俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第184話 ベルメス、昔を思い出す

 エルンとベルメスは、仲間を傷つけられたことに対して激怒していた。ベルメスの覇龍の怒鎌は、持ち主の怒りが強ければ強いほど力が増していく武装である。エルンはキレたことによって冷静さがかけているのではなく、真逆でとてつもなく冷静になっている。

「仲間を傷つけたことは大罪よ。」

「たとえ元人族だとしても髪の毛一本たりともこの世にも越しておくことはできない。」

 ゾルゲルに向かってエルンが牽制しながら ベルメスが一気に距離を詰める。

「死ね!」

 ベルメスの一振りがゾルゲルの頭に狙い落とされる。ゾルゲルはその攻撃を紙一重のところをでよかしたようだ。そのまま、ベルメスの大鎌は地面に当たり、深々と突き刺さり地面に亀裂が入った。

「当たったと思ったんだがな。」

「そんなハエの泊りそうな攻撃に当たるほど、俺は弱くない。」

 ゾルゲルの挑発にベルメスは腹を立てて攻撃の切れがさらによくなった。そこからは、ゾルゲルとベルメスの精神がすり減るような攻防がくり広げられた。エルンもたまに援護者激をするがベルメスの攻撃のじゃまになってしまう場合のほうが多かったのでそこまで手を出さなかった。そこでエルンはまた別の作戦を立てた。

「おらぁ!どうした!ベルメテウスダークドラゴンもこの程度か!」

「その減らず口すぐに叩けないようにしてやる!」

 大鎌を高速でゾルゲルに向かい振って振って振りまくっている。ゾルゲルもすべて、その攻撃をいなしている。簡単にとはいかないが、綺麗に大鎌の力を逸らしている。

「ベルメス、上に飛んで!」

 エルンの声と同時にベルメスはその言葉を信じ上にとんだ。すると、エルンの持っている魔銃に今のエルンの最大出力の魔弾ガたまっていた。エルンはベルメスが上にとんだ事を確認するとその魔弾を一気にゾルゲル目掛けて放った。さすがのゾルゲルも、ベルメスの攻撃に集中が言っていて、そのためにエルンの攻撃のことは気が付かなかった。ゾルゲルは避けきれないと思い、防御態勢に入った。防御態勢をとったと同時にエルンが放った魔弾がゾルゲルを包み込んだ。それは、爆発し土煙が待っていた。

「ナイスだね~、エルン。」

「これで少しは、ダメージ入っていてほしいけどね。」

 エルンは、正直言ってさっきの攻撃で結構な魔力を消費していた。援護もしっかりとできないため一撃にかけた攻撃のため魔力が大量に必要だった。そのため、エルンは体に力が入らずふらふらしている。この攻撃で倒せなかったらエルンは、もう攻撃には参加できない。

「さて、まだまだこんなもんじゃないだろう。もっと楽しもうではないか。」

 土煙の中から少し傷ついたゾルゲルが出てきた。体にある傷からは紫色の血が流れている。エルンはもうダメかなとあきらめかけたが、まだベルメスはあきらめていなかった。

「エルン~、今からソウヤとかアストとか呼んできてくれないかな~。ここは、私が抑えとくから~。正直ここまでやるやつだとは思わなかったからさ~」

「分かった。ちゃんと呼んできますから!持ちこたえててくださいね!」

 エルンはそういって、ふらふらするからだを頑張ってまっすぐはしらせてみんながいると思われる場所に向かっていった。

「さて~、援軍を読んできてもらえるまで待っとかないとね~。それまで、私と~踊りましょうか!」

 ゾルゲルにベルメスは当たれば致命傷になりそうな攻撃を繰り出した。ゾルゲルは、避けるわけでもなく手に何やら魔力をためていた。

「喰らえ」

 ゾルゲルは、ベルメスが大きく振りかぶった瞬間、手をベルエスのほうに向かって伸ばした。

「反射魔法:リフレクト・バースト」

 ゾルゲルの周りに黒い魔力壁が張られた。ベルメスはそれが何かは頭では何かわからなかったが、直感でこのまま攻撃するとまずいことになる気がすると思った。理由はわからないが。ベルメスはそのまま、魔力壁に当てないように横にずらし大鎌を地面に突き刺した。

「ほう、脳筋のように感じたが高位の魔獣ならではの勘が働いたようだ。」

「いや~、さすがにあれに当てると~私でも吹っ飛びそうだからね。」

 ベルメスは、冷や汗をかいていた。今思い出したが、あの攻撃を魔力壁に当てていたら、ベルメスの腕は飛んでいただろう。

「まずいね~、その魔法はずっと発動しているんだね~」

 そう、さっきからゾルゲルの魔力壁が出っぱなしだ。ベルメスは、大鎌を外した。ベルメスはそこに落ちていた瓦礫を拾ってゾルゲルに向かい投げた。

「なんのためにそんなことするのかな。」

ベルメスは、投げた瞬間ゾルゲスを中心として180度移動した。ベルメスは、なんとなくあの魔力壁の効果に気づいていた。

「なるほど~」

 ゾルゲルの魔力壁に当たった瓦礫は粉々に砕け散った。其れとは引き換えに魔力弾がその投げられた方向に向かって放たれた。

「なるほど、そのための瓦礫なのですか。」

 ベルメスもさすがに驚いた。魔力弾が放たれた方向を見てみると建物が蒸発していたり、ぐつぐつと液体になって沸騰していたりしている。こういうことができるのは、八大魔獣くらいしか知らなかった。

『ほう、あんな技ができるとは、意外だな。あれが悪魔の力か。』

 バルバイストも上空にいたドラゴンタイプの悪魔を一通り倒したときに下の爆音に気づき見ていた。そこには、ベルメスとそれを放った人族がいた。そこで、何を思ったのかベルメスの助太刀をしようと考えた。

『助太刀してやろうか、ベルメテウスダークドラゴン』

『余計なことをしたら、お前も殺す』

 ベルメスは、ドラゴンだったころの殺気を纏いながらバルバイストに返答した。バルバイストはソウヤの止期ぶりに殺気に怯えた。それがとても面白かった。

『余計なお世話だったようだったな。では、もう役目を終えたから寝ることにしよう。』

 そういってバルバイストは亜空間に戻っていった。ベルメスは、眼の前にいるゾルゲルをにらめつけた。バルバイストとしゃべった時に昔の自分の人間を襲っていた時の殺意を思い出した。そう、今のしゃべる方の前の破壊と殺戮を楽しんでいた時の自分のことを思い出した。

「人族に思いあがられても困るからな、ここで殺そう、貴様を殺そう、殺ろう。」

 ベルメスの姿がどんどん変わっていく、その姿は、いつもの人族のような姿に頭に少し角が生えた姿ではなくまんま化け物、人族の姿など面影もない化け物だ。

「さぁ、人族、死ね!」

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コメント

  • 怠惰sin-B

    ストーリーは面白いから好きです。
    でも、喋ってるキャラ間違えるのと、誤字だけ何とかならないですか?

    1
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