俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第145話 ソウヤと同類?!

 おそらくこの国が一番栄えているのではないだろうか。
 これがノーマリンに入った瞬間に感じたことだ。魔法によって看板が動いたりしている。また、ネオンのような発光する魔石を看板の中に組み込んでいたりとどこか元居た世界に近しいものを感じた。

「さて、俺はギルドに行って申請と情報収集をしてくる。ほかのみんなは宿屋を探してきてくれ。」

「分かったよ~」

 ヴィルナたちは宿探しに分かれていった。ソウヤはとりあえず、入国申請を済ませ情報が載っている掲示板の前に向かった。

『号外!!
   神聖剣エックスカリバーンに認められしもの現る!』

 掲示板の真ん中にこんなことが書いている新聞のようなものが張っていた。

「すごいな、神聖剣って言ったら、今の勇者の持っている剣も神聖剣だったよな。」

「エックスカリバーンは、勇者の持っているやつの強さの同等かそれ以上の強さだっていう話を聞いたことあるぞ。」

「しかし、この認められたやつの名前は知らないな。誰だこれ?」

 掲示板の前にいる冒険者や街の住人たちががやがやと言っている。ソウヤも少し興味を持ち認められたやつの名前を見てみた。するとそこには、懐かしく思う名前の形だった。

「ケンジョウ マサムネだと。この名前は、もしかしなくとも、日本人か!?」

 ソウヤは少し面白くなりそうだと心の中で思った。

「で、こいつが認められたのは一週間前くらいか。で、こいつはノーマリン出身なのか、ノーマリンって、ここか!」

 ソウヤはこいつにいつか会える予感がしてきた。そう遠くないうちに。

「ソウヤ~、宿とってきたよ~」

「おう!ありがとうな。」

 ソウヤはヴィルナの声のほうへと向かっていった。

「また、これはでかいな部屋が。」

「そうだよ、少し値が張ってるけど、このでかいベットなかなかいいね。」

 ヴィルナたちのとった宿屋はお高級そうなところばっかり選んでくる。まぁ、お金の問題はないのだが。

「そういえば、俺と同じ世界から来た人がいるようなんだ。しかも出身がこの国らしいんだよね。」

 おぉとヴィルナたちは口を丸くしていた。

「もっと、面白い反応してくれないかな。俺は少しがっかり感があるよ。」

 ソウヤは肩をガクリと落とした。

「いやいや、おそらくそのソウヤの言ってるやつは召喚されたんだと思うぞ。だから、あんまり驚かないんだよ。」

 オリナリカがフォローしてきた。意外と優しいところがあるんだなとソウヤは感心した。

「ていうか、そんな魔法があるの?」

 ソウヤは初耳とうか、知らなかった。召喚魔法というのは何だろうか。

「そうですよ、召喚魔法っていうのはね…」

 エルンが話してくれたことをまとめると、召喚魔法というのはノーマリンが開発した過去最高の魔法らしい。異世界からランダムに何かを召喚する魔法。このなにかというのは生物に限らず無機物も召喚するらしい。しかも、人間を召喚したい場合は魔法使いを手練れの魔法使い二十人、さらに勇者級を召喚したいのなら五十人は必要となり連続で召喚することはできないらしい。

「マジか、そんな魔法があるのか。」

「ソウヤは召喚魔法で召喚されたんだと最初は思ってたんだけどね。違うようね。」

「しかし、あいつ、ソウヤの言っていたソウヤと同じ世界のやつが召喚されたのがソウヤがこの世界に来たのと同じくらいのタイミングだからな。時間的に合わないな。」

 ソウヤは、苦笑いをしてその場を流した。

「とりあえず、俺はこの召喚されたというか、神聖剣に認められたやつと戦ってみたいんだよね。絶対面白い戦いができる気がするんだよね。」

「おそらくそうだろうね、いままでに召喚された人間は特別な力を持っているからね。最近召喚されたのは、育成期間だったからね、ようやく特別な力が開花し始めたんじゃないかな?」

 ソウヤは、ワクワクしながらベッドの上に飛び込んだ。するとみんなもソウヤを囲むようにして寝ころんだ。やはりソウヤのハーレムはいつの間にか六人に増えており、日本なら少子化を止めるために役に立ちそうなんだが、あいにくこの異世界は少子化とかには無縁らしい。

「じゃぁ、寝るか。」

 ソウヤたちは深い眠りの中に入り込んだ。

「またかいな。この世界にはもうなんかなれたな最初は興奮もしたけどな。」

 ソウヤはまた宇宙の中にいるような空間に立っていた。

「やぁやぁ、久しぶりだね、ソウヤ君。いい感じで成長してて私は嬉しいよ。」

 また、後ろのほうから女性の声が聞こえてきた。

「あぁ、久しぶりだな。で、今回の要件は何なんだ?」

「えー、なんで私の要件がないとこの世界に連れてきちゃいけないの~」

 絶対神ことイェータは体をくねくねさせながらソウヤのほうに近づいてきた。ソウヤはふと気が付いたことがある。

「なんでお前はセーラー服なんて来てんだ。少し悪趣味だぞ。お前見た目は十代だが年齢を考えたほうがいいぞ。」

「ははは、女性にそんなことを言っちゃダメんなんだぞ!まぁ、しかし、私にはそのような人間のような年齢という概念はないからな。もしかしたら生まれたばかりかもしれないし世界が生まれた時からいたかもしれないからな。時間なんて概念は、人間が作り出したんだからね。」

 イェータは、くどくどとなんか話し始めた。こう言い訳しているが、年齢のことを言われて意外と傷ついているのかもしれない。

「まぁ、そんなことよりね、召喚について何も言ってなかった気がするから説明しようと思ってね」

「いや、その話ならもうみんなに聞いたぞ。」

「だから、それはあの世界からの視点の話だよ、これは私の視点からの視点の説明をしないとね。」

 イェータは焦った様子で、ソウヤを止めた。

「でね、召喚が行われたときはね魔法陣が勝手にソウヤの世界のものや人間を選ぶんだよ、でその時に人間のときは一回この世界に連れてきてあげるんだよ。」

 イェータはまるでタブレットのようなものでわかりやすく映像付きで説明してくれる。まるで、営業をしているような感じだった。

「で、この世界に連れてきたら好きな力をプレゼントしてるんだよね。だから、あの世界に召喚された人間は特別な力を持っているんだよ。」

 なるほど、分かりやすい。

「で、最近来た子は確か~最強の剣技をもらってたっけな~」

「そうなのか、で、ここにはプライバシー保護とかの概念はないの?」

 ソウヤは思わず突っ込んでしまったのだがよく考えたら、あの世界もなかったな。

「でも、ソウヤ君の力は過去に召喚された人間の中でも超力強いからね。まぁ、戦う運命にあるかろうから存分に楽しんできなよ。」

 イェータは笑顔でソウヤの肩をポンポンと叩いた。

「分かったよ。じゃぁ、そろそろ戻るな。」

「お、そうだね。たまにはソウヤ君のほうから来てよね。」

 ソウヤの身体は光の粒子となり元の世界に戻った。

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