チートで勇者な魔神様!〜世界殺しの魔神ライフ〜

solbird

迷宮

「ここが第二階層の階段か…」
「だな!」

騎士達を倒した俺達は二階層への階段を見つけた。何処にあったのかというと、ステンドグラスの足元だ。
演説台がある辺りに近付くと、俺達を歓迎するかのように床が開いて階段が現れた。
奴らを倒さないと進めないというわけだ。

「随分凝った仕掛けだな」
「どうなってるんでしょうね…」

とりあえず、俺達は階段を下る。
そこまで時間もかからず第二階層に到着した。

「こっから完全に未探索だな!」
「何が待ってるんでしょうね」

二人共ワクワクしているようだ。
まあ、自分もしているのだが。

「よし、進むぞ」
「はい」「あいよ」

第二階層の様子は、まさに地下といった感じだ。
石レンガの壁、そこに掛けられた松明が石レンガの床を照らす。
横幅は大体3~4m、高さは4~5mの通路が続いている。
たまに魔物が現れるが、それらは大したことの無い雑魚ばかりだ。

「う〜ん…明らかに難易度下がりすぎだよな…」
「そうですね、上のアレらとは比べ物になりません。何かがあるのは間違い無いです」
「クソっ!早く強えの出て来い!」

フェンのイライラが溜まってきている。
またゴブリンモードに突入するかもしれない。

「…ん?」

フェンが突然立ち止まる。

「どうした?」
「いや…アソコに何かあるな〜と」
「魔物じゃないんですか?」
「いや、アレは違うな…」

ツカサは感覚を鋭くして前方を探る。

「…血だな。だが、人じゃない。魔物の血だ」
「何故ここで魔物が…?」
「分からん」

ダンジョンに湧く魔物は基本、殺し合いはしない。それに大聖堂に戦闘を行った跡は無かったので人がいる訳では無いだろう。

「とにかく、これが鍵になりそうだ。血の跡を追うぞ」
「分かりました」

ツカサ達は血の跡を追う。

「どこまで続いてるんでしょうね…」
「分からん。とりあえず、進むにつれてどんどん色んな魔物の血が混じってるのは分かった」
「強そうだな」

フェンのテンションが少し上がったようだ。
暴れ回らなくてよかった…

「…ここは」
「大部屋…ですね」

ツカサ達は大きな空間に辿り着いた。
天井は高く、闇で見る事はできない。だが、横幅が20mはあるのがロウソクの火から分かるのでかなり大きな空間だろう。
確信する。

ここが第二階層攻略の鍵だ、と。

「ここだな」
「濃密な魔力が充満してます。お相手はかなり強力みたいですね」
「強い奴は大歓迎だ!」

フェンはテンションが上がりまくりだ。
ちょっとうるさい。

『ブルルルルゥゥ…』

牛の鳴き声。
(あー…これはあれだ)

この部屋の主が闇から姿を現す。
身長は3m程で、牛の頭を持つ人間のような姿。
腰巻きはかなり豪華であり、所々に宝石が散りばめられている。
手には大斧を持っており、血で濡れていた。

(ミノタウロスだ)

『ブルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルロロロロロロロオオオオオオオオオオオ!!!!』

開戦だ。


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年齢:不明

種族:ミノタウロスロード

Lv.5086
評価ランク:SS
生命力:25809 魔力:12568
攻撃力:35807 防御力:34685

スキル:斧術Lv.9、突撃Lv.8、硬化Lv.9、再生Lv.7

称号:虐殺者、迷宮の守護者

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コメント

  • 落合  葱

    迷宮の番人と言えばやっぱりミノかぁ

    1
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