クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
227話 絶望
「ここじゃ、街の人たちにも迷惑をかけてしまいます。場所を移しましょう。」
私は、体勢を崩さず場所を移すことを提案する。
「ふん、まぁ、いいだろう。俺もここじゃ思いっきりやれないからな。」
偽物は、そう言うと空間に穴が開きました。
「ほら、入れよ。」
あれは……旦那様がずっと頑張って練習してようやく完璧に使いこなせるようになった空間魔法。
旦那様の魔法を勝手に使うのにはすごい不快になりましたが激しい戦闘をするには一番いいところだと思ったので私たちは、その空間の中に入りました。
「こっちは、私も含めて8人います。圧倒的にあなたが不利ですよ。」
元々私、クロム、ユイさん、白井さん、ルビーさんの5人でしたが今さっきの騒動でジゼルさん、セレスさん、レーネちゃんが味方についてくれました。
まぁ、レーネちゃんに至ってはクロムの後ろにずっといるのですが。
「俺が不利だと?本当にそんなことを思っているのか?」
偽物は、数的に不利なのは圧倒的なのですがそれでもすごい余裕な表情をしています。
「貴様らが強いのはあいつの記憶を見て分かった。だが、それでも貴様らじゃあいつの足元にも及ばないことは分かっている。」
偽物のあいつというのは旦那様のことでしょう。
でも、それがなんだと言うのですか?
「それじゃ、絶対に俺に勝つことは出来ない。貴様らは、あいつよりも弱い。そして、あいつは俺よりも弱い。分かるか、この意味が?」
「確かにあなたは旦那様よりも強いかもしれません。ですが……私たちはそれでも負けられないのです!」
私は、恐怖で足が震えるのを抑えながら偽物にそう言い放ちました。
「ふん、雑魚の分際で。それじゃ、いくぞ!」
偽物がそう言うと一瞬で姿を消してしまいました。
そして気づいたらルビーさんの目の前までやって来ていたのです。
それはもう本当に一瞬の事だったので誰も声を出すことが出来ませんでした。
偽物は、ルビーさんの体に触れ、そして、ルビーさんを数メートル先に吹き飛ばしました。
「きゃぁぁぁ!!」
ルビーさんは、悲鳴をあげながら飛ばされてしまいました。
「っ!許せない!」
ユイさんがそれに怒りいち早く攻撃を偽物に仕掛けました。
「ははっ、そんな攻撃が効くわけ無いだろ!」
ユイさんが放った攻撃は、ちゃんと直撃したのですが全く効いていません。
そして、次に動いたのはジゼルさんでした。
「儂たちを救ってくれた竜斗殿の体、返してもらう!」
ジゼルさんは、双刀を使い、偽物の体に攻撃していきます。
ですがその全ての攻撃が偽物の指で弾かれてしまいます。
「ふん、貴様がこの中じゃ一番強いのだが………やはり所詮、雑魚は雑魚だな。」
「このっ!これでどうだぁぁぁあああ!!」
ジゼルさんは、挑発されたことにキレて思いっきり攻撃を仕掛けたのですが………気づいたらジゼルさんのお腹に偽物の手が突き刺さっていました。
「男は不要だ。消えろ!」
「ガハッ!!」
ジゼルさんは、そのまま吹き飛ばされ意識を失ってしまいました。
助けなきゃ。今なら私でも助けられる。
そう思っているはずなのに足が全く動きません。
「ははっ、シェレール、貴様、あんなに戯れ言をほざいていたのに俺の強さを見て怖くなったのか。」
「ち、ちが……」
唇が震えて上手く喋れません。
「ははっ、いいな!その恐怖に染った表情!安心しろ、貴様ら女は簡単には殺さない。貴様らを気絶させた後、その体、好きに使わせてもらおう!ハッハッハ」
偽物がそう言うと偽物は、高笑いを始めました。
「ふふふ、ほら、もっとその恐怖に染った表情をよく見せてくれよ。」
偽物は、私に近づき顎を指で持ち私の顔を上げました。
「いいなぁ、その表情。俺が貴様を犯したら次はどんな表情をするんだろうか?楽しみだなぁ。」
「っ!」
私は、恐怖のあまり涙を零してしまいました。
ダメ!怖がっちゃダメなのに……
「おおっ!その表情!最高だ!」
偽物は、私の涙を指で取り、それを舐めました。
「ふふっ、しょっぱいなぁ。いいなぁ、この味!その震えている唇も俺が止めてやろう!」
そう言って偽物は、私に顔を近づけキスをしようとしてきました。
イヤ!イヤイヤ!やめてください!
そう言いたいのに口が動かない。そうしている間にも偽物の顔は近づいてきて……
「っ!」
もう本当に1センチもないところで2つの方向から攻撃が飛んできました。
「ふふっ、ごめんなさいねぇ。やっぱり、シェレールには本物の竜斗と笑顔でいるのが1番なの。だから、あなたを殺させてもらうわねぇ。」
「……竜斗は……私の……好きな人……早く……返してもらう……」
そこに立っていたのは魅力溢れる美しい女性のセレスさん、そして、まだまだ未熟な体だけどとても愛らしいクロム。
見た目は普通なのですがどこかいつもと違うようなそんな気がします。
「クロム、久しぶりに本気出すわよ。」
「……うん……ママ……任せて……」
「ちっ、あと少しだったのに。よくも邪魔してくれたなぁ!貴様らも待たずともすぐに犯してやったのに!」
「ふふっ、遠慮しとくわぁ。私は、ジゼルさん、一筋だから。」
「……私も……本当の……竜斗が……一番……」
「それじゃ、行くわよぉ。」
「……私たちの……本気……見せてあげる……」
私は、体勢を崩さず場所を移すことを提案する。
「ふん、まぁ、いいだろう。俺もここじゃ思いっきりやれないからな。」
偽物は、そう言うと空間に穴が開きました。
「ほら、入れよ。」
あれは……旦那様がずっと頑張って練習してようやく完璧に使いこなせるようになった空間魔法。
旦那様の魔法を勝手に使うのにはすごい不快になりましたが激しい戦闘をするには一番いいところだと思ったので私たちは、その空間の中に入りました。
「こっちは、私も含めて8人います。圧倒的にあなたが不利ですよ。」
元々私、クロム、ユイさん、白井さん、ルビーさんの5人でしたが今さっきの騒動でジゼルさん、セレスさん、レーネちゃんが味方についてくれました。
まぁ、レーネちゃんに至ってはクロムの後ろにずっといるのですが。
「俺が不利だと?本当にそんなことを思っているのか?」
偽物は、数的に不利なのは圧倒的なのですがそれでもすごい余裕な表情をしています。
「貴様らが強いのはあいつの記憶を見て分かった。だが、それでも貴様らじゃあいつの足元にも及ばないことは分かっている。」
偽物のあいつというのは旦那様のことでしょう。
でも、それがなんだと言うのですか?
「それじゃ、絶対に俺に勝つことは出来ない。貴様らは、あいつよりも弱い。そして、あいつは俺よりも弱い。分かるか、この意味が?」
「確かにあなたは旦那様よりも強いかもしれません。ですが……私たちはそれでも負けられないのです!」
私は、恐怖で足が震えるのを抑えながら偽物にそう言い放ちました。
「ふん、雑魚の分際で。それじゃ、いくぞ!」
偽物がそう言うと一瞬で姿を消してしまいました。
そして気づいたらルビーさんの目の前までやって来ていたのです。
それはもう本当に一瞬の事だったので誰も声を出すことが出来ませんでした。
偽物は、ルビーさんの体に触れ、そして、ルビーさんを数メートル先に吹き飛ばしました。
「きゃぁぁぁ!!」
ルビーさんは、悲鳴をあげながら飛ばされてしまいました。
「っ!許せない!」
ユイさんがそれに怒りいち早く攻撃を偽物に仕掛けました。
「ははっ、そんな攻撃が効くわけ無いだろ!」
ユイさんが放った攻撃は、ちゃんと直撃したのですが全く効いていません。
そして、次に動いたのはジゼルさんでした。
「儂たちを救ってくれた竜斗殿の体、返してもらう!」
ジゼルさんは、双刀を使い、偽物の体に攻撃していきます。
ですがその全ての攻撃が偽物の指で弾かれてしまいます。
「ふん、貴様がこの中じゃ一番強いのだが………やはり所詮、雑魚は雑魚だな。」
「このっ!これでどうだぁぁぁあああ!!」
ジゼルさんは、挑発されたことにキレて思いっきり攻撃を仕掛けたのですが………気づいたらジゼルさんのお腹に偽物の手が突き刺さっていました。
「男は不要だ。消えろ!」
「ガハッ!!」
ジゼルさんは、そのまま吹き飛ばされ意識を失ってしまいました。
助けなきゃ。今なら私でも助けられる。
そう思っているはずなのに足が全く動きません。
「ははっ、シェレール、貴様、あんなに戯れ言をほざいていたのに俺の強さを見て怖くなったのか。」
「ち、ちが……」
唇が震えて上手く喋れません。
「ははっ、いいな!その恐怖に染った表情!安心しろ、貴様ら女は簡単には殺さない。貴様らを気絶させた後、その体、好きに使わせてもらおう!ハッハッハ」
偽物がそう言うと偽物は、高笑いを始めました。
「ふふふ、ほら、もっとその恐怖に染った表情をよく見せてくれよ。」
偽物は、私に近づき顎を指で持ち私の顔を上げました。
「いいなぁ、その表情。俺が貴様を犯したら次はどんな表情をするんだろうか?楽しみだなぁ。」
「っ!」
私は、恐怖のあまり涙を零してしまいました。
ダメ!怖がっちゃダメなのに……
「おおっ!その表情!最高だ!」
偽物は、私の涙を指で取り、それを舐めました。
「ふふっ、しょっぱいなぁ。いいなぁ、この味!その震えている唇も俺が止めてやろう!」
そう言って偽物は、私に顔を近づけキスをしようとしてきました。
イヤ!イヤイヤ!やめてください!
そう言いたいのに口が動かない。そうしている間にも偽物の顔は近づいてきて……
「っ!」
もう本当に1センチもないところで2つの方向から攻撃が飛んできました。
「ふふっ、ごめんなさいねぇ。やっぱり、シェレールには本物の竜斗と笑顔でいるのが1番なの。だから、あなたを殺させてもらうわねぇ。」
「……竜斗は……私の……好きな人……早く……返してもらう……」
そこに立っていたのは魅力溢れる美しい女性のセレスさん、そして、まだまだ未熟な体だけどとても愛らしいクロム。
見た目は普通なのですがどこかいつもと違うようなそんな気がします。
「クロム、久しぶりに本気出すわよ。」
「……うん……ママ……任せて……」
「ちっ、あと少しだったのに。よくも邪魔してくれたなぁ!貴様らも待たずともすぐに犯してやったのに!」
「ふふっ、遠慮しとくわぁ。私は、ジゼルさん、一筋だから。」
「……私も……本当の……竜斗が……一番……」
「それじゃ、行くわよぉ。」
「……私たちの……本気……見せてあげる……」
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