大罪の魔女達

黒猫

幻影

幻影が見える…青い目澄んだ色をした目が目の前にある少女が私に笑いかける俺は少女に手を伸ばそうとする。
「〜ーんー〜さん」俺を呼ぶ声がする。
アイツだあいつが私を呼ぶ。
「なに…いい夢見てたのに…」俺はあいつに言うあいつはむくれてどこかに行った。
暗い部屋の中俺は写真たてを取った。
ああ…はやく…はやく…
「ああ…はやく…はやく…はやく会いたいなあああ彼女に俺だけの彼女に」そう言うと俺は彼女の写真を愛おしく撫で外に出た



待っててくれよおお君は俺だけのものなんだからあああすぐ迎えに行くからねええ
そう思いながら俺は看守を撃った。

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