俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第124話 ソウヤの本気とは?

「ソウヤ~、こいつは私が殺らしてもらうね。」

 いつもの口調に少し戻ったベルメスが、いまだに黒いオーラが大鎌からあふれ出ている。

「一つ聞くけど何がお前をそうさせたんだ?」

「ソウヤ、私は、魔獣の中で一番強くなければならないの。だからこんな ポッとでの魔獣なんかにいいようにやられてるなんて屈辱で仕方がないの。だから私があいつを殺す。」

 そういうとベルメスは地面に足をめり込ませながら謎の魔獣のもとへと走っていった。

「消えろ。」

 ベルメスの殺気が籠った言葉と同時に大鎌を謎の魔獣目掛けて振り下ろした。謎の魔獣は難なく避けたように見えたが腕が消えていた。

「お前の行動パターンはさっきので大体把握した。もうお前に勝ち目はない。」

 ベルマスは高速で移動して謎の魔獣の周りをまわり始めた。

「粉々にする。」

 ベルメスは周りながら謎の魔獣を切りつけ始めた。まずは逃げられないように羽を一枚づつ切り落としていく。次に移動を遅くさせるために足の部分を切断した。

「ギャァアアアアアアン!」

 謎の魔獣もやられっぱなしがイライラしているのか空を向いて咆哮した。謎の魔獣はベルメスの姿をとらえて口をグバァッと開けると赤い光が集まっていき赤の光の球体が形成されてく。

「そんなことしても無駄だよ!」

 ベルメスは、謎の魔獣が光線を発射する直前で口元まで跳躍し、下あごを蹴り上げた。すると光線が口の中で暴発して謎の魔獣の頭が吹き飛んだ。

「これでどうかな。」

 ベルメスが地面に着地すると謎の魔獣は力なく倒れて、また体がスライム状に戻ると蒸発するかのようにさらさらと消えていった。

「ふぅ、終わるときはあっけないものなんだね~」

 ベルメスの口調が戻っておくと同時に大鎌とベルメスの姿が元の状態に戻っていった。ソウヤたちもベルメスの元へと駆け寄っていった。

「これで終わったのじゃよな?」

「あぁ、さっきの魔獣の魔力がどこにも感じられなくなってるから倒したんだろうな。とりあえずヴィルナたちのもとへと戻るか。」

 ソウヤたちはヴィルナたちのところへと戻っていった。


 ソウヤはヴィルナたちと会った時に今まで何がどうなっていたのか、ベルメスの大罪装備の話などいろいろと話し始めた。

「・・・というわけなんだが、なんか質問はあるか?」

 ヴィルナたちは首を横に振った。

「とりあえず、なんかベルメスが大罪装備を目覚めて手加減なしで倒したんでしょ。」

 ヴィルナは聞いたことを整理して話してくれた。それを聞いたベルメスが何か気づいたような顔をしてソウヤのほうを見た。

「ということはだよ~ソウヤが本気出せばすぐ終わったんじゃないの~?」

 リアンも確かにと呟きソウヤのほうを向いた。なんだかソウヤは悪いことをしてしまったような感じになってしまったんで一生懸命弁明しようとした。

「いやいや!ほら、俺も弱くなったとかあるじゃないかな、ほら、...!」

 ソウヤが話を続けようとしたらいつの間にかリアン、ベルメス、ガルがソウヤの背後に回り込んでいたらしくそれぞれの最大火力でソウヤに攻撃を仕掛けようとしていた。

「リミット解除。レビール形態:盾 プロテクト」

 ソウヤは一気に後ろを振り向きレビールを縦の形状にして三人の攻撃を難なく防いだ。しかも周りに被害が出ないように三人の力をゼロにするおまけ付きで。

「主人、やはりあの戦い手を抜いておったな。全く」

「そうだよ~、しっかり本気出してよ~」

「おい、お前が本気出したらどうなるんだ?」

オリナリカは気になったのかソウヤに聞いてきた。

「そうだな~どうだろうな俺自身も今の状態で本気出したことないからな。どれくらいなんだろうな。」

 ソウヤもオリナリカの質問に答えられないようで困った顔をしていた。

「とりあえず、今日は休んで明日皆さんで王都をまわりませんか?なんだかんだで今日もあともう少しで終わりそうなんでね。」

エルンの言葉で初めて気づいたが いつの間にか日が暮れている。眠る時間が迫ってきてガルはソウヤにもたれかかって眠そうにしている。

「そうだな、今日はもう寝よう明日また王都とか回るか。」

 そういってなんだか長い一日が終わりを告げた。

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コメント

  • 牙羅守

    縦の形状→盾の形状では?

    0
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