俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第167話 正式加入!

 ソウヤたちは、日が昇り砂漠が熱くなったころに目を覚ました。サンバイストも目を覚ましたが、気持ち悪そうに口を押えながら、テントから出ていった。

「ううぅ、気持ち悪い。うまかったのにあの後のことがいまいちよく思い出せない。」

「そうだろうな、リアンの飲んでいた酒を飲んだんだからな。世界八大魔獣も、酒に弱いんだな。」

 ソウヤは、起きたサンバイストのことを見ていた。ちなみに、エルンとオリナリカ以外はまだ寝ているため、サンバイストは早起きな方だ。

「あの飲み物は酒というのか。よく人族や、獣人族とかが飲んでいたのは、あれなのか。」

 サンバイストは、リアンやほかのみんなが飲んでいた酒の瓶を持ち上げて興味ありげに見つめていた。なんというか、また飲みたそうな目をしていた。

「なんだ、酒が気に入ったのか?」

「いや、まぁ、そうだな。このような飲み物は初めて飲んだからな。気に入ったな。」

 サンバイストの容姿は、小さいため未成年が酒瓶を興味ありげに見ている図にしか見えない。元の世界だったら止めるべきなんだろうが、よく考えると自分よりはるかに年上だったから別にいいのか。

「さて、サンバイストはこれからどうするんだ?」

「私は、悩んでいる。」

 サンバイストは近くの椅子に座ってソウヤのほうを見つめた。

「この酒よりうまい酒が飲めるのなら、おぬしたちについていきたいという考えもあるが。私はこの砂漠から一度も出たことがない、また、なぜか私は恐怖されている存在だから、おぬしについていっていいのかと躊躇してしまう。」

 サンバイストはなんだか悲しそうな顔をしてソウヤの顔を覗き込む。

「別についてきたかったらついてきてもいいんだぞ。なんていったって俺はお前よりも強いし、お前のことを狙うやつがいれば俺はそれを排除してやろう。」

「お前は、こんな私でも優しくするんだな。気に入った。そんなお前についていこう。」

 サンバイストは嬉しそうににこっと笑った。ソウヤは、その姿を見てまた新しい仲間が増えるのかと思った。うれしい反面また、美女美少女が増えるのかと男である自分の肩身が狭くなってしまうなと思った。まぁ、良いことは、自分に敵意を向けているやつはいないていうことだ。

「ウン?」

 ソウヤは、サンバイストの背中にブルンブルンと尻尾が振っている。肌色とは違って砂を思わせるような色の尻尾だ。サンバイストは、近くで朝稽古がてらの模擬戦をしているエルンとオリナリカのことを見ていた。楽しそうに見ているため、尻尾が無意識に犬のように尻尾を振っている。もう、やることは決まっている。

「ふいやぁっ!?」

 サンバイストはなんともかわいらしい声を上げてソウヤのほうを見て威嚇している。さっき犬と例えたが間違いだ、猫だ。ふぅーっ、っていって威嚇するやつだ。確か、こいつの姿は砂鯨なのになんで、猫とか犬のような尻尾があるんだ?

「おぬし、尻尾を触るとはいい度胸だな。」

「悪い、目の前で動いているとつかみたくなってな!」

 ソウヤは、また尻尾を掴みいやらしくなで始めた。もうそれはねちっこく触り始める。サンバイストは、力が抜けたのかその場に倒れこんでしまっていた。

「や、やめ、やめて、力が抜けるからぁぁぁ」

 ソウヤは、いけない気持ちになってしまいそうになりそうなのでそこでやめておいた。サンバイストは、はぁはぁと息を切らしながらソウヤを見ている。目はとろんとしている。もう、だめ今は人間の備わっている欲求と理性の戦いが始めった。

「いや、いつから俺はロリコンになったんだ!」

 ソウヤの理性が勝利し、サンバイストから目を離した。すると、一勝負終えたエルンとオリナリカがソウヤのことを見ていた。

「ソウヤは、けだものなんですね。」

「朝から元気だな。」

 なんだか誤解、いや誤解じゃないかもしれないがソウヤは一生懸命弁明しようとしたがエルンとオリナリカは軽く笑って朝ご飯の支度を始めた。

「はぁ、なんで俺はそういうことがしたくて尻尾を触ってたわけじゃないのに。」

「そうなんですか?マスターからは性欲が強く感じられました。」

 ソウヤの前に魔法陣が出現し、そこからはアストが出てきた。

「おま、何言ってんだよ!」

「いえ、私はマスターの中に入っていたので感覚などもリンクされるので、マスターの考えていることもわかりますので、嘘なので言いませんよ?」

 アストは淡々と話し始めた。どこか嫉妬に似た何かを感じ取った。いや、アストに感情があるのかはわからないけど。

「そうだ、このことは全員に話させてもらうからな!

 サンバイストはあの状況から回復してソウヤに威嚇していた。

「おはぁよぉ~」

 ヴィルナをはじめみんなが起き始めた。サンバイストは今まで何があったかをみんなに事細やかに話し始めた。するとみんなは、ソウヤに対して嫉妬のまなざしで見つめた。

「なんと、新入りには手を出して妾たちには手を出さないんじゃな。」

「こういう、子供体型がいいんだね。」

「それなら、私とベルメスがいるじゃないか!」

「あれ~ガル~なんなのかな?」

 みんなそれぞれの反応をして、ソウヤに問い詰める。

「まぁ、その話はまた後で、ほら朝ご飯ができたらしいぞ。」

 ソウヤたちの新しい仲間サンバイストが加わった!なんて、RPG風に書いたがみんな楽しそうに話しながら朝飯を食べていた。

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