クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!

白狼

45話 憤怒

 俺たちは、無事みんなで最初の村の少し手前まで転移することが出来た。
「ふぅ、ここなら当分は安全だろう。」
「そうですね、この村はあの王国からだいぶ離れていますからね。」
 俺たちは、村の中に入って行った。
 その際、村の警備をしている人にまた来たのかと言われたけど適当な言い訳をして流した。
「それじゃ、シェレールさんたちはみんなの服を買ってきて。俺は、この大人数が泊まれるくらいの宿を探してくるから。」
 シェレールさんたちは、みんなで村の市場に向かった。
 俺たちが残している所持金は、あと金貨50枚くらいと銀貨60枚くらい、銅貨80枚くらいだ。
「まぁ、まだ大丈夫だと思うけどそろそろ大きな依頼をして金を貯めなきゃな。」
 よし、まずは宿探しからだな。
 俺は、この前泊まった宿に訪れ女将に大勢の人数泊めれるか聞いてみた。
「大丈夫ですよ。私たちの村は、そんなに訪れる人が少ないので部屋も沢山余っていますから。」
 まぁ確かに俺がこの旅をした中で一番人が少ないな。
「それでいくらくらいしますかね?」
「そうですね、お客様の人数ですと銀貨10枚程度ですかね。」
「わかりました。では、はいこれを。」
 俺は、女将に銀貨10枚を渡した。
「それじゃ部屋に案内させていただきます。お連れの方も来られましたら御案内しますね。」
「ありがとうございます。」
 俺は、部屋まで案内された。今は、ペケたちもみんなについて行っているので1人だ。
「あ、そうだ!なんでこの今さっきあんな変な状態になったのか調べてみるか。ステータス開いたらなにか手がかりがあるかな?」
 俺は、そう思いステータスを開く。
『ステータス』

 柊 竜斗

 17歳

 人間族

 Lv1876

 HP325900000

 MP465300000

 攻撃力620000000

 防御力370240000

 俊敏性413400000

 知力980000000

【称号】
 アステル神の加護を受けし者 人間の域を超えたもの 神々からの祝福 最高神からの恩恵 復讐に抱く憎悪 限界を超える者 大罪人

【魔法】
 火魔法 火炎魔法 炎神魔法
 水魔法 氷魔法 氷神魔法
 風魔法 風神魔法
 闇魔法 黒魔法 暗黒魔法
 光魔法 聖霊魔法 

【スキル】
 身体強化Lv10 無詠唱 HP自動回復Lv10 MP自動回復Lv10 飛行 魔法無効 物理攻撃無効 経験値増量Lv10 言語理解 鑑定Lv10 アイテムボックスLv10 殺気Lv10 完全創造 恐怖心耐性Lv10 転移 夜目 気配察知Lv10 蘇生 未来予知 透明化 気配消息Lv10 隠密    強奪 透明化 譲渡 認識変換

【大罪スキル】
 憤怒イラ

 うん、いつも通りのおかしなステータスだ。
 てか、レベルが1000以上って上がりすぎじゃね?
 それになんか変なのが結構ついてるし。

 限界を超える者・・・通常の人なら最大レベル999で限界だが、これはそれを超えて限界を作らない者のこと。

 大罪人・・・大罪スキルを所持しているものが付く称号。

 憤怒イラ・・・怒りが限界を超える時に自動的に発動。ステータス値が10倍に増える。拳や剣などに炎を付与することが出来る。重力魔法や空間魔法が使えるようになる。魔眼を使えるようになる。だが、力をコントロールできない場合はステータス値は2倍までしか増えず、ほかの効果は使えない。

 ふむ、そうか。
 多分いまさっきはこの憤怒ってやつが発動したんだろうな。
 でも自動的に発動は困るな。
 ちゃんとコントロール出来るようにしなくちゃな。
 さて、ゆっくりするか。
 と、思ったがみんなここの宿って分からないよな。
 教えに行ってこよう。
 俺は、そう思い宿を出て市場の方に向かった。
 お!いたいた。
「シェレールさん、もう買った?」
「あ、柊さん。いえ、まだです。あ、でもリルちゃんの服なら買いましたよ。」
 そう言ってシェレールさんは、リルをいる方向を見る。
 俺もそれにつられてリルの方を見た。
「へぇ、結構可愛いな。」
「ですよね!とっても可愛いんですよ!」
 俺は、リルの方へ行った。
「リル、その服似合ってるな。可愛いよ。」
「あ、柊お兄ちゃんです!褒めてくれてありがとうございますです!」
 リルは、ペコッと頭を下げて感謝の意思を表す。
 俺は、そんなリルの頭を優しく撫でる。
「え?あ、うぅ、ど、どうしたのです?」
「いや、なんか急に撫でたくなってな。嫌だったか?」
「そんなことないです。すごい気持ちいいです。」
「そうか、良かった。」
 リルは、目を細めて気持ちよさそうな顔をしていた。
「それで柊さん、どうしたのですか?宿が見つからなかったのですか?」
 シェレールさんは、俺たちのところまで来ており俺にそう尋ねてきた。
「いや、宿が取れたから宿の場所を教えに来たんだ。まだ時間がかかりそうだし俺は、先に帰ってるな。」
「はい、すいません、時間がかかってしまって。」
「いや、いいよ。あ、それよりもリルも一緒に来るか?こんな所に一人でいても退屈だろ?」
「え?いいのです?」
「ああ、もちろんだよ。」
「なら、行きたいです。」
「よし、それなら俺達は先に宿に向かってるからな。」
「はい、分かりました。………柊さんって年下がお好みなのでしょうか。それなら私も2歳年下なので大丈夫でしょうか。それにキスも………はぅ。」
 シェレールは、柊が帰ったあとにそう独り言を呟いていた。









 皆さまこの作品を見て下さり本当にありがとうございます!
 この前リクエストさせていただいたことについてですが本当にたくさんのコメントありがとうございます!
 多分斉藤は、傲慢か色欲のどちらかになるでしょう。
 あと、今回の話を見たら分かるのですが柊には憤怒を付けてみました。
 これからも頑張りますのでよろしくお願いします!

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コメント

  • 紅神

    嫌いなわけないよな。ロリは女神だからな。

    0
  • さろーくしし

    重力魔法、空間魔法。作れば?

    0
  • リムル様と尚文様は神!!サイタマも!!

    コントロールできるスキル作れば?

    7
  • 貴島白

    透明化が二つある

    0
  • アキ

    スキルの透明化が2個ありますよ

    2
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