俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第118話 今度はエルフ

「全くこんなところに人いや、人以外も来ているか。人一人に獣人族が一人、魔族が三人に正体不明な人の形をしたやつが一人。なんともアンバランスだな。しかも、魔族のうち二人は元魔獣じゃないか?」

 エルフはこっちに来ながらこっちの分析をしている。驚くべきところは、リアンとベルメスを魔獣だと分かっているところだ。

「どうやら魔獣違いではないようだな。そっちの小さいのは久しぶりになるな。」

「あら~、覚えてくれてたのか~おひさ~」

 その言葉を交わした瞬間、エルフとベルメスの距離が離れていたはずが1mに近づいていた。

「はっ!そんな姿で私に勝てるのか!?」

「いやいや~この姿のほうがいろいろと便利なんだよ~力も出しやすいし~」

 ベルメスの鎌とエルフのナックルがぶつかり合う。その衝撃で周りの雪が吹き飛ばされる。

「なぜ今頃になってここに来たんだ。またこの一帯を壊滅させるつもりか!?」

「ちがうよ~今は、仲間とともに旅してるだけだよ!!」

 ガンっと金属のぶつかり合うとともに鍔迫り合いが生じた。

「貴様に仲間だと!そんな分けあるか!?」

「いや、ほんとだぞ。」

「なっ!?」

 いつの間にかソウヤはエルフの近くにいた。

「貴様はこいつの仲間か!?どうしてこんなやつと旅ができるんだ!?八大魔獣の一匹なんだぞ!?いつ暴れだすかわからないんだぞ!」

「は?いや、俺のほうが強いし。暴れたら迅速に止めるまでだし。なぇ、こいつがいないとパーティが成り立たないしな。」

 ベルメスはなんだか照れているようで、うつむいていた。エルフはなんだか納得できないようでベルメスと距離を取りソウヤのほうを向いた。ソウヤもエルフのほうに向き直した。

「お前みたいなやつがこいつよりも強いなんて考えられないが、しかし、お前と戦えば、私も納得がいくだろう。いくぞ!」

 ソウヤのほうにエルフがやってくる。どうやらナックルに魔力を込めて強化しているようだ。

「まぁ、女性からのお誘いを断るわけにはいかないからな。受けて立とうか!」

 レビールを抜きエルフの攻撃を受け止めた。

「うっ!重い」

 ソウヤの足が少し後ろに滑った。レビールもキチキチと音を立てている。

「ほう!なかなかやるようだな。しかし、この程度まだまだこれから強くなるぞ!」

 右左右左と連続で殴りかかってくる。ソウヤもそれに合わせてソウヤも受け流していく。

「やっぱりこれは分が悪いな。よし、」

 ソウヤはエルフを吹き飛ばして距離をとった。エルフは雪しぶきを纏いながら飛んでいった。

「武装変換:ショベルカーアーマー」

 ソウヤの体には黄色の重装備を纏っていた。手にはでかいアームのようなものがついていた。なんだかこの世界には似つかわしくない装備だ。

「なんだその装備はなんだ!!お前は一体何者なんだ!?」

 エルフはソウヤのかっこを見てエルフは驚きを隠せなかったようだ。ソウヤはその問いに対して笑顔で返し殴りかかった。

「よいしょ!」

 ソウヤの拳はエルフに当たることなく地面に吸い込まれるように地面にぶつかった。

ゴォォォォオオン!!!!

「おいおい、人族なんかお前は!人と何かのハーフなんか!?それとも本当に人族じゃないのか?」

「いや、これでも人族なはずなんだよ。」

 こんな話を交えながら拳と拳をぶつけ合っている。衝撃波が連続的に起きて、積もっていた雪がなくなっていく。どこかに飛ばされたり熱で溶けたしていく。

「もしかして、本気を出してないな!」

 ソウヤがそういうとエルフは苦虫を噛みつぶしたような顔になっていた。

「気づかれたか。別に出してないわけではないんだがお前に使って間違って殺したら目覚めが悪いからな。」

「なるほどな、心配ないぞ俺が死ぬなんてことはないからな。」

 エルフはソウヤの言葉を聞いて魔力を高め始めた。

「その言葉、後悔するなよ!!」

 エルフはさっきとは比べ物にならないほどのスピードでソウヤの周りを走り回った。

「属性付与:炎・水」

 エルフの声がかすかに聞こえてくる。

「喰らえ、私の編み出した技を。」

 ソウヤは完全にエルフの姿を見失っていた。エルフの声を頼りに姿を探すが全く見つからない。

「スチーム・エクスプロージョン」

 ソウヤの前にエルフの姿が突然現れて目の前で自分の拳と拳をぶつけると、爆発が起きてなぜかその熱量と衝撃波がソウヤのほうに向かってきた。

「はぁ!?」

 ソウヤは、その衝撃波に後ろに飛ばされているときに物理が機能していないように思えて仕方がなかった。なんで、それがそうなるのとかどうしてそうなったと疑問がいっぱい出てきたが一言で疑問が晴れた。

「異世界だから、仕方がないか!」

 ソウヤはアームを地面にめり込ませ後ろへの力を消して、エルフのほうへと跳躍した。

「こっちも、全力で行くからな!!
              バースト!!!」

 ソウヤも拳一発一発に隕石が衝突したのと同等かそれ以上のエネルギーを込めて殴りかかった。

「貴様も本気を出してなかったようだな!」

「勝負はこれからだっていうことだぜ!!」

 二人ともどうしてこの戦いが始まったのかが忘れているようだ。

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コメント

  • ノベルバユーザー252836

    戦闘狂多いなこの作品

    0
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