俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第166話 ソウヤ変わった?

 サンバイスト、世界八大魔獣の一匹。砂漠にいる限り、ほとんど負けることはないが今回ソウヤたちに負けてしまった。負けてしまったサンバイストはソウヤの腕の中で気絶している。

「で、そのサンバイストはどうするんじゃ?」

「ここに置いていくわけにもいかないだろう。今は、人型なんだからな。まぁ、尻尾はついているが。」

 ソウヤは、自分の来ている黒いコートを地面にしき、サンバイストを寝かしてあげた。

「ちょうどいいですし、ここで野営しますか。」

「いいね~」

「賛成!」

 ソウヤたちは、砂漠にテントを立てる準備をし始めた。テントの準備を終え、飯を食っているくらいのときにサンバイストが目を覚ました。

「う、うぅん、どこだここは。」

 自分の置かれている状況がわかっていないようだが、ソウヤの顔を見たとたん殺気をむき出しにして、ソウヤのことを睨みつけてきた。

「我を捕まえて何が目的だ。我は、いかなるものことも耐えて見せるぞ」

 サンバイストは、胡坐をかいて腕を組んだ。ソウヤには敵わないこと、ここから逃げ出すことは絶対できないことは分かっているっぽくて、どんな拷問も耐えようという覚悟を決めているようだ。

「何もしないって、ただ話をしようと思っただけだよ。ほれ、今から飯くってるんだが一緒にどうだ?」

「人族のものなんて食えるか。」

 サンバイストはプイッとそっぽを向いた。なんかこの仕草がかわいらしく見えたからとりあえず、飯でも持ってくるかなと思ったが一人の酔っぱらいがサンバイストに絡み始めた。

「なんじゃ、人族の飲み物は悪くないぞ、もちろん獣人族やエルフの飲み物もそうなんじゃが、どうじゃ、一杯付き合わないか?」

「なんだ、リヴァイアサンか、お前の息は少し臭いがその飲み物と何か関係があるのか?」

 サンバイストは、リアンの持っていた瓶の飲み物に興味を持ったらしく、少し飲みたそうに見ていた。リアンもかなり出来上がっているので、サンバイストに通常の人族なら一杯でつぶれるほど度数の高い酒を飲ました。それを見ていた、ヴィルナやオリナリカなどは、大丈夫かなと見ていた。

 ゴクッゴクッゴク

 気持ちのいい、喉を鳴らしながら豪快に一飲みで飲み干した。

「なんだ、これはなかなかいいのみものじゃな、い、かぁぁ…ぁ」

 案の定、サンバイストは顔を真っ赤にしてその場にぶっ倒れてしまった。リアンは笑いながらその姿を見ており、エルンに頭を叩かれ怒られていた。ヴィルナとオリナリカは、つぶれたサンバイストをテントの中に入れて休ましてあげた。

「全く、リアンは何をしているんだ。」

 ソウヤは、あきれたようにエルンに怒られているリアンを見ていた。しかし、よく考えたらその酒をリアンはストレートで瓶の三分の一くらいを飲んでいたのか。さすが、暴食の持ち主といったところかな。

「リアンに酒で勝てる人なんていないんですから。」

「でも、まさか世界八大魔獣の一人が酒一杯でつぶれてしまうとは、思わなかったけどね実際に会うまでは。」

「確かにな、こういう風に会うまで知らなかったよな。」

 エルンは、リアンを怒り終えたのかサンバイストの近くによって看護をしていた。明日は確実にサンバイストは二日酔いになっているだろう。それを少しでも和らげるために、薬草などを調合して煎じて飲ましていた。

「ソウヤ、本当にサンバイストはどうするの?」

「う~ん、どうなんだろうな。まぁ、時の流れが何とかするだろう。」

 ソウヤは、椅子を斜めにしながら焚火の近くにいた。ガルもソウヤの膝の上で寝ている。ソウヤは、あんまり頭を動かしたくないからサンバイストのことは明日の自分にまかして今は夢の中に行こうかなとか思いながらあくびをした。エルンたちも少し眠いのかそれぞれのテントに入って寝てしまった。リアンは、酒の入っていた瓶を抱えて気持ち良く寝に入っていた。

「ソウヤも、なんだかあった時とは変わったよね。」

「なんだ、いきなり。」

 ヴィルナは、ソウヤに近づいて椅子に腰かけた。アストは、ソウヤの中に戻って情報の更新をするとか言って戻ってしまった。今は、ヴィルナとソウヤだけになっている。

「最初あった時は、なんだかよくわからない人だったけど今では世界をも救えるほどの力を持った人だよね。まぁ、今では本当にソウヤのことを人と呼べるかはわからないけど。」

「そうだな、初めてヴィルナと会ったときは、まだこの世界に来てほんの数十分だったからな。まだ、この世界について分からないことばかりだからな。今では、この世界にも慣れてきたしやりたいこともできた。この人生を楽しく生きてやろうって思うよね。」

 ソウヤは、日本では見れないきれいすぎる夜空を見ている。ソウヤは、これまでやってきたことを振り返ろうとしたけど、それは本当にこの旅が終わり自分の野望、国を作る目標を達成してからにしようと思った。だから、そういう楽しみは最後までとっておこうと思う。

「さて、俺たちも寝るか。ガルも運ばないとな。とりあえず、明日中にこの砂漠抜けたいな。」

「そうだね、ここは、昼間暑いくせに夜はすんごく寒いんだ。だから早く抜け出したい。」

 ソウヤとヴィルナもテントに入り眠りについた。

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コメント

  • 魔界から来し者

    誤字が少し目立ちますね…
    でも内容はすごく面白いです!!

    0
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