俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第177話 踊りましょう

 でかいホールのようなところで、なんとも、豪華な飾りつけに本当にこれは食べれるのかというほどのデコレーションされた食べ物がある。ソウヤたちは、今ヨディスの王様主催の立食会が開かれている。ソウヤの周りに、貴族の女性の方たちが群がっており、ヴィルナたちの周りには貴族の男性の方たちが群がっている。

「よく、EXランクになれましたね。」

「どうですかこの後二人でお茶でもしませんか?」

「後日、一緒にランチでもいかかでしょうか。」

 ソウヤは、女性たちのぐいぐいと話してくる雰囲気が苦手なようでうまくさばき切れていなかった。ヴィルナたちに助けを求めようとしたが、あちらもあちらでいろいろと大変そうだが、ソウヤ以外の人には興味がないという感じでいろいろと断っていた。

「そこまでにしてやりなさいな。」

 ホールに伸びている階段の上からヨディスの王とそのあとから王子や王女が後ろについてきている。なんとも絵になる光景だ。こういうのを見るとなんだか異世界感が出て面白かった。

「やぁ、昨日ぶりだねソウヤ君。」

「そうですね、しかしここまで豪華ですと自分が場違いみたいな感じになってしまいますよ。」

 ソウヤは、笑いながら王の元まで向かい、固い握手を交わした。

「で、そちらのお方たちは?」

「そうだな、前回紹介してなかったな。こっちは、私の息子たちとこっちは娘たちだ。息子たちにはそれぞれ軍隊の隊長をしてもらっている。」

 王の紹介と同時に王たちはお辞儀した。もう、イケメンぞろいで眩しい、直視できないんだが。ソウヤは、少し目を背けると、王の娘の一人と目があい微笑まれた。もう、きゅん死しそう。

「私たちは、ソウヤの仲間で将来の嫁候補です。」

 王とソウヤ、いや正確に言えば娘、王女とソウヤの間を割って入る様にソウヤの仲間たち、ヴィルナたちが近づいてきた。ソウヤは、少し残念な感じがしたがまぁ、こいつらがいるからしゃぁないかという気持ちになった。

「皆様の噂は兼ねがね聞いておりました。特にソウヤさんの強さは噂から容易に想像できます。」

 王子の一人おそらく長男だろうと思える人が話しかけてきた。

「いや、主人の力は噂程度では表せないほどの強さじゃぞ。」

 リアンがどこか得意げに話した。ソウヤは、なんでお前がそんなに得意げに話すんだと疑問に思ったが面倒くさいから突っ込まないようにした。

「そうなんですか、ぜひ、明日私たちの訓練場に来てもらえませんか?一度手合わせをお願いしたいです!」

 どうやら、リアンの一言で長男はとてつもなく興味を持ったらしくソウヤと戦ってみたいという欲求にかられたのだろう。

「まぁ、いいですけど。軽くしかやりませんよ?」

「それでも十分ですよ!」

「では、私ともお願いします!」

「私も!」

 長男、筆頭に次男と三男とソウヤに手合わせしたいと言ってきて、しまいにはその話を聞いていた兵士の貴族までも手合わせ願いたいと言ってくるようになってしまった。

「わ、分かりましたから。」

「なんかすまんの、主人。」

 リアンはさすがに悪いと思ったのか、謝ってきた。ほかのみんなもあちゃ~という感じの表情をしながら顔を手で覆っていた。

「面白うそうな話しているところ悪いが、ソウヤ君。私の娘と踊ってやってくれないか?ソウヤ君のファンなソウでな。」

 王の後ろで、控えめなボディの王女様がソウヤのほうを見ながらもじもじしていた。よく聞いたら、いつの間にかオーケストラの方々が、綺麗な音楽を奏でていた。

「分かりました、踊りましょう。」

 ソウヤは、そのもじもじしていた王女様の手を取り、ホールの中央に出て踊った。ソウヤは、演舞の神の加護を使って踊っていた。さすがにこういう場所で不格好な踊りはできないだろうと考え、加護を使った。しかし、こういうところで加護を使うのはインチキなのではないかと思う。

「ソ、ソウヤさんは、お、踊りが上手ですね。」

「いや、まぁ、いろいろと経験してきてますから。あ、お名前はなんでそうか?」

「は、はい。わ、わたくしの名前は、エレチール=カルバルタです。お姉さま方からは、エレト呼ばれています。」

 エレは、恥ずかしそうに自己紹介をした。この世界に来てから、初めてこういう感じの人と話す気がするからとても新鮮だ。そこから、世間話をしたらエレが疲れたのか息を切らしていたので、踊るのをやめてそのままみんなのところに戻した。

 いろいろとあの後はやった。ヴィルナとかも一緒に踊るといったのでみんなと一人ずつ踊り、さらにそのあとにいきなりみんなの前でスピーチをしてくれという無茶ぶりをされて焦ったが、何とか乗り切って、パーティは終わり宿に戻った。

「疲れたし、寝るか。」

 ソウヤは、解けるように眠りについた。ほかのみんなは、ソウヤよりも早く、宿についた瞬間にベットにダイブして眠っていた。未維持海洋で長い一日が終わりを告げた。


「まさか、こうも運よくあいつの戦闘能力が見れる機会が来るとはな。好都合だ。」

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