チートで勇者な魔神様!〜世界殺しの魔神ライフ〜

solbird

ジンガイ

「ぐっ…ここは…?」
「目ェ覚めたか?」

目を覚ますと、そこは天幕のある豪奢なベッドの上。
そしてすぐ頭の上から声が聞こえた。

「よお」
「…誰?」

長い白金色の髪に赤い瞳。
トゥループラチナのような容姿の彼女はツリ目の美人であり、姉御肌という言葉が良く似合いそうだった。
知らない女だ。
だが、この光景には覚えがある。
恐らく膝枕だろう。
アカツキに膝枕して貰っている時と同じく大きなお山さんが2つあり、その上から顔がチラチラと見える。
というか、この声はもしかして…

「ハンニバルか?」
「おっ?気付いたか。おはようマスター」

ハンニバルが女になっている。
ただの結晶だった癖に美人になるなんて生意気だ。

「おいおい、命の恩人にそりゃあ無いだろ。ま、命の危機に晒したのは俺も原因な訳だが…」
「?……どういう事だ?」

どうやらハンニバルは危ない状態のツカサを助ける為、侵食度を無理やり上げた結果また危ない事になりかけたらしい。
何やってんだコイツ。

「何やってんだお前」
「仕方ねぇだろ。本当に危なかったんだからな」

嘘はついていない。
本当に危なかったんだろう。
ツカサはため息をつく。

「……何が原因だ?」
「グングニルだよ…あれは文字通り必中必殺の槍。但し、その矛を向ける相手の強さによって代償が発生する。アレを撃った後のお前は魂の汚染が始まってたんだ。だから侵食度を上げた。悪いが魔力補充の為にスキルも侵食しちまったから変質しちまった…悪いな」
「………いや、気にするな。グングニルを撃ったのは俺の責任だし、生きてるだけで儲けもんだ」

ツカサはベッドにぐったりと倒れ込む。
スキルの侵食がどういうモノかは知らないが、ハンニバルが人のような姿になっているのは恐らく人化のスキルの影響だろう。
ツカサは自らのステータスを確認する。


ツカサ

種族:人鎧(ジンガイ)

年齢:∞

Lv.56875269
評価レベル:EX
生命力:∞魔力:2596552375465
攻撃力:1828954621184
防御力:1796541213315

スキル:スキル:魔力操作Lv.MAX、体術Lv.MAX、身体強化Lv.MAX、自然治癒Lv.MAX、全状態異常耐性Lv.MAX、健康体Lv.MAX、殺気Lv.MAX

ユニークスキル:魔神Lv.MAX、パンドラの箱Lv.MAX、鑑定Lv.MAX、無限再生Lv.MAX、天災Lv.MAX、世界核Lv.MAX、呪竜王の魔眼Lv.MAX、ホムンクルス製作Lv.MAX、無双魔道外骨格ハンニバルLv.MAX

称号:選ばれし者、呪われし者、七聖、滅ぼす者、禁忌、吸血神、虐殺者、殺戮者、無双、鬼畜。厄災、魔神、世界を殺せし者、世界蛇のトモダチ、九尾狐の恋人



「…だいぶスッキリしたな」
「お前のステータスに残ってるスキル以外は全部俺に統合されてるから今まで通り使えるぞ」
「そりゃよかったよ…」

竜聖機鎧が無くなったのは少し寂しくはあるが、仕方ないだろう。
それにしても…

「ハンニバル…ここはどこだ?」
「ん?…魔王城」

ツカサは白目を向いた気分になった。

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