#140文字小説

北西時雨

2018/02/01

最近、昔の楽しかった事ばかり思い出す。別れた恋人や連絡の取れない友達の笑顔、映画のワンシーン、チョコレートとローストビーフ、焚き火。そんな思い出たちを、見上げる白い天井に想い映して眺める。キラキラと展開する様子がプラネタリウムのようだと思う。多分、私はもうすぐ死ぬ。

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