VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

21話──事件

街が見えてきた。

「疲れたー」

「そうだね。でも、そろそろだから頑張ろう。」

「うん。」

俺は街に入る前に【グレイス】をテイムした魔物を入れることが出来る亜空間に送った。
街に入ってすぐに個人チャットがなった。
まさかと思ってメールを開いてみると、はる姉からだった。

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個人チャット

はる姉
「リュウ!なんか変な人に絡まれた!お店がいっぱいある通りの近く!」

                                                             リュウ
     「分かった!すぐ行くから待ってて!」

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「マイさんごめん!ちょっと用事があって急がなくちゃ行けないんだ。」

「分かったわ。じゃあ私はお店にいるわね。また、何かあったら買い物に来てね!」

「わかりました!ではまた。」

「またねー」

リュウは駆けて行った。

【疾走のレベルが5に上がりました。】

「はあはあ、そろそろつく頃だな。」

「いた!あそこだ!」

「おいお前ら!何やってるんだ!」

「リュウ兄!こいつらだよ!助けて!」

???「なんだお前!邪魔するな!邪魔するってなんなら容赦しないぜ!」1人の若者が寄ってきた。

「へえーじゃあやるか?全員でもいいぜ?」俺はとても怒った顔でPVPを受け入れた。条件は相手が死ぬまで、ただし、試合が終わったらHP1だけ残る。報酬は相手の全財産。

「へへへ、じゃあ全員でやってやるよ。行くぞ!お前ら!」総勢5人。武器はとても弱そうだ。最近はじめたやつらかな?

リュウとチーム【アホーズ】の試合が始まりました。

俺はアクセサリーをつけて始まった瞬間スキル【薙ぎ払い】を使用した。

「「「ぐああああああああ」」」
5人全員が倒れた。

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            WINNER        リュウ

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アナウンスと派手な演出があった。

7000ゴールドがリュウに移動しました。

「リュウさすがね!」

「リュウ兄ありがとうだずがっだよー」
詩織は泣いていた。

「何も無かった? 怪我してない?」

「「大丈夫!」」

「よかった。個人チャット来た時はびっくりしたよ。」

「あはは、私も絡まれるなんて思ってなかった。」

「だね!」

「そうか、じゃあこいつらは報告しといてっと。」

「てか、リュウ強すぎない?」

「ま、まあね? 俺ぐらいになるとこんなに強くなれるんだよ。」

「じー。そうなんだ。」

「そ、そう。さ、さあ早くログアウトして夜ご飯食べよ。」

「はーい。」

リュウ、はる、しおりがログアウトしました。

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