クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

127話 覚悟

「それで竜斗、気になることとはなんですか?」
 シェレールのおねだりがようやく終わった。もう何度キスを求められたかわからないな。
「ん?竜斗、どうしたんですか?」
「いや、まぁちょっとな。それでなんだっけ?」
「ですから竜斗が言っていたガイシス王国が気になることです。」
「ああ、その話か。まぁ、色々とな。」
「変にごまかなさないでください。ちゃんと話してください。」
「………ああ、そうだな。シェレールに聞くが俺たち勇者を召喚したのは魔王を倒すためだったよな?」
「はい、私はそう聞いてます。」
「ならその魔王って今何をしてるんだ?」
「え?………あれ?そういえば何をしているんでしょう?」
「確か、俺らがここに来る前に神様からも言われた。この世界は魔王がいるから倒してくれって。でも、その魔王は今現在何をしてるんだ?というか魔王が悪いことをしているのか?それ自体が俺に気になっている所なんだ。」
「確かに魔物による被害とかはありますけど魔王が起こした事件などは……なかったと思います。」
「それを確かめにもう一度ガイシス王国に行く。そして、これは俺の予想なんだが勇者がいなくなったことからもう一度勇者召喚なんかするんじゃないかって思っている。」
「勇者召喚……ですか。」
「なにか気がかりでもあるのか?」
「……勇者召喚は、とても難しい魔法です。多数の魔法使いが必要となります。竜斗たちの時もそうでした。」
「俺たちの時は合計で何人くらいいたんだ?」
「確か………100人程度だったと思います。」
「100人か……」
「それもとても魔法が上手くないといけません。」
「ってことは前に揃えたやつを呼んでまたやりそうだな。」
「確かにそれは出来ると思います。ですが、100人のうちの一人は私なのでせめて私の代わりを見つけないといけません。」
「一人か………それくらいなら遅くても2週間程度で見つかりそうだな。………ちょっとガイシス王国に行くのは急いだ方が良さそうだな。」
「竜斗は、どうして勇者召喚させることを拒もうとしているのですか?正直竜斗にはあまり関係ないと思うのですが……」
「まぁ、そうなんだが……また呼ばれる勇者が他人から無理やりここに連れてこられて苦労させるのは可哀想だからな。」
「ふふっ、竜斗は優しいですね。」
「そうかな?」
「そうですよ。竜斗、大好きです〜……ちゅっ………」
 あっ、また始まった。
 シェレールのおねだりだ。
「竜斗、竜斗。」
「ん?どうした?」
「ギュッと抱きしめてください。あれ、好きです。」
「分かった、分かった。」
 俺は、シェレールに言われた通りギュッと抱きしめた。
「暖かいです。」
「ああ、そうだな。」
 うん、シェレールの胸が俺の体にあたってやばい!
 そろそろ慣れたと思ったんだが……やっぱりおっぱいに興奮しない男なんていない!
「シェ、シェレール、そろそろいいか?」
「あともう少しだけお願いします。」
「あ、ああ、分かった。」
 シェレールこの頃だいぶ甘えん坊になってきたな。
 まぁ、そこもすごい可愛いけど。
 それからシェレールは、「あともう少し」を何度も言い続けて終わったのは抱きしめてから30分後だった。
「ふふっ、ありがとうございました。」
「い、いや、こっちも嬉しかったよ。」
 まだほんの少しシェレールの抱きしめた感覚と匂いが残ってるな。
「あ、あの、竜斗。」
「ん?どうした?」
「お、おお、おっぱいくらいなら……いつでも触っても……いい……ですよ。」
「ぶっ!」
 い、いきなりだな!あ、もしかして
「も、もしかして俺がシェレールの胸に意識してる事分かっちゃった?」
「………」
 シェレールは、無言で首を縦に振った。
 うわぁぁぁぁ!!!
 最悪だ。
「ご、ごめん、変に気を使わせちゃって。」
「そ、そんなこと……」
「い、いや、本当にごめん。」
「………竜斗、今さっきも言いましたが…あの…い、いつでも触っていいですよ。」
「………ゴクッ」
「〜っ!……ど、どうぞ。」
 シェレールは、そう言って両手を広げた。
 俺は、シェレールの胸へと手を伸ばして………
「はっ!」
 ギリギリのところで止めた。
「ど、どうして止めるんですか!?」
「ご、ごめん。たぶん、今触ったら…その…俺、止められないと思うから……だからダメだ。……あ、いや、シェレールの気持ちはすごい嬉しい。でも……」
「そ、その、あまり気にしないでくださいね。わ、私の方はもう覚悟決めてますから。も、もちろん、そういうことをされる覚悟です。」
「そ、そうか……ごめんな、俺の方はまだ覚悟出来てないんだ。」
「大丈夫です。私、いつまでも待ってますから。」
「まぁ、俺の覚悟ができてもシェレールの身体的にまだダメなんだが……」
「うっ!で、でも、それも覚悟のうちです!」
「ダメだ。あと3年の辛抱だ。」
 この世界は18歳になると成人らしいからシェレールもあと3年で成人だ。
 せめて成人になるまで待とう。
「うぅ〜、3年はとっても長いです。」
「3年後までには俺の覚悟も決めるからよ。待っててくれ。」
「………はい!あ、でも、お、おっぱいくらいならいつでも……どうぞ。」
「だから俺の方がダメなんだって!」
「………でしたら………ちゅっ……今はこれで我慢です。」
「お、おう。悪いな。」
 はぁ〜、シェレールがこんなに頑張ってくれたのに……3年後までには……そういうことでもちゃんとシェレールと向き合おう。

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コメント

  • ベル

    竜斗はこれだから色欲がこないんだよo(`ω´*)o

    0
  • ノベルバユーザー286842

    ラブラブそろそろ飽きそう

    0
  • ノベルバユーザー264858

    もういいから抱けよ笑大丈夫なんの問題もないから笑

    2
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