クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

92話 お買い物

「柊お兄ちゃん!すごいです!」
 俺は今、リルをお目付け役に置かれ空間魔法、時間魔法の練習をしていらる。
「だいぶ使い慣れてきたな。」
 俺は、時間魔法を少し前に出くわした魔物に使って倒してみた。
 実践で使うのは初めてだったが別になんの弊害もなく魔法を使うことが出来た。
 と言うよりも時間魔法、すごい魔法だ!
 魔物の周りの時間を一瞬だけ止めてその瞬間に攻撃する。
 超楽に魔物を倒せるんだよね。
 でも、単体にしか時間魔法をかけられないけど。
「もう1回やってくださいです!」
「ん〜、魔物のいないし今は使う場面がないかな。ごめんな。」
「む〜、仕方ないです〜。」
 なぁ、ナビ、俺の時間魔法結構上手くなったんじゃないか?
(まだまだ全然ですよ。単体の魔物を一瞬しか止めらせないのですから。それを所持していた異世界の英雄は、半径50メートル程の時を止めることを可能にしていましたよ。)
 ま、マジかよ。
 どうすればそれくらい上手くなれるんだ?
(とにかく練習することです。)
 やっぱりそれしかないか。
 あ、ちなみに聞くけど異世界の英雄は、日本に帰れる魔法を使えたのか?
(ええ、使えていましたね。ですが、その英雄でもその魔法は数十年間練習してようやく手に入れたもののようですが。)
 うわっ!そんなにか。
 やっぱり難しい魔法は、それだけ練習しなくちゃ手に入れられないのか。
 早くみんなを日本に連れて行きたいから、頑張って練習しなくちゃな。
 だけど今日は
「リル、そろそろ帰ろうか。」
「もう帰るです?早くないです?」
「まぁ、ちょっと早いが今日は、買いたいものがあるからな。」
「分かったです!それじゃ帰るです。」
 俺たちは、それから森の外へと出て行った。
「で、柊お兄ちゃんの買いたいものってなんです?」
「まぁ買いたいものってよりも買い物を頼まれただけだな。シェレールから夕食の材料を買ってきて欲しいって。」
「夜ご飯の材料です?」
「ああ、だから市場に行くぞ。」
「はいです!」
 俺たちは、少し歩き人通りの多い市場へとやって来た。
「え〜と、まずはお肉から買おうか。」
「おっ肉〜」
 俺がお肉を買うとリルがわーいと手を挙げて喜んだ。可愛い。
「あ、このお肉ください。」
 俺は、肉屋の前へ来てお肉を頼む。
「お!今日は、リュウとリルちゃんか。」
「こんにちは。」
「こんにちはです!」
「ああ、こんにちは。二人とも挨拶が出来て気持ちがいいね!このリンゴ、サービスしとくよ。」
「あ、すいません。ありがとうございます。」
 肉屋のおじさんは、毎回サービスのために無理やり俺たちを褒める。まぁ、サービスしてくれるのは嬉しいな。
 俺たちは、お肉を買って次の目的の場所まで移動する。
「次は何買うです?」
「次は野菜だな。」
「野菜です!?」
「ああ、そうだぞ。ちゃんと残さなず食べろよ?」
「うぅ〜、は〜いです。」
 リルは、さっきのお肉の時の反応とは裏腹にすごい嫌そうな表情だ。
「この玉ねぎと、キャベツ、それとこのピーマンをください。」
「はいよ。」
「ぴ、ピーマンですぅ……」
「大丈夫だよ。シェレールたちが作ってくれる料理はすごい美味しいからな。」
「ははっ、リルちゃんはピーマンが苦手なのかな?なら、リルちゃんがピーマンを食べられた時のご褒美ようにこのみかん、サービスしておくね。」
「わーいです!おばちゃん、ありがとうです〜。」
「すいません、ありがとうございます。」
「いいんだよ!はい、リルちゃん頑張って好き嫌いなくそうね。」
「はいです!頑張るです!」
 俺たちは、お礼を言ってその場を去った。
「今日はこれで終わりだな。そろそろ帰ろうか。」
「はいです!」
 俺たちは、エミーゼさんの家へと帰っていく。
 そして市場出て人通りが少なくなった瞬間。
「リルっ!」
「リルちゃん!」
 聞き覚えのある声が背後からした。
 俺たちは、その声に咄嗟に振り返った。
 そしてその声の主を見てリルは、こう言った。
「お父さん、お母さん……」

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コメント

  • レモン

    ギルとかとうなったんですか?出てきてます?

    0
  • ノベルバユーザー284878

    「ナビ」に名前をつけたらどうでしょうか?

    1
  • カツ丼

    だめだ。そろそろネタが尽きてきた。投稿お疲れ様です

    1
  • 白髪

    投稿お疲れさまです (*´∀`)♪
    エルフなのに野菜苦手なのかリルちゃん
    でもそこが可愛い

    3
  • 九夜空猫

    投稿ありがとうございます!

    2
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