俺チート能力で異世界楽しむわ

みこじゃ@小説家になろう(誤字脱字常習犯)

第109話 アスト登場!

「うぅ、うっ、うぅん?」

 目を開けると身を覚えのない天井、しかし隣にはソウヤやリアンが寝ている。いろいろな疑問が浮かび上がってくる。ヴィルナは、今どこにいるのかを理解していない。

「うん…起きたかヴィルナちゃん。おはよう。ほらヴィルナちゃん起きたぞ。起きろお前ら。」

 ソウヤはヴィルナがおきたのを見ると嬉しそうに微笑み、みんなを起こした。

「おぉ、ヴィルナ起きたか。」

「おはようございます、ヴィルナ。体は大丈夫ですか?」

「おはよ~ヴィルナ。」

「ようやく起きたか。心配したぞ。」

 ソウヤに起こされたみんなもヴィルナが起きたことに喜んでいた。

「え、ここどこ?というかワキュレンはどうしたの?」

「なるほどな。」

 ソウヤは、何かがわかったようだ。

「ヴィルナちゃん、最後に覚えてるのはどの場面?」

「確か、ワキュレンに踏まれててそこからあまり覚えてない。」

 ヴィルナは、頭を抱え込み思い出そうと頑張っていた。

「何か考えたりしなかった?たとえば、何かを羨んだりしてた?」

ソウヤの言葉を聞いてヴィルナは何かを思い出したようだ。

「あぁ、ソウヤたちの力を羨ましいなって思った!そしたら体が急に軽くなった。そこからは、ぼんやりとしか。」

 ソウヤは、ヴィルナの話を聞いて考えこんだ。

「でも、すごかったんですよ!」

 エルンが興奮気味にヴィルナに話し始めた。そこにリアンも乗かって来た。

「あれはすごかったの。なんといってもあの圧倒力じゃな。」

 リアンも興奮しながら、話した。

「あの力は何だ。どの文献でも見たことがないぞ。」

 ガルも悩みこむようなポーズをとり、記憶を探っているようだ。

「まぁ~とりあえず、ソウヤが何か知ってるんじゃない?あの力~」

 みんなの視線がソウヤに集中する。ソウヤは考え事もといアストと会話していたため築いていなかった。

「とりあえず、ヴィルナ。ご飯でも食べに行こう。夜ご飯食べてないじゃろう。」

 リアンがそういうとみんなでテントの外に出て食堂みたいなところをやっているテントに向かった。ちなみにがるがソウヤを引っ張ってきた。


 飯も食べ終え、ソウヤたちとバーメンたちは別れの時を迎えていた。

「もうお別れなんですね。早いですね、改めてお礼を言います。本当にこの度はありがとうございます。」

「いやいや、我々も今回の戦いで得たものもあるので別に区ではありませんでしたよ。こちらこそありがとうございます。」

 ソウヤとバーメンは、固い握手を交わしそれぞれ行くべき場所に向かった。ソウヤたちは次なる国へと馬車で寄り道をしながら向かった。

「そういえば、ソウヤ。みんなの言っている私の謎の力は何だったの一体?」

 ヴィルナは思い出したようにソウヤに聞いてきた。これに関してはみんなも同じことを聞きたいようだ。

「そういえばじゃが主人、魔王軍と戦うたびにおかしな魔力を纏った装備を着てたな。あれと関係があるのか?」

 リアンも記憶の中にあったソウヤの姿を思い出していた。

「あぁ、リアンの言う通りだ。あの姿と今回の力は厳密に言うと違うが、同じ種類の装備だ。う~ん、どう説明すればいいかな?」

 ソウヤはどう説明すれいいか、そもそもどこから説明すればいいのかソウヤにはわからない。

(マスターここは私が説明します。)

(え、どうやって?)

 ソウヤの前のほうに今まで見たことのないような魔法陣が出現し、光の粒子がその魔法陣に集まり人間の形を形成していく。ヴィルナたちは、驚きすぎて声が出てきてなくパクパクと口を開け閉めしている。

「皆さま初めまして。マスターの補助をしております、アストと申します。今回はヴィルナさんとマスターの力の説明をするために顕現しました。」

 アストはスカートの裾を摘みお辞儀をした。

「あなたは何者なの??」

「私は学問の神の加護より生み出されマスターの意識の中でともに旅をしていました。ですので、みなさまの強いところと弱点は理解しているつもりです。」

それを聞いてヴィルナたちはさらに悩ませた。全く理解をしていないようだ。おそらくそういう系の学問を究めた人でも完璧に理解することはできないだろう。

「理解できてないようですね。まぁ、極端に言ったらマスターのアシスタントです。」

 アストのその言葉を聞いて何とか理解できた。

「と、とりあえず、あの力について説明をお願いします。」

 ようやく、本来聞きたいことを聞けそうだ。

「では、あの力の名前は“大罪武装”といいます。これの発動条件は二つあります。一つは、大罪装備のスキルの“種”を持っていること。これは生まれながら持っているセンスだと思ってください。もう一つは、その種に適した“感情“が一定以上を超えることです。これは、ヴィルナさんで例えると“嫉妬”の感情が一定以上超えたため発動されました。また、この大罪武装は所持者が死ぬまで絶対に消えることまでありません。」

「なるほど~、でも~そのあとはその大罪装備は使えないの~?」

 説明を聞いていたベルメスはアストに質問をした。これは質問を聞いていたみんなが思ったことだろう。

「その質問の答えはイエスです。一回発動してしまえばそのあと何回でも発動させることができます。しかし、ヴィルナさんの魔力ですと、発動から持って5分間だと思われます。」

「なんだ~」

 なんだかヴィルナは残念そうにつぶやいた。

「どうした、ヴィルナちゃんなんだか不満そうだな。」

「だってさ~リアンとかみたいに強大な力もってソウヤの役に立てると思ったら、5分ってねぇ~」」

 同夜らヴィルナは、制限時間付きなのが不満らしい。

「まぁ、魔力だけなら頑張って鍛えよう。俺も付き合うからさ。」

 ソウヤはヴィルナの頭を撫でてやった。

「うん。」

ヴィルナは撫でられえたのがうれしかったのか嬉しそうに微笑み先程の不満はどこかに行ったみたいだ。

「はいはい、いちゃつかないでください。羨ましい…いやまぁ、そういえばソウヤも二つその大罪武装が出たんじゃないの?」

 エルンがアストに質問した。まぁ、これは何話か前に軽―く触れた程だね。

「はい、“憤怒”と“怠惰”がマスターに出ていました。しかし今はありません。」

「おい、それはさっき言ったことと矛盾してねぇか?」

 アストの答えに対して、ガルが突っ込みを入れた。確かに消えるはずないと言ってソウヤからは消えてしまったと言われれば突っ込みを入れてしまう。当の本人も突っ込みを入れていた。

「結果には、ほとんどの場合原因があります。昨日その原因を突き止めました。原因は、マスターがあの四人組との戦いの最後にこの世界において最大にして最恐の装備、エンドシリーズの一つエンドカノンを創造したためだと分かりました。」

 ソウヤを含めたみんなの頭の上に?マークが浮かんだ。

「何じゃそれは、あれはそういう名前というのか?」

 リアンがソウヤに聞いてくるが、ソウヤもなんだかわかっていないようで。

「悪い、創造ってなんとなくでやってるから、何がなんだかわかってないんだよな。」

 皆だめだこりゃという感じでため息をついた。

「そうですね。希望があるならそこも話しますが、とりあえずは、このエンドシリーズは大罪武装と同じようなものなんですが、比べてみると雲泥の差がありますが、互換性があるせいか大罪武装が消されてしまって違う元ある場所に種が戻ったのでしょう。」

 ほうほうとうなずきながら、みんな話を聞いていた

「そろそろ時間的にお昼ですね。お昼にしましょう私が作ります。食べ終わったら話の続きを」

「おぉ」

 馬車を止め、お昼にすることにした

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