#140文字小説

北西時雨

2017/11/21

この世に楽園などあるのだろうか。人種や思考で差別されない、貧富の差もない、穏やかに過ごせるような、そんな場所が。
多くの人は、存在しないと言うだろう。違いがあるなら、個性があるなら、どうしたって敵ができる、と。それでも僕は楽園を信じたくて、今日もネットの海へ旅に出る。

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