VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

61話──完成

お気に入り登録90ありがとうございます!
後10でお気に入り100なのでがんばります!



「そろそろ着く頃かな。」

(そうですね。何も無いといいんだけど...)

「そうだね!皆さんそろそろ着くのでよろしくお願いします。」

「「「分かりました。」」」

〜〜幻の村〜〜

「こんにちは!」

「あ、リュウさんこんにちは。改めまして、私はその村の村長を務めさせて頂いてる、【トリトン】と申します。冒険者の皆様、この度は我が村に来ていただき誠にありがとうございます。よろしくお願いします。」

「トリトンさんよろしくねー!」
サキは相変わらずのフレンドリーさだな。

「よろしくお願いします。」
華蓮さんが元気なさそうだけどどうしたんだろうか。

「頑張って手伝わせていただきます!」
天馬さんが眩しい...それはまさか【神聖なる神殿】の加護なのだろうか?(注意─全然違います。)

「おう!よろしくな!」
ドリスは...ドリスらしいな!

「では、皆さん仕事に取り掛かりましょうか。分担は、サキと華蓮で村の警備をして、他の全員は、村の復旧だ。説明書通りにやればテレポート施設が作れるそうだから頑張りましょう!」

「はーい!華蓮行こ!」
きっとこれで2人とも楽しく出来るだろう。

「うし!天馬!行くぞー!!」
熱血ドリス先輩だ...

「はいはい。やるからには頑張りますよ。」
天馬さんも隠れ熱血なのかな?その方がやる気があっていいけどね。

〜〜3時間後〜〜
1時間に一回女性グループが休みに来た。俺達は作業を進めて、そろそろ完成する頃まで到達していた。

「最後の仕上げだー!リュウ!頼むぞ!」

「はい!」
俺はグレイスに乗り上から指示を出すことになっている。これを失敗すると、最初っからなので、ミスが出来ない。

「グレイス頼んだぞ。」

(任せてください。)

「左にちょっとだけ動かして、あー行き過ぎ、おっけー!そのままくっつけて。」
これで上手く出来ただろう。

「じゃあテレポートで【プレトリア】まで、帰りますか。」

「いいわね。行ってみましょう。」
俺達はテレポートで街まで行き、ギルドに報告してから、村に帰ってきた。

「しっかりと出来たみたいだね。」

「おうよ!俺達がやったんだから、失敗するわけないだろ!」
ドリスが凄いドヤ顔をしている。

「1番最初に失敗したやつが何言ってるんだよ。」
天馬さんってはっきりと言うタイプなのか。

「う、うるせー!とにかく仕事は終わったんだ。帰ろうぜ。」

「さんせーい!これからみんなでおつかれパーティーしようよ!」
サキが満面の笑みでこちらを見つめている。そんな顔をされると断れないじゃないか…

「分かった。行こうか。」
俺達はあるレストランへ向かった。

「VRMMOをガチャで生き抜くために」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「冒険」の人気作品

コメント

  • りっきー

    なるほど!ありがとうございます!
    参考にさせて頂きます。

    0
  • 朱鷺坂七緒

    内容は面白いけど、1つだけ改善してほしいことがあります。
    それは「」の使い方です。
    セリフに「」を付けるのは良いのですが、擬音をセリフと同じ「」にすると少し読みづらいです。
    例えば、扉を開ける音は、「ガチャ」ではなく『ガチャ』にすると、擬音なのかガチャガチャの事なのかわかり易いと思います。
    長々と失礼しました。

    2
コメントを書く