俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第127話 略寝起きって切れやすいよね

 ソウヤが一人で教会に行っているころ、リアンは武器屋にヴィルナはオリナリカについて行って観光地を案内してもらっている。エルンとベルメスはギルドに向かって最近の情報を確認している。まぁ、ガルは寝心地のよさそうな公園を見つけてお昼寝し始めた。
それぞれが別々の行動をしている頃、王都の入り口にいろいろな人が集まり始めていた。まるでパレードで始めるのではないかというほど集まっている。

「なんでしょうね、こんなに集まり始めて。」

「なんだろうね~、でも今こっちにバカみたいにでかい力をもったパーティがこの王都に近づいてるけど~関係あるんじゃないかな~」

 ちょうどギルドが王都の入り口前にあるためその集まりをなんだろうと思いながら眺めてるだけだった。

「キャァァァァアアアアア!!!!来たわよ!!!」

 耳を貫きそうなほどの声とともに周りの人もざわめき始め拍手で五人組のパーティが王都の中に入ってきた。

「聞いたか、この前ドラゴンが街を襲っていたのをすぐ討伐したらしいぞ!」

「それ聞いたことあるぞ!しかも、長年攻略されてなかったダンジョンも攻略したらしいぞ!」

「それは違うやつらじゃなかったか?」

 五人組に関係するうわさ話や情報が一気にスクランブルし始めた。ソウこの五人組というのは。

「勇者様こっち向いてー!!!!」

 そう勇者御一行でございます。
 今の勇者という単語を聞いてエルンとベルメスは興味を持ったのか勇者を見ている人ごみの中に入り込んだ。

「私勇者は前の代の勇者しか見たことないんですよね。」

「私は一回今の勇者がひよこだったころに戦ったことあるよ~まだまだ強くなると思って~殺さずにとっといたんだけど~もう熟しすぎて私じゃ勝てないんじゃないかな~?勝てたとしても体がボロボロになるだろうな~」

 エルンはベルメスの発言に驚きつつも人ごみの最前列に出ることができた。

「おぉ、見ただけでわかりますね。あれは私じゃ勝てませんね。」

「だねぇ~、勇者もそうだけど周りの四人もあれやばいね~」

 見た感じ魔法使い、武闘家、弓使い、吟遊詩人それに勇者の五人。周りの話によれば五人がSクラス以上らしい。

「全く、街に行くたびにこういうのは疲れますね。」

「そうか?俺はこれ楽しいと思うぞ。あとみんな目的を忘れるなよ。」

「こんなに多くの人に自分の歌を聴いてもらえるのは光栄です」

「お前はいつもそれを言うよな、よくあきないよな。」

「ほら皆さん、街の人に手を振ってあげないと。」

 勇者たちは宿の中に向かっていった。

「全くあんなに強そうな人初めて見ましたって言おうとしましたけどソウヤがいましたね。」

「勇者とソウヤ戦ったらどうなるんだろうね~」

 エルンとベルメスは勇者たちを見て満足したのかまたギルドの中に戻っていった。


 宿の会議室のような場所に勇者たちは集まっていた。勇者が皆の前に立って話をしていた。

「ここに来たのはここに魔王をパーティに入れたやつらがいるという情報が入ったからだ。もしこいつらが力をつけるために何かをしてるなら止めなければならない。」

 勇者がそういうと、弓使いの女性が手をあげ発言した。

「先頭になる可能性はないの?」

「必ずなるだろうな、今までの魔王で温厚派のやつはいなかった。だから今回も戦いは避けられないだろうな。仲間を呼ばれないように素早く討伐するぞ。」

 なんとも物騒な話をしている。

「そこで、もう魔王の場所はわかってるのか?」

「分かってますよ、この王都の東側の公園に魔王の魔力を感じとってるわね。」

 魔法使いの女性が杖を強くつかみ目をつぶりながら話している。

「よし行くぞ。」

 勇者たちは魔王のいるところに向かっていった。


 一方その魔王は、

「…それのダークウルフは俺の獲物ぉぉぉ…」

 なんの夢を見ているのかはわからないがまだ夢の世界にいる。
 確かに、ガルの寝ている場所は良い感じの木陰で程よく涼しく寝心地が大変良い。そして気持ちの良い風が吹いている。しかし、先程の勇者たちがガルのもとにやってきてしまった。

「おい!貴様は、魔王ガルベート=イルステリアか?」

 勇者が寝ているガルに向かい話しかけているが、ガルは無視して寝ているというよりかは聞こえていない。

「おい、周りのやつへの認識阻害はできてるか?」

「えぇ、できてるわよ。あの子たちも配置についてるわね。」

「分かった。じゃぁ、吹っ飛ばす。」

 勇者はガルを外に向かい蹴り飛ばした。
 壁まで100メートル以上はあるはずなんだが軽々とガルを吹き飛ばしてしまった。

「がはぁなんだ!?」

 さすがにガルもあまりの衝撃に目を覚ましたようで、ちょうど誰もいないところに着陸した。
 そこには、武闘家、吟遊詩人、弓使いが待ち構えていた。

「おいおい、これが魔王かい?ちびっこにしかみえないな。」

「油断しない方がいいと思うぞ。」

「そうだね!」

 弓使いがガルに向かい三本矢を放った。
 ガルは下を向いて三本の矢をつかみへし折った。

「俺のお睡眠を妨害しやがって、睡眠を妨害しやがって!」

 ガルは完全武装になったところまではわかるが、体の周りに鎌の先のほうが高速で回りながら浮いている。

「貴様ら許さんぞ!」

 ガルの目から殺気がにじみ出ていた。

「俺チート能力で異世界楽しむわ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • ノベルバユーザー252836

    誤字が多い。
    魔王と勇者か、テンプレ(´・_・`)ダナー

    0
コメントを書く