クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
92話 逃避行?
ーー王の間ー
美月達の逃げ出した直後の王の間で王の声が響く。
「お前ら二人は直ぐ様追え!」
「「はい!」」
騎士団長と魔法使いの風貌の女性が美月達を追いかけて部屋を飛び出でる。
「ちっ!逃げ出してしまうとは、人を見捨てられないお人好しと言う報告があったから、投降するかと思ったんだがな。」
「すいませんアリド国王様。私の部下が邪魔をしてしまいました。」
「お前には期待している。二度こんなことは起きないようにしろ。」
「はっ。二度とこのような失態はしないようにします。
それで、此方の娘はどういたしましょうか?」
メイド長がエミリア王女を指して問い掛ける。
「ああ言ったものの王族が、仮にも自分の娘を処刑するのは国内的にも、対外的にもよろしくない。
後で考えるから牢屋にでもぶちこんでおけ。」
「はっ!あなた達牢屋にお連れしなさい。丁重に扱いなさいね。それでは、私も共に牢屋に送り届けたあとにあの二人を追いかけて参ります。」
ーーーーーーーーーー
「こっちへ。」
「はっはい………。」
エミリア王女を置いてきてしまった……。
協力関係だったのに見捨てて逃げてしまってよかったのかな………。
エミリア王女のことで悩んいでるとリリアさんが話し掛けてくる。
「さっきのは私の判断です。美月様は責任を感じる必要はありません。それに、いくら王様とはいえそう簡単には王女様の処刑なんて出来ません。
なので、さっきのは私達を釣るための発言で、エミリア王女が確実に処刑されると決まったわけでは無いと思います。」
「ありがとうございます。そういってもらえると気が楽になります。」
「それよりもう少しスピードをあげますよ。着いてきてください。」
リリアさんは[遮蔽]で基礎ステータスを低くしているのをお構い無しに全力で走っている。
僕もそれに、着いていく為に[状態異常妄想]を使って敏捷値を3倍にする。
だが、敏捷値を3倍にしても着いていくのがギリギリだ。
敏捷値では勝っているはずなんだがな。やっぱりステータスの値が全てではないってことだな。
「取り敢えず城下町まで逃げて直ぐ様、町を出ましょう。それしか私達が生き残る方法はないはずです。」
逃げる…………か。
美樹ちゃん達を置いていっても大丈夫なんだろうか?
…………でも、僕の強さ程度ではクラスメイトはおろか、僕達二人でさえ逃げれるかどうかだ……。
美樹ちゃんとはある程度の情報を共有したし、なんとかなると祈るしか……。
長い廊下を走り抜けると城の中庭にでた。
「もう少しで城を出れそうですね。」
僕がリリアに話しかけるとリリアが急に振り向き僕ごと転ぶように倒れる。
「なにを!?」
僕が周囲の状況を確認しようとした瞬間、さっきまで僕がいた場所に氷柱が突き刺さる。
「外しましたか?ですが、次はそうはいきませんよ。必ず当てます。」
現れたのは先程王の間に居た魔法使いの風貌をした女性だ。
「残念だが、お前らを逃がす訳にはいけない。」
そして、王城を抜ける道の方向には今の間に回り込んだ騎士団長がいる。
そう簡単には逃がしてくれそうにないな。
美月達の逃げ出した直後の王の間で王の声が響く。
「お前ら二人は直ぐ様追え!」
「「はい!」」
騎士団長と魔法使いの風貌の女性が美月達を追いかけて部屋を飛び出でる。
「ちっ!逃げ出してしまうとは、人を見捨てられないお人好しと言う報告があったから、投降するかと思ったんだがな。」
「すいませんアリド国王様。私の部下が邪魔をしてしまいました。」
「お前には期待している。二度こんなことは起きないようにしろ。」
「はっ。二度とこのような失態はしないようにします。
それで、此方の娘はどういたしましょうか?」
メイド長がエミリア王女を指して問い掛ける。
「ああ言ったものの王族が、仮にも自分の娘を処刑するのは国内的にも、対外的にもよろしくない。
後で考えるから牢屋にでもぶちこんでおけ。」
「はっ!あなた達牢屋にお連れしなさい。丁重に扱いなさいね。それでは、私も共に牢屋に送り届けたあとにあの二人を追いかけて参ります。」
ーーーーーーーーーー
「こっちへ。」
「はっはい………。」
エミリア王女を置いてきてしまった……。
協力関係だったのに見捨てて逃げてしまってよかったのかな………。
エミリア王女のことで悩んいでるとリリアさんが話し掛けてくる。
「さっきのは私の判断です。美月様は責任を感じる必要はありません。それに、いくら王様とはいえそう簡単には王女様の処刑なんて出来ません。
なので、さっきのは私達を釣るための発言で、エミリア王女が確実に処刑されると決まったわけでは無いと思います。」
「ありがとうございます。そういってもらえると気が楽になります。」
「それよりもう少しスピードをあげますよ。着いてきてください。」
リリアさんは[遮蔽]で基礎ステータスを低くしているのをお構い無しに全力で走っている。
僕もそれに、着いていく為に[状態異常妄想]を使って敏捷値を3倍にする。
だが、敏捷値を3倍にしても着いていくのがギリギリだ。
敏捷値では勝っているはずなんだがな。やっぱりステータスの値が全てではないってことだな。
「取り敢えず城下町まで逃げて直ぐ様、町を出ましょう。それしか私達が生き残る方法はないはずです。」
逃げる…………か。
美樹ちゃん達を置いていっても大丈夫なんだろうか?
…………でも、僕の強さ程度ではクラスメイトはおろか、僕達二人でさえ逃げれるかどうかだ……。
美樹ちゃんとはある程度の情報を共有したし、なんとかなると祈るしか……。
長い廊下を走り抜けると城の中庭にでた。
「もう少しで城を出れそうですね。」
僕がリリアに話しかけるとリリアが急に振り向き僕ごと転ぶように倒れる。
「なにを!?」
僕が周囲の状況を確認しようとした瞬間、さっきまで僕がいた場所に氷柱が突き刺さる。
「外しましたか?ですが、次はそうはいきませんよ。必ず当てます。」
現れたのは先程王の間に居た魔法使いの風貌をした女性だ。
「残念だが、お前らを逃がす訳にはいけない。」
そして、王城を抜ける道の方向には今の間に回り込んだ騎士団長がいる。
そう簡単には逃がしてくれそうにないな。
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コメント
自称脳筋wwww
どうなる事やら ┐(´∀`)┌ヤレヤレ
ノベルバユーザー252836
ここまで事態が悪化する異世界話も珍しいと思うʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ