クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!

TNKt_k

122話 3ヶ月後

「遅いですよ!もっと早く出来る筈ではないですか!」 

「ちょっとステータス差考えてください!」

「最後です!いきますよ。」

目の前に拳が飛んでくる。
それを何とかかわす。
しかし、足元が砂地でとても動きづらく、相手の方が圧倒的に手数も威力も上で徐々に交わすことが出来なくなり、ガードさせられるようになってしまった。
しかし、これも予想通り。はなから、自分よりもステータス・技術で勝る相手に対して有利に戦局を進められるとは思っていない。
更に相手の攻撃は過熱し、防戦一方だがここは隙を伺う。
相手の攻撃をガードしていると相手がほんの少しバランスを崩した状態から蹴りが飛んでくる。

!……ここだ!

相手の足を掴み、投げ飛ばす!
相手は地面が砂地であることもあり、しっかりと踏みとどまることが出来ず、そのまま20m程投げ飛ばされる。

「あっ!やり過ぎたか?」

そんな僕の心配を余所に、投げ飛ばされた相手は音もなく地面に着地した。

「まあまあですかね?普通なら、投げ飛ばすだけでは決定的なダメージにならないって指導するところですが、恐らく私を地面に叩き付ける事を躊躇してそうなったのだと思いますし、今日はこれで終わりにしましょう。」

あれ?バレてたのか?
まあ、訓練とはいえ借りにも付き合っている女の子を地面に叩き付けるのは少し気が引けてつい投げ飛ばしてしまったんだよな。

「ありがとうございましたリリアさん。」

「!美月様!訓練の時はともかく普段は呼び捨てにしてくださいって言ったではありませんか!」

「いや、まあそうなんだけどさ………。二つの呼び方を使い分けるの難しくて………………。」

「別に私は常に呼び捨てでも構わないんですよ?」

「り、リリアは師匠だからね。やっぱり訓練時はさん付けで呼んでる方が気持ちの切り替えが出来るんだよ。」 

「そう言うものなんでしょうか?」



この場所に来てから実に3ヶ月近くが経過した。
美樹ちゃんの事や、エミリア王女の事など気になることは多々あるが、未だにこの場に留まっている。
なぜ、早く美樹ちゃん達に会いに行かないのかと言うと、この場所が島だったからなのだ。
3ヶ月前にオーガを倒してからこの周辺、特に海岸線を中心に探索したが6,7時間くらい海岸線を歩いたら元の位置に戻ってきたのだ。
つまり、ここは島であると言うことが分かった。
だから帰りたくても帰れないのだ。
元々僕たちの居た大陸がどっちの方向にあるかも分からないし、どのくらいの距離にあるかも分からない。
そんな中海に飛び込んで、元の大陸を目指すようなバカなことはしない。
今のところの方針は海に船が通るのを待っている状況だ。

それにこの島は、オーガを始め沢山のレベルの高い魔物が居て訓練には最適の環境なのだ。
2,3度死にかけたけど、お陰で大分強くなることが出来た。
これがその成果だ。



名前:美月輝夜
種族:魔人族
年齢:17才
性別:男
職業:妄想師

level.82

HP:24240/24240
MP:707000/707000

筋力値:10550
耐久値:11110
魔力値:18180
魔耐値:8080
敏捷値:18180

魔法
火魔法:ファイヤボール・フレア・フレアバレット・火撃
水魔法:ウォーターボール・アクアジェイル・アクアバレット・水撃
風魔法:ウィンドカッター・ウィンド・エアバレット・風撃
土魔法:アースグレイブ・土装撃・土装脚・鉄装撃
無魔法:ブースト・ライト
身体属性付与魔法:纏身てんしん・飛拳・エアロダッシュ

職業スキル
状態異常妄想・職業スキル自身効果範囲眷族拡張・アイテム創造

スキル
掌撃術レベル32・蹴撃術レベル28・柔術レベル15・索敵術レベル18・隠密術レベル21・掌打・波擊・断擊・飛び蹴り・旋風脚・二段蹴り・腕緘・受け流し・掬い投げ・HP自動回復強化レベル7・MP自動回復強化レベル10・ティム・高位鑑定(高位遮蔽中)・高位遮蔽(高位遮蔽中)・アイテムボックスレベル4・マナ操作・異世界言語翻訳


使役獣
ラズリ(スライム)・ニキス(シャドウキャット)・リリア(鬼人族)

称号
異世界人・モンスターティマー



[状態異常妄想]の[基礎ステータス値上昇系]や[レベルアップ時ステータス上昇強化]を効率よく使ったお陰でたった3ヶ月でレベルを80もあげることが出来た。
普通なら数十年は掛かると思いますよとリリアさんが言っていた
あとは、[状態異常妄想]を使っていて気付いたことがある。
それは状態異常のレベルにも上限があったことだ。
[基礎ステータス値上昇系]は自分にかける際はレベル8、使役獣に掛ける際はレベル5が限界でこれ以上はどんなにMPを掛けても状態異常のレベルが上がることはなかった。
その他にも[レベルアップ時ステータス上昇強化]は自分・使役獣共にレベル8まで、[基礎ステータス倍加]もレベル2が限界でそれ以上は使えなかった。
まあ、流石にこのペースで掛けることの出来る状態異常のレベルが上昇したら、チートスキルどころか、バグスキルっていうぐらい凄いことになる。
僕としてはそれでもいいが、そう簡単にはいかないようだ。

えーと次はリリアさんのステータスだがこっちは僕よりも凄い。


名前:リリア
種族:魔族(鬼人族)
年齢:24才
性別:女
職業:魔法剣士

使役中

level.79

HP:6660/66600
MP:29600/29600

筋力値:23680
耐久値:11840
魔力値:20720
魔耐値:10360
敏捷値:22200

魔法
火魔法:ファイヤボール・フレア・火撃
水魔法:ウォーターボール・アクアジェイル・水撃
風魔法:ウィンドカッター・ウィンド・トルネード・エアウォール・風撃
土魔法:アースグレイブ・土装撃・土装脚
無魔法:ブースト
付与魔法:武器魔法付与ウェポンエンチャント二重武器魔法付与ダブルウェポンエンチャント・武器硬化・
身体属性付与魔法:纏身てんしん・エアロダッシュ

職業スキル
短剣術レベル4・剣術レベル9・大剣術レベル24・刀術レベル21・投擲術レベル9・スラッシュ・ダブルスラッシュ・打突・乱れ突き・居合い斬り・

スキル
隠密術レベル25・索敵術レベル22・裁縫・料理・ボックスレベル2・鑑定・遮蔽・超位魔素耐性・マナ操作

称号



レベルは僕より低いのに基礎ステータスは僕のものをぶち抜いている。
正直今の強さで、この世界に来てから今まで会った全ての人間より遥かに強い。
そう思ってリリアにその事を話したら、「確かに私達は現状この世界でかなりの強さを有しています。ですが私達よりも更に強い存在も沢山のいますよ。美月様!慢心するなんてダメですよ。今日は訓練2倍です。」と言われた。
………………今のこのステータスよりも更に強いって一体全体どんな強さなんだろう…………。
取り敢えず、今も慢心することなく更に強くなるようリリアと訓練を重ねている。

そしてリリアの名前なのだが、魔族になったときの影響でなのか、ステータスの名前の欄が鬼人族に変わってしまっていた。
なのでリリアが再度名前を付けてくれと言ったので名前を考えたんだけど、ニキスやラズリの様に鉱石や宝石由来の名前はどれもしっくり来なかった。
やっぱり、僕にとっては「リリアはリリア以外あり得ない。」ってことで再びリリアと名をつけることになった。
「シェシリーの方の名前の方がいいんじゃないですか?」と聞いたんだけど、「美月様に命を救ってもらって私は生まれ変わりました。シェシリーはもう死んだんです。私は美月様と出会ってからのリリアで呼んでもらえることが嬉しいです。」と言われた。

そんな事を考えてると、森の方から声が聞こえる。

「マスターただいま。」「ムギュギュ!!」

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コメント

  • ペンギン

    MPが70万越えってもう、チートw

    1
  • ペンギン

    ヤバいですね...てか、絶対さっきエミリア元王女が行こうとした島ですよね!?

    0
  • 気まぐれ人

    エグすぎる・・・

    3
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