俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第120話 一難去ってまた一難かもしれない

「うぅぅ、うん?ここはどこだ?」

 エルフは見慣れない場所で目覚めて困惑しているようだ。

「よく寝てたね。まだ飯用意してないからゆっくりしていいよ。」

 エルンは目覚めたエルフに対して話しかけた。エルフは最初は警戒していたが、あきらめたのかソリに倒れこんでぼ~ッとしていた。

「ソウヤ、あのエルフどうするの?」

 ヴィルナはソウヤに小声で話しかけてきた。

「どうしようか、俺も考えてたんだけどさぁ。やっぱ本人の意見も尊重しないといけないからな。」

「は~い、ご飯できたよ~」

 ちょうどエルンが料理を運んできてくれた。今回はもとの世界で言うところのキャンプ飯といわれるものだ。ご飯に似たものに、汁物、お肉。大人はお酒。

「エルフの方もどうぞ座ってください。」

 ソウヤたちとエルフは焚火を囲むようにして座りご飯を食べ始めた。

「おい、貴様たちの目的は何なんだ。私をここまで連れてきたんだ?」

 これを聞いてるだけだったら反抗的な態度をとっているように考えるかもしれないが。実際は違う。左手に亜茶碗もっておいしそうに食事をしながらをこんなこと聞いてくるんだから威厳もくそも何もないから少し面白かったが質問に答えることにした。

「連れてきた理由は、一つは倒れてる状態で放置するのは心が痛んだから。で、もう一つは、お前の名前を聞いてないから。で、最後これが重要なんだけど」

「なんだ?」

 エルフは深刻そうに話すソウヤの顔を覗き込むようにして顔を近づけた。

「戦いの衝撃でお前の家を壊しちゃったらしいんだよね。」

「はぁ!?」

 エルフはソウヤの発言を聞きおどろきのあまり勢いよく立ち上がった。

「え、え、え、あのくそドラゴンにも家壊されたしあの家作るのにどれだけかかったと思ってんの?家具だって全部自作だったんだよ!あぁ、また作り直さないといけないのか?もうぅいや~。いっそのこと引っ越そうかな。あそこ修行にはもってこいなんだけど寒くて嫌なんだよね。」

 エルフはぶつぶつと嘆いていた。どうやら、あの少し見えていた小屋はどうやらエルフのお手製のものらしい。なんか悪いことをした気がする。

「もしよかったらなんだけど、俺たちと旅をしないか?」

「え?」

 ソウヤがエルフに仲間にならないかと誘った。

「ソウヤ、また仲間を増やすの私は構わない気どそういうのはみんなと相談しな柄決めるもんじゃないの?まーたソウヤのこと好きな人が増えちゃうよ。」

「な、私がこんなやつにほ、ほれるわけないだろ!」

 ヴィルナが言ったことに対してエルフは照れているのか全力で否定し始めた。

「そうじゃぞ、主人。そもそもこやつの名前すら聞いてないじゃないか。」

 リアンがもっともなことを言っている。

「そうだな、名前を聞いてなてなかったな。俺は、ソウヤ。クロイソウヤ。SSSランクの冒険者だ。」

 という感じでソウヤたちは自己紹介をしていった。

「オーケーオーケー、今まであったパーティの中で一番強いのはわかったよ。あ、私は、オリナリカ=リズベリカだ。まぁ、お前らと一緒にいれば強くなれそうな気がするから私もパーティに入れてもらえないか?」

「歓迎するよ。オリナリカ」

 ソウヤたちは笑顔でオリナリカを仲間に迎えた。本当に偏ったパーティだよ。近接が四人、遠距離二人、どこでも行けるのが一人、もう少し考えてパーティに加えたらいいのにな。
 こうしてまたソウヤのハーレム要因に一人加わった。


 夜を明かし、ソウヤたちは山を下山して王都に戻ると昨日よりも明らかに人の数いや、正確に言えば冒険者の数が多くなっている。
 待ちゆく冒険者が口々に同じことを言っていることに気づいた。

「例のあの魔獣バカみたいに強いらしいぞ。」

「なんでも周りの魔獣や冒険者を吸収して日に日にでかくなってるらしいぞ。」

「近々、騎士団も出すんじゃないかって噂にもなってるぞ。」

 ソウヤたちのまえを通りすぎる冒険者たちが話していた。

「なんか、にぎやかになってるな。」

「楽しそうですね。」

「主人は妾は早くギルドに行きたいんじゃ。」

 ソウヤ、ヴィルナ、リアンはなんだか興奮してきたようでギルドに早く行きたそうだった。ちなみにしゃべってないだけでみんな殺りたくてうずうずしている。

「じゃぁ、このみんなの言っている魔獣のクエストに受けに行くか。緊急クエストになってるだろうしな。」

 ソウヤたちはクエストを受けにギルドに向かった。

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ソウヤたちのいるスリニアより10㎞離れたところ。

「撤収だ!撤収!!!うわぁぁぁぁぁ!!!」

「くそ、にげ!ぐはぁぁぁ!!」

 冒険者が一人また一人と殺されていく。

「はぁはぁ、隠れたがどうやって逃げる、あんなバケモン見たことねぇぞ。くそぅ!」

 男は岩の陰に隠れてその謎の魔獣を見ていた。スライムののような体なんだが中に細かな骨が適当に組み合わさっているのが見える。顔のようなところには目ん玉が5つくらいの不規則についている。その5つの目がギョロッと男のほうを向いた。

「ひぃ!!」

 男は純粋な恐怖に体に染み渡り今すぐここから逃げなくてはと生存本能が体を動かした。男はその場からしにものぐるいで逃げようと走り始めたが足に鋭い痛みが走った。

「ぐぁ!」

 男は倒れてしまった。それが運の尽きだった、無数の魔獣の腕のようなものが男の頭、腕、足、腹を貫いた。しかし、まだ男の命は残っていた。

「た、たすけて・・・」

 誰に届くこともない言葉を最後に男は魔獣に一飲みにされてしまった。すると、魔獣の体がドクンと鼓動して体が大きくなり口と思われるところに鋭い牙がニョキっと生えてきた。

「ブルアァァァァァァ!!!!!!」

 その咆哮は周りの低級な魔獣と冒険者に恐怖を与えた。

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