#140文字小説

北西時雨

2017/10/31

君だけを、君だけを好きでいたよ。なんていうのは幻想だ。生きているうちに、沢山の人に出会う。その中で、適当な相手を見つける。人間はそう出来ている。一人だけ特別なんてありえない。
だから……10年ぶりに昔の恋人と再会して、わき上がるこの気持ちは、恋なんかじゃない。

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