閃光のクローバー

ちのp

No.1

「No.1..,..か、確か能力が謎なんだよな。でもなんかかっこいいな。」と言いながら、俺は菅原にNo.1のカードを見せる。
「おお!キミもNo.持ちだったんだね!改めてよろしく。同じチーム同士頑張って行こう!」
「ああ」俺は心の中で、頭も良さそうで、リーダーシップもありそうな菅原がNo.11〜13の中にいるのは本当にラッキーだったと思った。でもなんでもできそうな上に顔まで良いとか、反則だ.....。
「ところねNo.1は特殊な能力らしいね..。
どんな能力なんだい?」
「さあな。俺にもわからん。」
「No.1.のカードの裏に能力は書いてあるはずだよ。」
「ん、そうなのか?俺のカードの裏にはなんも書かれてないぞ?」と言いながら俺は菅原にカードを渡す。菅原はカードの裏を確認した後、「本当だ。基本カードの裏に能力は書いてあるはずなんだが、、、。別の所に書いてあるのか、それとも現時点では分からないのか、最悪能力がないのか。興味深いね。」
「おいおい。能力が無いとか怖いこと言うなって...。せっかくNo.持ちで嬉しいのに、悲しい気分になるだろ。」
「はは。冗談だよ。でも現時点でキミの能力が分からないのは事実だ。キミの能力が、この戦いでは大事なものになるかもしれないのにね。」と菅原はいった。
そうなのか、と思いながら、俺はある事が気になった。
「なあ菅原。お前の能力ってなんなんだ?」俺は菅原に聞く。すると菅原は、
「ずっと2人で話しているのもなんだし、一旦仲間達と合わないか?」
確かに他の仲間とも会ってみたい。「了解だ。」俺はそう答えると、菅原の後ろについて行った。




コメント

コメントを書く

「現代アクション」の人気作品

書籍化作品