VRMMOをガチャで生き抜くために
84話──強敵の出現
リュウがログインしました。
「よーし! 今日も頑張るぞー! リルーグレイスー!」
(主。おはようございます。)
「おはようございます。」
「おはよ。今日こそは古代都市の探索しよう。」
ログアウトすると、大きな街か、今の場合だとセーブポイントまでテレポートされるので、また古代都市まで行かなければならない。しかし、しっかりと座標をメモっておけば困ることは無い。特に、リルのような素早い従魔が居れば尚更だ。
「リル、昨日の所まで連れていってくれる?」
「はい。任せてください。いつもより早めに走るので気をつけてくださいね。」
「お、おう。」
リルも早く探索したいのかな?
「は、速かった....」
「すいませんでした。」
「いや、リルは全然悪くないよ。」
「そうですか。では、早く探索しましょう。」
リルがワクワクしながら話している。
「よし。じゃあ行くか!」
「はい!」
(了解です。)
「魔物は出るのかな?」
(どうでしょうか。我には分かりません。)
「私もわからないですね。あ! 主様。そこら辺気をつけてください。」
「え?」
リルが少し慌てているような気がする。
(くっ!)
グレイスも体が硬直していて動かないようだ。
「な、なんだ!?」
壊れた家の影から出てきたのは、剣を持った鬼人だった。
「この殺気は...」
「相当強いですよ。」
「よし。本気で行く。」
俺はいつも通り鬼人に斬りかかった。しかし、上手くいなされてしまった。
「なっ! 強い...」
再び斬りかかってもいなされてしまう。
「くっ! 剣術が足りない...二人共俺の攻撃に合わせて追撃してくれ。」
(了解です。)
「分かりました。」
もう1度、斬りかかった。俺の刀はいなされてしまったが、2人の魔法が上手く刺さった。
「よし。これなら行けるか?」
その途端、鬼人の殺気が増し、俺達は身体が震えてしまった。
「ゲームでこんなに殺気を出してくる敵がいるなんて...仕方ない。ここは一旦下がるぞ。」
そういった途端俺は目の前が真っ暗になっていた。
気づいたら俺はテントの場所に居た。
「ははっ。倒されたか。強すぎだろ...」
俺は鬼人に手も足も出なかった。今の俺の剣技じゃあいつには勝てない。俺は作戦を考える事にした。そのため、リルとグレイスにも案を出してもらうことにする。
「よーし! 今日も頑張るぞー! リルーグレイスー!」
(主。おはようございます。)
「おはようございます。」
「おはよ。今日こそは古代都市の探索しよう。」
ログアウトすると、大きな街か、今の場合だとセーブポイントまでテレポートされるので、また古代都市まで行かなければならない。しかし、しっかりと座標をメモっておけば困ることは無い。特に、リルのような素早い従魔が居れば尚更だ。
「リル、昨日の所まで連れていってくれる?」
「はい。任せてください。いつもより早めに走るので気をつけてくださいね。」
「お、おう。」
リルも早く探索したいのかな?
「は、速かった....」
「すいませんでした。」
「いや、リルは全然悪くないよ。」
「そうですか。では、早く探索しましょう。」
リルがワクワクしながら話している。
「よし。じゃあ行くか!」
「はい!」
(了解です。)
「魔物は出るのかな?」
(どうでしょうか。我には分かりません。)
「私もわからないですね。あ! 主様。そこら辺気をつけてください。」
「え?」
リルが少し慌てているような気がする。
(くっ!)
グレイスも体が硬直していて動かないようだ。
「な、なんだ!?」
壊れた家の影から出てきたのは、剣を持った鬼人だった。
「この殺気は...」
「相当強いですよ。」
「よし。本気で行く。」
俺はいつも通り鬼人に斬りかかった。しかし、上手くいなされてしまった。
「なっ! 強い...」
再び斬りかかってもいなされてしまう。
「くっ! 剣術が足りない...二人共俺の攻撃に合わせて追撃してくれ。」
(了解です。)
「分かりました。」
もう1度、斬りかかった。俺の刀はいなされてしまったが、2人の魔法が上手く刺さった。
「よし。これなら行けるか?」
その途端、鬼人の殺気が増し、俺達は身体が震えてしまった。
「ゲームでこんなに殺気を出してくる敵がいるなんて...仕方ない。ここは一旦下がるぞ。」
そういった途端俺は目の前が真っ暗になっていた。
気づいたら俺はテントの場所に居た。
「ははっ。倒されたか。強すぎだろ...」
俺は鬼人に手も足も出なかった。今の俺の剣技じゃあいつには勝てない。俺は作戦を考える事にした。そのため、リルとグレイスにも案を出してもらうことにする。
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