転生して3分でボスバトル!〜ボスを倒したら邪神になったので異世界の学校に通う〜

銀嶺夜空

金がないと何もできない。



「あ〜美味かったぁぁあああ!」


「ん....やっぱり肉」


俺とレイはヒルに飯を奢って貰い元気を取り戻した!




身体が変わったからか酒を飲んでも不味いと感じたりはしなかった、むしろ美味いなこれ!


「気に入ってくれた様で良かったよ、今更感すごいけどギルドカード作るのに名前とその人の血がいるから教えてくれない?」




あっ、完全に忘れてた。


「俺の名前はシン・ジェネス、この子の名前はレイ・ジェネスだ、改めてよろしくヒル。」




人の街で生活する為に名前を作ったのだ、俺とレイは 従兄妹いとこ という設定だ、因みにジェネスはジェネシスから取っている。




続けてヒルが質問してくる。
「よろしくシン、自分のレベルや得意な戦闘スタイルとかは?」




そういえばレベルって結局どのくらいなんだろうか...
「レベルは分からん、得意な事は魔法全般」


「今度レベル測定器を今度持ってきてあげるよ、完全詠唱破棄が出来るだけあってやっぱり魔法士なんだね」




この後も質問に答えていった、ヒルとの会話のお陰でレベルのシステムや学校がある事が分かった。




俺とヒルが会話している間もレイは黙々と食べていた、結構食べるんだな...




会話を楽しみ、その後宿屋を紹介してもらった。


明日にはギルドカードが貰えてクエストを受けれるらしい、俺はワクワクしながらレイと同じベッドで寝た。






起きて顔を洗い、レイを起こしてギルドに向かう。


「俺の邪魔をする奴は全員吹っ飛ばすぞぉ〜」
軽く冗談を言いながらギルド内に入ると視線が集まる、昨日の戦闘のお陰が話しかけてくる奴はいなかった。




掲示板の前に来るとそこにいた奴等が横に退く、ビビり過ぎじゃないですかね?やっぱり闘技場の壁を壊したのが不味かったか...




そんな事を思っていると


「...シン様、これ受ける...」
と言ってドラゴン討伐のクエストをレイが取って見せてきた。


「報酬は白金貨8枚?それってどのくらいだ?」




というかなんで俺この文字読めるんだ?そんな事言ってたらなんで会話できるんだって話になるからあまり考えないでおこう。




この世界の謎は多いな...取り敢えずレイに貨幣の価値を聞いた。




レイの説明を聞いた感じだと


鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、大金貨、白金貨、黒金貨、聖金貨とあるらしく、


それぞれ日本円で表すと10円、100円、1000円、1万円、10万円、100万円、1000万円、1億円となっている。




見やすくするとこんな感じ


鉄貨→10円


銅貨→100円


銀貨→1000円


金貨→1万円


大金貨→10万円


白金貨→100万円


黒金貨→1000万円


聖金貨→1億円




つまりドラゴン討伐のクエストをこなすだけで800万円も貰えるわけだ。




よしこれで行こう!とクエストの紙を持って受付の所まで行くとギルドカードが貰えた。




初クエストがドラゴン討伐ってと思いながらも俺とレイは北門から出てドラゴンが住んでいるという山の方へ向かった。

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コメント

  • ノベルバユーザー343382

    ロト7大当たり引く→シン「たった聖金貨7枚か、少ないな」レイ「、、、」

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