異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

14話 5歳の豊富(2)

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【チリンチリン】

すずの音が聞こえてくる
遂にお祈りの時間やってきた
僕は目をつぶった

そうするとどこかで感じたことのある光を目にした

「ここは............」

前に一度見た事のあるような景色がそこには広がっていた
中心に長方形のテーブルがありそれを囲むように椅子が9つ

「おぉーやっと来たか!」

どこかで会ったことのあるような人がいた

「一応挨拶はしておくわしは創造神ゼノン・アリウスと言うんゃ」

「ゼノン............どこかで聞いたことのあるような.........」

「転生の手続きの時にあった時以来じゃの」

「それだ!!!!!」

そうこの老人は創造神ゼノン
転生する手続きをしてくれた人だった

「ちょっと私達もいるんだけど!?」

ふと横を見てみると7人の神様達がいた

「悪いの忘れておったわ
ほら挨拶せい」

「そうね私の名前は破壊神ロン・ゼファーよ」

「俺は武闘神レック・トリガーだ!」

「私は魔法神カリア・テン・ガルムよ!」

(あれ?どこかで聞いたことのあるような名前だな.........)

「剣術神のザック・フォヨー・リョウってんだ!」

「僕は知神テラ・エルと言います以後お見知り置きを」

「わしは魔道具神ラル・テン・ガルムじゃ!
カリアの父じゃ」

「わたくしは遊戯神トロン・ゼロというわ!」

「以上じゃ」

とゼノンが言った
どうやらこの8人は偉大神と呼ばれているらしい

「それでこれからお主にしばらくここで修行して欲しいのじゃ」

「修行?」

それからしばらくゼノンの話を聞いていた
どうやら僕は神様たちの使徒になるらしく
使徒というのは神様たちが地上のことを知るための情報機関みたいなものらしい
そして使徒はここで神様たちに認められるまで育てられるらしい

「修行中の間はおぬしがいた世界の時間は止まっておる」

「.........分かりました」

「よし決まりじゃ」

そう言うとゼノンは指を鳴らした
そこには見た事のあるような景色が広がっていた…...
白と黒のチェスの盤面のような柄の床そして壁はなく不思議な空間が広がっていた

神様たちから修行を受けるので正直心はウキウキしていた




だがこれは地獄悪夢の始まりであるということを僕はまだ知らなかった

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コメント

  • ぬぅ

    お寿司って美味しいよね( ˙-˙ )

    9
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