俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第171話 興味深い

 ソウヤが目を覚ますとそこには、ライトアップされたでかい城壁が見えていた。すでに、日が暮れており月が上に昇っていた。

「もう、ついたのか。とりあえず、今日は馬車で一晩過ごそうか。」

 ソウヤは、外を見ながらいった。さすがにこんな時間になるとは思わなかった。みんなも賛成のようで馬車の中で一晩を過ごすことにした。

 日が昇り朝になった。最初にやることはもう決まっている。手分けして、宿を探しソウヤはギルドに向かって手続きを行う。

「じゃぁ、また後ギルドで。」

 ソウヤとサンバイストは、みんなと別れるとギルドに向かった。まずは、この国へ来たことを申請してそのあとサンバイストの冒険者登録をした。ソウヤの紹介ということでBランクからになれるらしい。まったくいつの間にか有名になったものだ。

「ソウヤは、有名人なのか?さっきから、お前のことを見てお前の話をしているぞ。」

 風の噂とは早いものだ。俺とバルバイストの戦いで勝ったという話がもうこの国まで来ている。おかげで、冒険者の中では、ギルド最高峰の冒険者で最強のパーティーのリーダーというもう伝説になり始めている。だから、ソウヤのことを信じない、ソウヤのパーティーの存在を否定するものもいる。まぁ、魔王と世界八大魔獣が今では三人いる、いや正確には四人か。確かにしんじられないだろ。

「まぁ、なんだ、いろいろとやんちゃしているからな。」

 ソウヤは、笑いながら掲示板で情報収集を始めた。そこにはでかでかとソウヤとバルバイストの戦いの記事が張ってある。もう尾ひれがついて掲示されている。

「な、なんだこれ、隕石を落とした?神の生まれ変わり?はずか死しそう。」

 ソウヤはその記事から目を離した。なんというか、神様扱いされているような記事だった。ソウヤは、その周りにある記事に目を移した。なんというか、ほかはうわさ話程度のものばかりだった。しかし、一つの記事には興味をひかれた。

【街が消失!?魔王軍によるものか!?】

 という題名だった。内容は、商人が月に一度酒の納品している街に向かうとそこにあったはずの街が一つなくなっているということだった。で、代わりにそこにはでかいクレーターができていたらしい。

「これが本当の話だったら、やばそうだな。」

「そうだな、一刻も早く倒しに行かないといけないんじゃないか?」

 サンバイストがソウヤのことを見てそういったのだがソウヤはあくびをして掲示板から離れた。

「俺は、正義の味方じゃないからそういうのは勇者に任せるよ。あと、英雄とか。俺は進行方向とか自分の利益になることしかしない。その消滅した街はここから遠いからな、そういうのは放っておこう。」

「そうなのか。」

 ソウヤは、そういってギルドの前にある椅子に座った。サンバイストも隣に座りみんなが来るのを待った。また、でかい部屋をとってくるのだろう。ソウヤはそんなことを考えているとかけていた赤い結晶から声がした。

『ソウヤよ。今完全に体の修復が完了した。いつでも呼んでくれ。』

 バルバイストの身体が完全に治ったという報告だ。これで、ソウヤのパーティーの戦力は跳ね上がってしまった。もう、このパーティーでやろうと思えば世界征服もできるのではないか?と思ったが、よく考えたらソウヤとかバルバイストだけでも世界征服できるな。

「了解した。もしかしたら意外と早く呼ぶかもしれないからな。というか、それまで暴れるなよ。」

『わ、分かっているぞ』

 ソウヤは、一応バルバイストにくぎを刺しておいた。何も言わなかったらその辺で暴れてそうだからな。

「ソウヤ~、宿とったよ。」

 ヴィルナが遠くからソウヤに向かって大きな声で話しかけてくる。今回は、どんな宿をとったのかな?ヴィルナのところに向かって後についていった。ほかのみんなは、その宿の入り口前にいた。

「Sランクのギルド手帳見したらVIP部屋に泊まらしてくれたんだよね。」

 ヴィルナは嬉しそうに話し始めた。確かにうちのパーティーにSランクとかSSランクとかがいるからな。しかし、部屋がすごいな。

「なんか、派手な部屋だね。」

 ソウヤは、部屋を見て真っ先に連想したのは、休憩料金があるホテルだ。

「見ろ主人!このベット回転するぞ!」

「こっちなんて、ゴージャスな電気がついていますよ!」

 皆が部屋のあちらこちらにあるほかの宿とは違うところをはしゃぎながら見ている。ソウヤは、恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。しかし、まさか異世界でこんな宿に出くわすとは思わなかった。

「まぁ、これからどうするか。」

 ソウヤは、みんなのほうを向いて聞いた。

「私は、ちょっと眠いから寝る。」

「手ごろなクエストを受けようかなと思ってます。」

「あ、それについていきたいぞ。」

「私たちは、街でショッピングに行く。」

 それぞれ、予定を決めているようだ。ソウヤは、行ってきていいぞというとみんなそれぞれいきたいところに向かっていった。部屋で一人になったソウヤ、もうやることは決まっている。

「さて、サンバイストにはあぁ言っとかないとついてきそうだからあぁ、言ったけど好奇心のほうが強いから俺一人で行くか!」

 ソウヤは、ギルドで見た消滅した街に向かった。

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