俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第152話 波乱の予感?

「ソウヤ何したの?なんだか、クリスタルドラゴンが伸びてるけど?」

 馬車の窓から見えるクリスタルドラゴンを指さしている。

「あぁ、なんか脅したら倒れちゃった。」

 ソウヤは、はははと笑いながらその場を流した。

「とりあえずこのクエストはクリアだね。」

「いや~、追加報酬が期待できるかもよ。」

 ソウヤは、窓の外を見ながらニヤニヤしていた。みんなも気になってこそりと外を見てみると、何やら怪しい人影がこちらの様子をうかがいながら近づいている。

「面白そうだね、じゃぁ、暇になってたからソウヤはしっかり後衛でサポートしてね。」

「主人とベルメスだけで楽しみおって、次は妾たちの番じゃからな。」

 ソウヤは馬車を止めた。

「ソウヤ、数はどのくらいいますか?」

「ざっと、十五人くらいかな。まぁ、馬車の中からサポートするよ。」

 ソウヤはバーンと馬車の扉をあけ放った。それと同時にアストがソウヤ以外に基礎能力を上げる付与魔法をかけた。

「ほれいけ!」

 最初に前衛、次に中衛という順番で馬車から飛び出した。ソウヤとアストは開けられた扉からみんなの戦いを見ることにした。まぁ、結果は言うまでもない。ヴィルナたちは最初の連携にしては素晴らしく流れるような攻撃を見してくれた。前衛のみんなも峰打ちや手加減をしているようだ。

「見て~みんな捕まえたよ~」

「なんだかんだで、ベルメスも楽しんでたね。」

 ベルメスは一人ひとりを縄で縛り付けて引きずっていた。捕まっているやつらは、丁寧に睡眠魔法でしっかりと寝ている。

「じゃぁ、荷車を作って引っ張るかとなるともう一体くらい作っとくか。」

 ソウヤは荷車を作成して、もう一体機馬を作成していた。

「さぁ、戻るか。これは臨時報酬が手に入ったね。」

「そんなにお金に困ってないけどね。」

 ヴィルナがソウヤの言葉にたいして突っ込みを入れてソウヤも同感したのだが、よくよく考えてみたら国を作るのなら今ある金で満足してはいけない。ということは、もっと金を稼がないといけない。

「まぁ、とりあえず帰ったら、次のことを考えないといけないな。」

 ソウヤたちは馬車の中に疲れをとるために寝ていた。王都についたのは次の日になってからようやくついた。


 クリスタルドラゴンとの戦いから一か月は日が経っているくらいにソウヤは一人でギルドに来ていた。情報がいっぱいのせられている掲示板の前に立っていた。この前まで貼ってあったマサムネのやつは額縁に入れられてまた違うところにつけてあった。

「なるほど、あれを誰かに見られていると思わなかったが。こういう風に書かれるのか。」

【神話の再来か!?
          クリスタルドラゴンとベルメテウスダークドラゴンの戦い】

「待て、これの横のやつこれが本当だったらまた面白そうなことが起きる気がするな。」

 ソウヤが見た記事は、

【世界の最悪が再び目覚めた。
               バルバイストの目撃情報あり!?】

 この記事によると、目撃情報が三件届いている。最新の情報はつい先日だ。この時少しいやな予感がしたがそれは予感のままで具体的にどういうことかがソウヤ自身わかっていなかった。だから、そのままその場を離れた。

「さて、そろそろ次の場所に行くかな。」

 宿屋に、みんなのものに戻るとなぜか衛兵が宿屋の前に立っていた。こりゃ、どうもとお辞儀しながら中に入った。すると自分が泊っている部屋の前にも衛兵が立っている。さすがにおかしいなと思いながら立っている衛兵に話しかけてみた。

「え、どうかしたんですか?俺は、そこに止まっているものなんですけど、どうかされたんですか。」

「ということは、おぬしがクロイソウヤ殿なのですね。中にお入りください。」

 俺の部屋なんだけどなと思いながら部屋の中に入るとみんなも椅子に座って誰かと話している。その誰かはなんだか豪華そうな衣装を着ている。なんとなく察した。その誰かはソウヤに気づくと椅子から立ち上がった。

「あら、お初にお目にかかりますね。私の名前はミリタリス=ノーマリンと申します。この国の女王をしております。以後、お見知りおきを。」

 女王にしては、若すぎる印象を受けた。おそらくソウヤト大して変わらないくらいだろう。それにしては、女王としての風格がにじみ出ていた。

「あ、あぁ、おれ、いや、わたしの名前はクロイソウヤと申します。SSSランク冒険者をやっております。」

「知っております。何せ、ソウヤさんの情報は各国がブロックしていますから。」

「「「「「「「え?」」」」」」」

 おかしいだろっていう気持ちとどうして?という気持ちが一気におしよせてきた。どうして、ソウヤの情報をブロックしなければならないのか。

「なぜ、情報をブロックしなければならないかというと、いえ、ここでお話したらどこかもれてしまうかもしれません。王城に行きましょうか。」

 ソウヤたちは王城へと向かった。さすがというか、王女様が乗る馬車、とても豪華。ソウヤたちと乗っている馬車とは違う。しかし、乗り心地が最悪。衝撃がもろ尻に来る。ガルは気持ち悪いのかソウヤの膝の上で寝ている。

「皆さま、仲がよろしいのですね。」

「その通りじゃ、将来は皆が主人の嫁になる予定じゃ。」

 ソウヤはリアンの言葉は冗談だろうと思ったがみんなの表情を見る限り本気ということが分かった。

(この問題は、おいおい解決しよう。)

 そんなことを考えていると王城に到着した。

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