悪役令嬢のままでいなさい!
☆138 忘れていた招待状
新しく増えた白蓮と一緒に、私たちは自らの街へと帰った。二泊三日の旅だったけれど、色々なことがありすぎてくたくただ。
祭りが終わった晩、私は布団に潜り込んだあとも涙を流せなかった。何度も瞼をこすっても、赤く充血しただけだった。こっそり泣いてすっきりした方がいいのは理解っていたけれど、どうしてもそこに踏み込めなかったのだ。
こうして臆病な私は、時とタイミングを逸していく。そうしておけば良かったとか、こうしていればとか……、そんな数多の後悔を後から抱えこむことになると分かっていたくせに。
どうして人は何かを失ってからでしか悔やむことができないのだろう。
もしかしたら、これが鳥羽に告白できた最後のイベントだっかのかもしれない。それなのに、私は片想いの亡骸を手放せないままでいつしか眠りに落ちた。
なんていうこと。
守らなくてはいけない人間に裏切られた今ならば、素直に認められた。アヤカシの鳥羽が視界に入る度に窮屈に胸が苦しくなるのは、ただの報われなかった片想いだ。
これまで、陰陽師として生きている私は、白波さんのことが好きな鳥羽が好きだった。
絶対に自分がその瞳に映ることがないと分かっていながらも、ヒロインの白波さんに笑いかけるその横顔を遠くからそっと眺める瞬間が好きだった。
意地悪なところも、不遜な態度も、器用なくせに不格好な生き方も。
直視をすれば全てが台無しになってしまうような、身も蓋もない淡い恋でした。
鳥羽のことを好きなままで東雲先輩に恋しかけている現在はなんて不実で愚かなのでしょう。
そこまでを痛いぐらいに分かっているくせに、私はどうしてもこれを失恋と割り切って泣くことができなかった。
ずっとこのまま何も考えないで生きていたい。目の当りにしなければいけない失恋の傷など、無かったことにしてしまいたい。
十字路の前で立ち止まった私にそれが届いたのは、夏休みが終わって、八月も終わる最後の週のことだった。
「……あら、遅かったのね。八重ちゃん」
久しぶりの学校から帰ってきた私に、顔を出した母が笑みを作った。着物に割烹着を着ており、菜箸を持っている。調理の途中だったことが伺える。
「はい。今帰りました、お母さん」
私は薄く笑む。持っていたスポーツバッグをどさりと下ろすと、革のローファーを脱ぐ。指先で揃えて並べると、振り返った玄関に苦笑いをした。
いつの間にか我が家の住人が増えたせいで、タイルの上には沢山の靴が並んでいた。中には下駄なども混ざっており、なんだか大家族になったようだ。
「あ、八重さま。お帰り」
リビングに行くと、ノートパソコンのマウスを手にした松葉がこう言ってくれた。その隣には蛍御前と白蓮が座っており、てんで勝手なことを喋っている。
「あっ、どうしてここでスキップするのじゃ! 妾はここの部分をまだ見ていないのじゃぞ! これではどこでこのキャラが惚れたのかてんで分からぬではないか!」
「自分は攻略したことがあるからってずるいのね! 初心者にもしんせつにしてほしいのね!」
何をそんなに熱中しているのだろう。
階段を上る前に覗き込むと、ノートパソコンの液晶にはいわゆる萌えキャラとされる女の子の絵が映っていた。眩しいくらいの笑顔だ。松葉が慌てた顔になったけど、流石の私にもこれがギャルゲーと呼ばれるコンピューターゲームだということが理解できた。
『ギャルゲー』、すなわちギャルゲームは、魅力的な女の子キャラクターを攻略して親交を深めていく男性向けの恋愛シミュレーションゲームのことだ。1994年頃から発展してきたジャンルのゲームである。
乙女ゲームのいとこのようなものかな。
その仲間には、性的描写のあるエロゲーなどもあったりするので気を付けなければならないのだ。
「わあ! 八重さま、これは……っ」
「これ、18禁じゃないわよね?」
私が眉を潜めると、松葉が後ろめたそうに目を逸らす。それだけで、このゲームの正体が知れてしまい、どうして止めてくれなかったのかと蛍御前の方を見た。
「なんでリビングなんかでエロゲーをやってるのよ。お母さんだっているじゃない」
「いやいや、八重。早とちりするでない、これはただのGMEじゃ」
「……GME?」
そんな単語、記憶にない。新しいオタク用語だろうか。
「ギャルゲーと見せかけたエッチなゲームじゃ」
「却下」
底冷えのするような声で告げると、蛍御前は不満げに唇を尖らせた。
「でもこれ、すごく面白いのね!」
「早く自分の部屋に片付けなさい。松葉」
無垢な笑顔を向けてきた白蓮を無視して私が命令すると、おっかなびっくりといった具合に松葉はそろそろとノートパソコンを畳んでいなくなった。
「途中だったのに……」
「まあ、もうじき夕飯じゃしの。今度は八重に見つからないようにやればいいのじゃ」
「そーいう問題でもないと思うんだけど」
私はじろりと視線を動かす。女子高生の感性からすれば男でもないのにエロゲーで遊ばないで欲しい。
「それにしても、よくまあ一瞥しただけでアレがギャルゲーだと見抜いたの。そなた、知識があるということは、こういったもので遊んだことがあるのか?」
「……これぐらい一般常識ですから」
嘘だ。前世でなら、私はバッチリ乙女ゲームで遊んだことがある。
とことんやりこんで、今世の悪夢に出てくるくらいのふざけた流血ゲームの名前は、
私たちが息づくこの世界のモデルになったゲームの名前は、
同級生の白波小春がヒロインになっているゲームの名前は、
私、月之宮八重が悪役令嬢に設定されてたゲームの名前は、
殺意をもった、アヤカシばかりがでてくるゲームの名前は、
陰陽師の月之宮八重と彼らが殺し合ってたゲームの名前は、
蛍御前や白蓮なんて登場しなかったはずのゲームの名前は、
どんな因果か私だけの頭に焼き付いたそのゲームの名前は、
『―――――――☆――――――!!』
――こんな戯けたゲームがこの世界の本来のモデルになっているだなんて秘密、私だけが知っていればいい知識だ。
しばらく沈黙していると、階段を下りてきた松葉が気恥ずかしそうにこちらを見た。今は私の式妖になっているこの少年アヤカシだって、最初に出会った頃にはもっと抜き身のナイフのような殺気を放っていたものだ。
「あんなゲーム、いつ買ったのよ」
「……なんか、この家に沢山あったんだもん。
八重さまが自由に遊んでいいって云ってたゲームの棚の裏側に、この手のエロゲーが色々隠されてたんだけど?」
「え!? 嘘、どこに!?」
驚愕した私が問い詰めると、松葉は肩を竦める。
「多分、八重さまのお兄さんが買った奴じゃない? ……どんな用途に使ってたのかは考えない方がいいと思うけど。暇な時に遊んでたら、良作が多かったよ」
八重さまもやってみれば? シナリオとかボクは面白かったけど?と、松葉ははにかんで言った。それに私は沈痛な面持ちとなった。
そりゃ、いつかはこういった品物とバッティングすることもあるだろうと考えてはいたけど、予想外の投球が飛んできた気分だ。義兄のエロゲーって。エロゲーって!
「大丈夫だよ、八重さま。妹ものの恋愛ゲームは無かったから」
松葉が気休めの一言を放つ。
あってたまるか!
「いや、案外それだけ選んで海外に持って行ったのかもしれんぞ?」
蛍御前が嫌なことを言う。白蓮がそれにキュッと鳴いた。
「ああ、なるほど」
私の式妖は神妙に頷いた。納得しないでよ、松葉!
私と義兄は血が繋がっていなくても普通の兄妹としてやってきたのだ。そんないかがわしい思いなんか互いに抱いたこともないし、恋愛関係になるなんて想像したこともない。
月之宮幽司は日之宮奈々子と婚約することに文句を言ったことがない。彼らが将来の夫婦となることはもう周知のことだ。
……もしも、奈々子がこの話を知ったらどう思うだろう。割り切った考えを持つか、それとも義兄を狭量に血祭にあげようとするだろうか。
いやいや、それよりも先に殺されるのは私かもしれない。東雲先輩とキスをしてしまったことを陰陽師最強と自負する彼女が知ったのなら、裏切り者として首を絞められる可能性がある。
……しばらく会いたくないな。
そう思っていた私に、母が声を掛けた。
「ご飯できたわよ。みんな。今日はね、唐揚げを沢山揚げてみたの」
テーブルにあるのは、白い大皿にこれでもかと盛られた鶏の唐揚げの山だった。それに千切りのキャベツとミニトマトとひよこ豆のサラダ。具だくさんの味噌汁に、炊き立ての白米。甘い漬物に絹ごし豆腐といったごく普通の和食だ。
「デザートにプリンもあるわよ!」
微笑んだ母に、白蓮が嬉しそうに飛び跳ねた。
「ぷりん!」
まるでマグロを与えられた猫のような喜びようだ。いや、この子はカワウソなんだけども。長い旅路の果てに愛玩動物のごとく母に可愛がられた白蓮に、私はどこか穏やかな想いになった。
うん、女の子ならプリンは好きな子が多いよね。
「美味そうな唐揚げじゃのう」
蛍御前の目は揚げたてのそれに釘づけだった。松葉も惹かれているようで、そそくさと食器や箸を準備する。
「お父さんの分はとっといたから、みんな好きなだけ食べていいわよ!」
母の言葉に、松葉がガッツポーズをする。無言だけどすごくいい笑顔だった。
こうしてみると、私の母の順応力はけっこう高かったんだな。と何ともいえない心境となる。一般家庭に生まれて会社の受付嬢から月之宮財閥の社長夫人に収まっただけでも一般的に見ればすごいのに、こうしてどこのモノとも知れぬアヤカシにせっせとご飯を振る舞っているのだから――逆に見れば、厄介ごとには口を出さないようにしているだけかもしれないけれど。
そんなことを考えながら、私は「いただきます」と口にして椅子に座った。手を合わせ、みんなで食事を始める。どこか奇妙な一家団らんだった。
「あ、美味しい」
頬張った唐揚げは、全然パサパサしていなかった。衣はさっくりとした歯触りで、お肉は甘く弾力がある。噛み応えは充分にあり、もも肉のジューシーさが贅沢な美味しさを奏でていた。
その味が口に残っている間に、白米を口に運ぶ。そうして、次に味噌汁で流し込むと日本人に生まれたことに感謝したくなった。
「そうでしょう! やっぱり国産の地鶏は違うわよね!」
「ふーん、地鶏なんだ」
私は別にブロイラーの唐揚げでも生きてかれるような気がするけど。タイ産とかでもいいけど……。はしゃいだ母の言葉を聞いた松葉がありがたやと拝む真似をした。
むしゃむしゃとがっついて白米をかきこんでいるのは、蛍御前と白蓮の主従だ。ろくなものを食べてこなかったのだろうか。
「おかわりじゃ!」
「あ、わたしもご飯おかわり!」
「はいはい。今よそってあげますからね」
微笑ましいものを見るような眼差しを母は向けているけれど、蛍御前の本当の年齢を聞いたら腰を抜かすのではないだろうか。人間の母の何倍も長生きしているのだから。
「ボクは自分でとりにいくよ」
空の茶碗を持った松葉が、席を立った。それと入れ違いに戻ってきた母が、お盆に乗ったご飯の盛られた茶碗を神龍とアヤカシに配ろうとする。それをしながら、心に染み入る声でこう言った。
「もうじき、夏も終わるわねえ……」
しみじみとした発言だった。
「そうね」
お茶で喉を潤しながら、私は同意する。
「九月になったら蛍ちゃんと白蓮ちゃんは帰ってしまうのでしょう? なんだか八重ちゃんの妹ができたみたいだったから、寂しくなっちゃうわ」
私、もう1人ぐらい女の子が欲しかったの。と、母は悲しそうに睫毛を伏せる。いつの間にか自分の娘のように思っていたというのだろうか。
「なのね!」
相槌を打った白蓮は、無心に笑う。
「妾の方が姉になるのが普通じゃろ! なして妾が八重の妹になるのじゃ!」
「あらあら、そうなの?」
長生きな蛍御前が鼻を上向きにする。その態度に、母はニコニコと笑った。口元は綻び、それは明らかに神龍のことを愛でていた。
この2人の上下関係がイマイチ分からない。
「……それにしても、困ったわ。奈々子ちゃんからパーティーの招待状が届いているのだけど、みんなをお留守番させるわけにいかないじゃない?」
母の憂い気なため息に、私は驚きに箸を取り落とした。
カラン、カッシャーン。
指先から零れた塗り箸が床に落下した音がする。
「いま、お母さんなんて言った?」
聞きたくない一言が耳に飛び込んで来たような。
「もう奈々子ちゃんの誕生日パーティーのお誘いが来てるって言ったのよ? 今年も日之宮邸の1つで行うみたい」
「……すっかり忘れてたわ」
もうそんな時期でしたか。
いつもよりも慌ただしく過ごしていたから、頭からすっぽ抜けていた。
「兄さんはどうするの?」
「あの子は、帰国しないって連絡してきたわ。
向こうの大学の課題が多すぎて手におえないんですって。てんで英語ができないのが祟ったのかしら。婚約者の奈々子ちゃんは気にしないって云ってたけど」
母はちょっと申し訳なさそうに言った。その回答に、私は重いため息をつく。
「私も行かないってことには……」
「奈々子ちゃんはお友達の八重ちゃんが来てくれるなら気にしないって云ってたわ」
やっぱり無理か!
冷や汗が噴き出そうな思いになる。東雲先輩とキスしてしまった後なのに、奈々子に会わなくちゃならないイベントができてしまった。
当然ながらこんな展開は前世でやったゲームのシナリオには出てこない。これは月之宮家と日之宮家の私的な行事なのだから。
月之宮と並び立つ日之宮の令嬢の誕生パーティーは、毎年豪華に数多の招待客が呼ばれて催される。ここに遠い親戚である我が家が呼ばれないなんてことはありえない。もしもこのまま幽司兄さんと奈々子の婚礼が執り行われれば、私たちはもっと近い家族になるのだから。
……恐怖で食欲が減退した。
「アイツ性格悪いし、そんなの、ボイコットして行かなきゃいーじゃん」
松葉がもっともなことを言う。
アヤカシである私の式妖は、奈々子とは相思険悪な仲であるのだ。
「まあ。奈々子ちゃん、いつも一生懸命で可愛いじゃない。松葉ちゃんがそれを云うなんて思わなかったわ」
未来の姑は、松葉の発言にメッと言う。嫁いびりをしそうな気配はそこにない。
「見解の相違というやつかな。少なくともボクは、アイツに会うくらいなら深海魚を訪ねた方がまだマシだと思うよ」
なかなかにグロイことを言うなあ。
松葉は眉間を寄らせ、問題発言を連投する。
「それぐらいボクは奈々子のことが嫌いだし……」
「松葉ちゃん。見たこともないような美味しい料理が沢山あるわよ? 八重ちゃんのドレス姿だって楽しみじゃない? だってパーティーなんだもの」
松葉が驚きの表情になった。母はふふっと意味深に笑う。
「……八重さまの……ドレス姿……」
松葉の頬が仄かに赤くなった。口ごもりながら俯き、どこかボーっとしている。
床に落ちた箸を拾っていると、母がこんなことを言うのが聞こえた。
「ねえ、蛍ちゃんと白蓮ちゃんも一緒に行かない? この家に残していくよりは、みんなで楽しんだ方がいいんじゃないかしら」
「いや、妾はともかく白蓮はダメじゃ」
心が動かされそうになっていた白蓮が、蛍御前の厳しい制止にキュッと悲鳴を上げる。大きなヘーゼルナッツ色の瞳が衝撃に見開かれた。
「どうしてなのね! おいしいものがあるならわたしだって行きたいのね!」
「ダメと云ったらダメじゃ! あの日之宮に出入りするなぞ……そなたはこの家で留守番をするべきじゃ!」
「主様のバカなのね!」
ばっと涙を溢れさせた白蓮が泣きながら、持っていた箸をテーブルに叩きつけた。頬には1粒の米がついている。
「……泣こうが喚こうがそなただけは連れて行けぬ」
険しい声の蛍御前に、白蓮は顔を歪めてリビングを飛び出した。そのまま、止める間もなく玄関から外に走っていなくなってしまった。
ガチャン、と強引に開け放たれた重い鉄扉が閉まる。それに呆気にとられた私だったけれど、蛍御前の真意を聞こうと彼女を人目のない廊下へと誘った。
「……どうしてなのか、一応聞いてもいいかしら」
母の耳目が無くなった廊下でそっと訊ねると、蛍御前は機嫌を損ねたままでこう返事をする。
「日之宮奈々子という女は、恐らく陰陽師じゃろう」
「……ええ」
「誰もがそなたのようにアヤカシと共存できる者ばかりではない……。神に仕えているといえど、白蓮は妖怪じゃ。何かの間違いで妖魔の類として攻撃されたのなら、弱いあの子はすぐに死ぬじゃろう。
妾が守ってやりたいと思うのなら、日之宮奈々子という不確定要素に会わせないのが一番じゃとは思わぬか?」
「まさか……。その為に白蓮を置いて旅に出たんですか?」
「いや、それは単にアレと始終顔をつき合わせているのが嫌になったからなんじゃが」
感動的な理由があると思ったのに、あっさり裏切られた。
やっぱり白蓮は可哀そうだ。
今頃は外で悲しく泣いているのだろうか。
酷い発言をした蛍御前を軽く睨むと、神龍はわざとらしく顔を逸らした。
「ちゃんと説明してあげて下さい」
「それを理解できるだけの頭が白蓮にあればいいんじゃがのう……」
「丁寧に伝えればあの子だって分かりますって。面倒くさいからって言葉にするのを怠るから泣いちゃうんですよ」
「そなた、いつから白蓮に肩入れするようになったのじゃ」
ジト目になった蛍御前に、私は二回目のため息をつく。
「だって、始めて可愛いと思ったアヤカシなんですもの。無害な妖怪なら、私だって好感度くらい上がります」
「なんと、その口ぶりでは八重はすでに白蓮によって攻略されておるではないか。安い女じゃのう」
嘆かわしいといわんばかりの神龍は、ゆらゆらと水色の髪を揺らす。先ほどのギャルゲーに例えられたことは分かっているのだけど、前世の記憶がある私は少しだけドキッとした。
「とにかく、お留守番になる白蓮が納得できるようにしておいて下さいね!」
「……分かった」
念押しをされた蛍御前は、渋い顔になりながらも最後には了承したのだった。
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