チートで勇者な魔神様!〜世界殺しの魔神ライフ〜

solbird

はじめてのおつかい

ツカサ

年齢:18

種族:トゥループラチナ

Lv.15
評価ランク:SS
生命力:∞  魔力:2000
攻撃力:3000  防御力:2500

スキル:殺戮Lv.MAX、惨殺Lv.MAX、虐殺Lv.MAX、鏖殺Lv.MAX、爪術Lv.MAX、自然治癒Lv.MAX、吸血Lv.MAX、血魔法Lv.MAX、無双Lv.MAX、氷魔法Lv.MAX、眷属化Lv.MAX、全状態異常耐性Lv.MAX、健康体Lv.MAX、殺気Lv.MAX

ユニークスキル:魔神Lv.MAX、竜聖鎧Lv.MAX、パンドラの箱Lv.MAX、禁忌Lv.MAX、不老不死Lv.MAX、儀血血闘術Lv.MAX、殺LvMAX、魔法吸収Lv.MAX、鑑定Lv.MAX、天災Lv.MAX、世界核Lv.MAX、呪竜王の魔眼Lv.MAX

称号:選ばれし者、呪われし者、七聖、滅ぼす者、禁忌、吸血神、虐殺者、殺戮者、無双、鬼畜。災厄、魔神、世界を殺せし者、世界蛇のトモダチ




そう表示された瞬間、ツカサは白目を向いた気分になった。

(やっぱりかー)

教会に集まっていた人達は呆然としている。
そして、1番最初に動いたのは聖騎士だった。

「ま、魔神です!教会本部!!応援要請、ナハル村教会!!!」

聖騎士が慌てながらも通信機のような機械で教会へ通信を送る。
ツカサはこのままだと囲まれると判断し、呆然とするザコ共を置き去りにして教会の窓へひとまず避難する。
窓をぶち抜いて外へ逃げようとした瞬間…

「待って!」

レシィの声がツカサの足を止めさせた。
振り返ると、神像の前になんとも言えない表情のレシィがいた。

「どうして…?」

そんな事を聞いてくる幼馴染に魔神っぽく選別をやろうと思いつき、俺は言葉を紡いだ。

「勇者よ!我は魔神なり!
神に選ばれし者よ!世界を見よ、人を見よ、敵を見よ、全てを見よ!それらを真正面から見て考え、悩み、決断せよ!
人々はお前に期待という名の刃を向けるだろう!それでも俺を殺すなら!俺は待っている!」


そう告げて窓を突き破って全力で駆け出した。
教会の外には聖騎士がズラリと並んでおり、俺を殺そうと槍を突き出す。
ザッと鑑定したところ、全員Lv.30程度のただの人間で雑魚ばかりだ。

(準備早すぎだろう!)

だが、俺は不死だ。
槍が来ようと砲弾が飛んでこようと隕石が直撃したとしても死なない。
あえて槍を避けずに全て受けながら不敵な笑みを浮かべて突き刺さった槍を引き抜いて振り回し、聖騎士の壁を突破する。

(この世界に来て初めて人を殺したな…15人か。はじめてのおつかい的にはよくやった方じゃないか?)

そんな事を考えながら山に入り、森を駆け抜ける。その足に迷いはない。まるで行き先があるかのように。

(ひとまず、目的地は俺が幼い頃言われた近付いてはいけない神社だな)


俺がこの世界に生を受けて10年程経った頃、俺は森に近付いてはいけない神社がある事を母さんから教わった。
その時、子供に近付いてはいけないなんて言ってはいけませんよ!ひっひっひ!
…とその神社に向かったのだが、そこから膨大な魔力と呪気を感じたのだ。
まるで中に何かを呪いで閉じ込めているかのような。
その当時は力が足りないと感じてすぐトンボ帰りしたのだが、今は違う。
何より…あそこに魔神の生まれ変わりがいる。…と本能が告げている。

(そして、困っているのであれば助けたい。敵で尚且つ自分より弱いならば経験値にするまでだ。敵で尚且つ自分より強ければ大人しく逃げよう)

逃げれば近隣の住民は被害に遭うかもしれないが、まあなんとかなる気がする。
そして、あの神社に到着した。
追っ手はいない。
完全に撒いたようだ。

「ふぅ…」

(前に来た時も思ったが凄い呪気だな)


深呼吸をし、心を落ち着かせてから札が大量に貼られ、ボロボロになった観音開きの扉を開く。
中には、下りの階段。

(ビッグタイトルのホラーゲームより怖いぞ)

そんな事を考えながら階段を下る。
最初の1歩は結構勇気が必要だったが、1歩。また1歩と踏み出す内に恐怖は和らいで行った。

(長い。ただただ長い)

もう10分は下り続けている。
それでも終わりはまだ見えない。


1歩。


1歩。


また1歩。


そうやって1段ずつ焦らず降りていく。
そして、とうとう階段が終わった。
到着してみると、案外そこまで長く感じないのは学校の卒業式で今までの思い出を振り返ってみると長かったような短かったような気分になるのと同じだろう。
目の前には蝋燭で灯された何も無い石造りの空間。反対の壁に一つだけ扉が備え付けられている。


(あの奥だな)


俺が扉を開いた先にいたのは────








「タスケテ…」

助けを求める女性の狐人だった。

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