俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第181話 ブラッド・カーニバル

 空が真紅に染まっていき、街が赤に染まっていきルーン語がさらに眩しいほどに輝き始める。何人か不穏な動きをしているやつらを見かけたが眩しくてよく見えなかった。ソウヤは、何とか眩しいのにも慣れたがアスト以外のみんなはまだ目くらましを喰らっている状態だ。

「失態です。あまりにも近似していたもので私も見落としてしまいました。」

「いや、仕方がない。俺も神の眼を使って確認しておけばよかった。」

 ソウヤがソウヤって悔しがっていると、真紅に染まっていた空の中央から一気に黒色のなにかが広がった。それと同時に空から何かが落ちてくる。その卵型のなにかはソウヤたちの目の前に落ちてきた。

「これは、なに?」

 ヴィルナたちはやっと視界が開けたかと思えば、目の前に変なものが地面にめり込んでいるんだ、そりゃぁそういう反応になるだろう。

「みんなこれには絶対触るなよ。これは、まずいことになったぞ。」

「主人よ、それはどれくらいじゃ?」

 ソウヤは、自分の口の中にたまっていたつばを飲み込んだ。ソウヤは、落ちてきたなにかを見ながら話した。

「この街いや、この世界が滅びてしまうほどまずいかもしれないな。」

「ソウヤにそこまで言わせるやつが~空から雨のようにおちてくるんだね~」

 ベルメスが空を見上げながらつぶやいた、ソウヤたちも空を見上げた。空には、黒い点々が次々と落ちてくるのが見える。それが地面に突き刺さり、近くの建物が壊されていく。住民は自分の身が危ないということが気づいたのか、我先にと逃げていく。さっきまで幸せそうな雰囲気で満たされたのに今は、戦場特有のピリピリしている空気がこの王都を満たしている。

「さぁ、そろそろ戦えるように準備しておけよ。来るぞ。」

 黒い卵型のなにかが日々が入り中から、鋭利な爪が生えた手が出てきた。ほかの卵型のなにかからは、ムカデのような生き物が出ている。体の大体が外に出た時、

 ギシャァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

 頭が痛くなるほどに高い鳴き声が王都の中に響き渡る。
 
「なんというか、これが本当の祭りかな?」

「そうだったら、相当悪趣味じゃな。」

 エルンと、リアンは、出てきた生き物と交戦を開始した。エルンとリアンと同等もしくはそれ以上の力を持っているかもしれない。

「私たちもやりましょう。」

 ほかのみんなも交戦を始めた。王都にいた冒険者の皆様も住民を避難させる人、謎の生き物と戦う人と出てきた。しばらく経ってから王都の兵士たちもやってきた。そこには第一王子のタシナズの部隊もやってきている。軍の数はざっと500人ほかは、住民を安全な場所まで送っているのだろう。

「ソウヤさん。これは一体どういう状況ですか?」

「俺が聞きたいよ。それよりこの祭りのためにとか言って道を染めただろ。誰の指示だ。」

 ソウヤは、戦っている途中なので敬語とかを使うのを忘れていたが、一刻も早く誰がやったのかを聞き出したかった。もしかしたらそいつを倒せば何とかなるのではないかとソウヤは考えたからである。

「は、それは、国家魔法研究所所長のゾルゲル=ダルビンバが、祭りの装飾のために花火を打ち上げる魔法陣を書いてほしいと言われたので道に色を塗ったり指定されたところにルーン語を書いてみたら、こんな状況で。」

「くそ、まんまとやられたわけか!」

 ソウヤは、あの魔法教室の先生を思い出した。あいつは、自分のこれからやろうとしていることを堂々と大勢の前ではなしていたということになる。なんとも大胆なことをする奴だ。しかし、なんでこんなことをする必要がある?

「ソウヤさんということは、これはこの魔法陣のせいで出てきていることになるんですね。」

「そうだ、しかも、こいつらは魔獣とか魔族とかじゃなくて悪魔だとよ。タシナズさんたちは、一刻も早くゾルゲルト言うやつを捕まえてこの魔法を止めさせてくれ。俺たちは、この悪魔たちを根絶やしにする。」

 タシナズは、ソウヤに敬礼をした後に走って城のほうに向かって走っていった。ソウヤは、また悪魔との戦いに戻っていった。

「くそ、こいつら無駄に固いな!」

 オリナリカがむかで型の悪魔を殴りながら嘆いていた。確かにオリナリカが弱いわけでなく悪魔たちの装甲が固すぎる。

「これは辛いね~」

 ベルメスの鎌がきれいに悪魔のこと真っ二つにできないでいる。まぁ、ソウヤはなんの抵抗もなく急所を神の眼で見抜いて的確に殺していっている。

「殺しても殺しても湧き出てくるよ!」

 ヴィルナは一体倒しては空を見上げている。そう、さっきから殺した数×2くらいで空から落ちてきている。そりゃ、減らしてもそれ以上の数が追加されているのだから減らすことはできない。やはり、魔法陣を無効かさせないといけない。

「みんな、二人一組でそれぞれ街の中の悪魔どもを殲滅してくれ!俺は、魔法陣を壊してくる!」

 皆は、うなづいてそれぞれ近くにいた人と散っていった。ソウヤも魔法陣を消そうと街の端に行こうとすると、最悪なことにドラゴンのような形をした悪魔がやってきた。街で戦っている冒険者は一気に戦意をそがれた。

「バルバイスト!来てあいつを倒してくれ!」

『承知した、ソウヤよ!』

 ソウヤが空にバルバイストからもらった結晶を空に向けて投げるとそこから空間に穴が開きそこからバルバイストがやってきた。

『くたばれ!』

 バルバイストは空でドラゴンのような悪魔と戦い始めた。

「な、なんでこんなところにあいつがいるんだ!?」

「で、でも、あのドラゴンと戦っているぞ!?」

「い、今のうちに化け物を倒しとけ!」

 何とか、下で戦っている冒険者たちは士気はとりあえず戻った。ソウヤは、とりあえず魔法陣を壊しに向かった。

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