俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第122話 意外とこいつ強いぞ!?

ヴィルナたちは恐怖の効果で全く体を動かせなくなっているようだ。ソウヤはヴィルナたちを安全な場所に移動させた。

「ご、ごめん、ソウヤたち。」

「大丈夫だ、ちゃんとお前らの分も戦ってやるからな。」

 ソウヤは恐怖で苦しむ姿を見るのを耐えれなかったのか睡眠系の魔法で眠らせた。

「さぁ、あの魔獣を倒すか。」

「そうじゃな。」

「本気でやっちゃうよ~」

 ソウヤたちはさっきを漏らしながら魔獣のほうを向いた。

「かわいい仲間をよくもやってくれたな。人間の恐ろしさを骨の髄まで思い知らせてくれる。行くぞ!」

 ソウヤの掛け声とともに三人と一匹の戦いの火蓋が切って落とされた。

「あいつの攻撃方法はまだわからない!慎重に行けよ!」

 謎の魔獣は、無数の触手をソウヤたちのほうへと伸ばしてきた。ソウヤは大和アーマーの主砲で触手を吹き飛ばし、リアンはリヴァインブレイクで触手を叩ききり、ベルメスは大鎌で防いでいっている。

「ギャァァァァァン!!!」

 謎の魔獣が吠えると魔獣の体からスライムボールのようなものがすごい数、放たれた。そのボールが地面にぶつかるとシュ~と溶けている音が聞こえてくる。

「このボールには絶対当たるな、とかされるぞ!」

 防御姿勢に入っていた、リアンとベルメスは急いでそのボールの落下地点から離れよけた。しかし、ボールの能力はものを溶かすだけじゃなかった。

「ソウヤ~これ、結構嫌な予感するんだけど~」

「あぁ、俺もだ。」

 スライムボールがそのまま消えるのではなく、うねうねし始め次第にそれぞれ見たことあるような形になっていく。

「これは、低級の魔獣じゃな。」

 いつの間にか、謎の魔獣の周りにはスライム状の様々な魔獣がソウヤたちのほうを向いている。

「ははは、これは骨が折れるな。今回は余裕がないかもな。」

 ソウヤたちのもとへとスライム状の魔獣が波のように押し寄せてくる。形は、飛行しているやつ四足歩行のやつ二足歩行のやつといろいろといる。リアンとベルメスはギヤを上げてスライム状の魔獣を切って切って切りまくっている。ソウヤは打ちまくっている。

「数が増えても雑魚は雑魚じゃ!はぁぁ!」

 リアンの一振り一振りで複数のスライム状の魔獣がはじけ飛んでいく。しかし、少しおかしなことに気づいた。

「こいつらもしかして再生してないか?」

どうやら、どんだけ切り刻んでも元の形に戻って再び襲い掛かってくる。ほかのソウヤやベルメスの相手しているやつらも同じようだ。

「きりがないのう。」

「なんか、弱点はないの~」

 何度切り刻んでももとに戻っていくスライム状の魔獣ども、さすがのソウヤたちもつらい戦いになっているようだ。

「待て待て、スライムの魔獣には核があってそれを壊せば倒せるってのはファンタジーの鉄則。じゃぁ、その核はどこだ。」

 ソウヤは、神の眼を使って丸い核を探しだした。各個体によって核の場所が少し違ってくるが核を発見することができた。

「こいつらには丸い核が存在するぞ!それを壊さない限りずっと復活してくるぞ!」

 リアンとベルメスはソウヤの言葉を聞き、その相手にしているやつらの核を見つけ出した。魔獣は人よりも視覚が発達しているためその核を見つけるのに苦労はなかった。

「なるほど先程からチラチラと見えていたが、あれが核だとはな。あれを壊せばよいのだな。」

 リアンはリヴァインブレイクを大鎌の形態にしてぐるぐると回し始めた。

「なぁ~にリアンリアンの武器も形が変わるの~」

 ベルメスも同じような感じで大鎌を回し体勢を立て直した。
 リアンとベルメスは大鎌を振り回しながらスライム状の魔獣の中に入っていく。今度は核を確実に真っ二つにするように切り裂いている。

「あいつらはすげぇな。あんな性格に振り回せれるのか。」

 ソウヤはリアンとベルメスの戦っている姿を見て感心していた。うんうんとうなずいた後にソウヤはこちらに向かってくる魔獣を見て砲口をすべて魔獣のほうに向けた。

「武装スキル:ロックオン」

 ソウヤは視界にいる魔獣の核をすべてロックオンして砲口から無数の球が魔獣の核を次々に壊していく。
 順調にスライム状の魔獣を減らしていたがリアンとベルメスの体がすごい勢いで横にはじかれた。

「がはっ!?」」

「くっ!?」

 リアンとベルメスはスライム状の魔獣にとられすぎて謎の魔獣の触手の薙ぎ払いの攻撃に気づくことができなかった。

「リアン!ベルメス!」

 ソウヤは、スライム状の魔獣をすべてロックオンし残らず殲滅した後にリアンとベルメスのもとにかけよった。

「大丈夫か!?」

 ソウヤはリアンとベルメスの体を抱き上げた。

「少し油断しただけじゃ。」

「それだめな奴、でも私もかな。」

 ソウヤは、リアンとベルメスに治癒魔法をかけようとしたとき、ソウヤに向かい触手が向かってきた。

「空気を読め!」

 ソウヤは治癒魔法をかけながら砲口を触手のほうに向けて砲撃を放った。

「恩に着るぞ、主人。」

「ありがと~ソウヤ。」

 リアンとベルメスは回復して立つことができるようになった。

「あいつにも核があるのか?」

 リアンは謎の魔獣のほうを睨みつけていった。

「あいつにはない。しかし、また別の倒し方があるはずだ。」

「俺チート能力で異世界楽しむわ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 牙羅守

    あんな性格に
    あんな正確にでは?

    0
コメントを書く