#140文字小説
2017/11/02
「寝れない」そう言うと母がコップ一杯の人肌の牛乳を出してきた。ちみちみ飲みながら今日した喧嘩の話をする。母は黙って聞いている。一通り話したあと、白を呑み干して歯を磨き床につく。目を閉じて、謝罪文を脳裏に書く。幾つかの句読点が星のように散って、眠気がやってくる。
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