俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第116話 移動中のお話

さむっ」

 ソウヤは手をこすり合わせ息を吹きかけている。外には雪が積もっている。
 そういえば、はぐれ兵士たちのところもそうだったかこのあたりは雪がよく降っているらしく気温も低く吐く息が白くなっている。

「そうだよね、このあたり寒いね。」

 ヴィルナもソウヤと同じらしく寒そうにソウヤにくっついてきている。

「なんじゃ?主人たちも飲むかの?」

「そうですよ~、いい感じに温まりますよ~」

 リアンとエルンや、ベルメス、ガルが顔を赤くして酒を進めてくる。

「いや、大丈夫だ。」

完全にアルコールが回っているらしいく話してる内容がやばくなっている、これがこういう文章だけでよかったと思う。アニメとかだったら放送コードに引っ掛かってピーって音しか聞こえなくなるのは間違えなしだわ。まぁ、酒のアルコール度数が高い、30くらいある。こうなるのも仕方がないか?

「ソウヤ、私この感じ前にも見たことある気がする。」

 ヴィルナちゃんは最近同じ感じの状況を思い出したようで、外をきょろきょろしはじめた。

「大丈夫だ、俺も気になってさっきサーチかけたけどこの辺りに人間の反応はなかったから。」

「よかった、あのメルマール商会みたいのにあんまり会いたくないからな~」

 ソウヤとヴィルナは、未成年だからお酒を飲めないためジュースで飲んでいた。この世界はどの国も宗教的な理由で未成年はお酒を飲んではいけないらしい。

「しかし、本当に雪だらけの国だね。噂には聞いてたけどさ。」

「なんか、でかい山がねえか?」

 ソウヤは遠くのほうに黒い雲に覆われた雪山を見つけた。なんか、この場所からでもわかるほど魔力の高いやつがいることに気づいた。

「おい、ベルメス。お前が言っていた、あいさつしないといけないやつってあの雪山にいるバカみたいに魔力高いやつか?お前ほどは強いように思わないけど。」

「うん~?」

 少し酒臭いベルメスがソウヤが言った山を目を凝らしてみてみた。

「あ~そうそう。あそこにね~面白いやつがいるんだよ。いつだったけな~?ちょ~強いエルフがいるんだよ。」

 ベルメスが少し興奮気味で話し始めた。ベルメスがここまでいうのだから相当強いのだろうな。

「あのエルフと戦ったのは最近だった気がするな~50年前くらいだったけな~」

 ベルメスはその時のことを思い出しているのかまたニヤニヤしていた。

「で、その戦いは結局どうなったんだ?」

 ガルが酒を飲みながらベルメスに質問してきた。

「え、私が勝ったよ~でも殺さずにまた強くなるだろうな~と思って生かしといた~というか、ちょ~強くなってるね~。」

 あ~、負けたのに生かされたのが屈辱すぎてずっと鍛錬してきたんだろうな。

「おれもあってみたい気がするな。」

「でも、ソウヤより弱いと思うよ~、私に勝ったんだから~」

 ワイワイと話し始めると時間というものは早く進むもんで、いつの間にかスリニアの王都についていた。今回は夜中についたからとりあえず馬車の中で夜を過ごすことにした。


「う、うん~」

 ソウヤは朝日に顔を照らされてまぶしくて目が覚めた。ほかのみんなも同じらしくてまぶしくて起きたらしい。とりあえずみんなが起きたから王都の中に入って朝ご飯を食べることにした。

「この国の人のかっこはやっぱり厚着なんだね。」

 住民はみんなもこもこした服や装備を着ていた。

「あ、あの店がいいんじゃないか?」

 リアンが指をさした。そこには看板に温かいものので体を温めようと書いてあった。これは店の名前なのであろう。ネーミングセンスのかけらもない。

「なんか好奇心がわく名前だな。そこにするか。」

 ソウヤたちはその店の中へと入った。中はまだ朝だから人が少なかったからすぐに席に座ることができた。

「どうも、なににしますか?」

 ソウヤたちはメニューを見てそれぞれ頼んだ。

「ヴィルナはまた辛そうなもんを選んだんですね。」

エルンがヴィルナの頼んだメニューの説明書きを読んでつぶやいた。ヴィルナは異常なほど辛い物好きだ。
十分も経たないうちにそれぞれの料理が来た。基本的に汁物の料理でラーメンに似た何かを感じる。しかし、ヴィルナのやつだけなんか真っ赤なスープで満たされている。

「ヴィルナ、なんか本当に鼻が痛くなるほど辛い匂いなんだけど大丈夫なんか?」

 ガルが本当に心配しているのか鼻をつまみながらヴィルナのほうを見ているがヴィルナは何みたいな感じでガルのほうを見ていた。

「え、辛いけどこの後引く感じがたまらなくおいしいよ。でも、朝食べるもんじゃないと思うけどね。」

 ヴィルナは全く辛そうにしないで完食してしまった。

「よし、とりあえず飯も食ったし王都をまわるか。イベントがあったら日付と時間をメモするようにな。」

 ソウヤがそういうとベルメスが手を挙げた。

「なんだ、ベルメス?」

「いや~、あの山の頂上にいる~あの強かったエルフに会いに行きたいな~て思いましてね~」

「あ、そうだな最初はそこに行くか。」

 最初の行動が決まった。あの魔力の持ち主に会うのは楽しみだな。

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