあっさりと…」

「皆さん大丈夫で…は、なさそうですね。」

重傷で今にも死にそうな人が2人いる。

「パーフェクトヒール!」

俺は、神級治癒魔法を使った。
そして馬車を守っていた兵士は、全員助かった。

「旅の方々助けて頂き誠にありがとうございます。」

馬車の中から同い年ぐらいの綺麗な女性がで出てきたんだ。

「どういたしまして。」

「ところで旅の方々名前はなんという?」

「透琉です。」
「由美で〜す。」
「澄蓮です。」

「珍しい名前ですね。」

「そうですね。
あなた達の名前も教えてくれないか?」

「おっと、そうですね失礼しました。」

「私は、第1王国第2王女専属執事の、
テノール  エルクレスです。」

「第2王女専属執事?じゃあそこの可愛い女の子が第二王女様かな?」

突如兵士たちから鋭い視線を突きつけられた。

「か、可愛いなんて…す、すみません。取り乱してしまいました。
私は、第1王国第2王女 ミレア ドランガルと言います。」


「王女様か〜憧れるな〜」

「私も、ちょっと気になるな〜」

「ミレアか、いい名前だな。魔物に襲われている時馬車の中で怪我とかしてないか?」

俺は、ミレアの右足が怪我していることを知っていた。

「お気ずかいなく、私は、どこも怪我などしていませんよ。」

(ん?何故嘘をついた?)

俺は、ミレアの前に出た。兵士たちが警戒していた。

「透琉殿どうされました?」

「ミレア、右足見せろ。」

みんなの頭に??が出た。

「み、右足ですか?」

「そうだ怪我してるだろ?」

「え、どうして分かったの?」

「ずっと立っている時、右足に重心がかからないようにしてただろ?」

そして俺は、ミレアの右足を治した。

「あ、ありがとうございます。」

「どういたしまして。」

少し後ろから2人の嫌な視線が来た。
後ろを見ると2人のともちょっと怒ってた。
誰にも聞こえないように念話を使って話してみた。

(なぁ、2人のともどうしてそんなに怒ってるんだ?)

((ふん!知らない!))

(なんか俺が2人に悪いことしたのならゴメンな。第1王国についたら、なんでもしてやるからな?)

(ほんとに?)
(絶対?)

(ほんとに絶対だ!男に二言はない!)

(約束だよ?)

(わかってるよ)

その後、執事が俺の前に来て…

「透琉殿、この後どこかに行くのですか?」

「あぁ、俺達は、今から第1王国に行こうとしてたんだ。」

「そうですか、では、一緒にでも行きませんか?」

「え、でも馬車の中にそんなに入れるんですか?」

「はい、5人くらいは、入れますよ?」

「由美、澄蓮?どうするありがたく乗らしてもらうか?」

「あの〜執事さん、今からこの馬車で王国に行くと何時間かかりますか?」

「1日と半日ですかね?」

「え、そんなに?」

「由美聞いてなかったの?私たちが行く第1王国は、3日はかかるって言っていたでしょ?」

「そう言えばそうだっでしたテヘペロッ」

「確かに俺達は、ここまで1時間できたもんな。」

と言った瞬間周囲がざわついた

「透琉殿?透琉殿たちは、どこから来たのですか?」

「え、第2王国からだけど?」

「え、第2王国から第1王国は、3日以上かかりますよ?それを1時間?」

「そうだ。」

「ご冗談を言わないでください…」

「そうだな…そうだ!兵士の皆さんもみんな手をつないでまるくなってください」

俺の言った通りみんなが手をつないでまるくなった。

「それじゃあ、テノールさん第1王国の入口の風景を頭の中で浮かべてください。」

「わ、分かった。」

「それでは、転移!」

俺達は、第1王国ドランガルへ行くのであった。


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更新は、不定期なので書ける時は、たくさん書いてすぐ出します!
それでは、18話で

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コメント

  • ダイアーさん

    時速500キロって......人死ぬんじゃね?

    9
  • あやね

    この主人公最強!!って感じ好きです。
    けど、最初のキャラのほうが控えめでもっと好きです!!

    1
  • ドラゴン2

    正直言って主人公のキャラがわかりません...
    俺様キャラなんですか?初対面の相手に向かって呼び捨てって、コミュ力高ぇな...自分には無理ですわ

    6
  • ノベルバユーザー252836

    遠慮なしにチート使っててワロタʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ

    4
  • 豆大福16724

    パーフェクトヒールの範囲内にお姫様はいなかったのでしょうか?
    手を繋いだだけで馬車も一緒に転移したのでしょうか?
    流石に時速500キロで飛んだら風圧が凄すぎて「いえーい」どころではないと思うのですが。

    6
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